新入社員の「新人扱い」は、いつまで?【最長1年です】

仕事の話。

新入社員です。

初歩的なミスを繰り返してしまいます。

今は「新人だから」と許してもらっていますが、いつまで新人扱いしてもらえるのでしょうか?

新人扱いは、1年まで。

それまでに、一通りの仕事はできるようになりましょう。

 

本記事を読むことで、「新入社員1年目の心構え」が理解でき、

明日からの仕事への取り組み方が変わるでしょう。

 

<本記事の内容>

  • 新入社員の「新人扱い」は、1年まで
  • 新入社員を「新人扱い」する、先輩や上司の心理
  • 「新人扱い」を卒業したい新入社員がやるべきこと

を解説します。

 

この記事を書いている僕は、

  • 現在37歳
  • サラリーマン経験 15年以上
  • マネジメント経験 10年以上
  • 上司ガチャでハズレを引き続け、うつ病診断で転職。

100人以上の新入社員を指導してきました。

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新入社員の「新人扱い」は、1年まで

繰り返しですが、新入社員の「新人扱い」は1年までです。

人によっては

  • 「3ヶ月まで」
  • 「半年まで」
  • 「次の新入社員が入るまで」

などの答えもありますが、一般的には「1年」が大多数かと。

最長で1年ですね。

1年目までは「新人扱い」の理由

1年間は新人扱いされる理由は、以下の通り。

  • まだ仕事に慣れていない
  • 誰かのフォローが必要
  • 一番経験が浅いのでミスはしょうがない
  • 先輩や上司が、細かく指示を出す必要がある

といったところ。

 

逆に言うと、

「1年で、一通りの仕事は覚えてね」

ということです。

「新人扱いがツラい」のも1年まで

たまに

いつまでも新人扱いされてツラい。。。

毎日怒られる。。。

という人もいます。

 

安心してください。

1年経てばほぼ確実に、その悩みは解消されます。

2年目以降は、新人扱いされなくなるので「仕事の責任」というツラさがやってきます。

「1年目だから」と許されているうちに、早く仕事を覚えておきましょう。

参考記事:新入社員が「怒られ続ける毎日」から抜け出す方法【経験者の僕が語ってみる】

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新入社員を「新人扱い」する、先輩や上司の心理3選

先輩や上司は、新入社員に対して以下のように思っています。

  • 心理①:初歩的なミスが許されるのは1年まで
  • 心理②:もうすぐ後輩ができるけど、大丈夫?
  • 心理③:早く新人気分を卒業してほしい

心理①:初歩的なミスが許されるのは1年まで

前の章で解説した通りですが、「新人扱いは1年まで」です。

 

多くの上司や先輩が

「1年は大目にみよう」

「許してやろう」

と思っています。

2年目に入ると、一気に甘えられなくなります。

「自分で考えて、行動してね」という世界です。

  • 1年目まで:先輩や上司がフォローしてくれる
  • 2年目以降:自分で考えて行動する

上記の通りですね。

心理②:もうすぐ後輩ができるけど、大丈夫?

入社して半年以上経つと、多くの上司は

「あなたにも、もうすぐ後輩ができるけど大丈夫?」

と思っています。

 

先輩になるということは、

教わる立場 → 教える立場

に変わるということです。

後輩に教えられない先輩は、カッコ悪いですよね。

心理③:早く新人気分を卒業してほしい

上司や先輩は、

「早く新人気分を卒業してほしい」

と思っています。

 

新入社員に対して、

  • いつまでも面倒を見てあげたい
  • ミスもかわいいもんだな

などと、甘いことを思ってません。

上司は、親じゃありません。

先輩や上司も忙しいのです。

「さっさと1人立ちしてほしい」というのが本音です。

「新人扱い」を卒業したい新入社員がやるべき4つのこと

1年と言わず、早めに「新人扱い」を卒業しましょう。

やることは以下の4つ。

  • やるべきこと①:早く仕事を覚える
  • やるべきこと②:指示待ちにならない
  • やるべきこと③:自分で考える
  • やるべきこと④:自分のミスは、自分でフォローする

やるべきこと①:早く仕事を覚える

言うまでもなくですが、早く仕事を覚えましょう。

一通りの仕事が1人でできるようになれば、新人卒業です。

【仕事が覚えられない】仕事を「早く」「確実に」覚える方法と5つのコツ【科学的に解説】

やるべきこと②:指示待ちにならない

上司や先輩からの、指示を待たないようにしましょう。

これやっといて

次はこれをやって

といちいち言われないと動けない人は、使えません。

やるべきこと③:自分で考える

「指示まち」にならないために、自分で考えられるようになりましょう。

  • 次は、何をやればいいか?
  • より早く仕事を終わらせるためにどうするか?
  • 自分にできることはないか?

ひたすら頭を使い、行動しましょう。

やるべきこと④:自分のミスは、自分でフォローする

自分のミスは、自分で挽回しましょう。

上司や先輩に助けてもらえるのは、新人のうちだけ。

「なんとかする力」をつけるのも、大切なことです。

合わせて読みたい→新入社員の能力不足は、普通です。【自己嫌悪の必要なし】

新入社員の「新人扱い」は、早めに卒業すべき話

僕が新入社員の時は「はやく新人扱いを卒業したい」と強く思っていました。

誰よりも早く出世したかったからです。

 

上司や先輩になるべく頼らず、自分で問題解決しようとしました。

仕事がうまくいかず「本当にどうすればいいかわからない」と絶望的な気分になったこともあります。

結果的に、その経験が成長につながったと思っています。

何年目でも、「新人気分」の人はいる

同期の中には、3年経っても「新人気分」の人もいました。

 

自分がミスしても、

上司が助けてくれない

先輩が教えてくれない

と文句を言っているのです。

もちろん、評価されないし、出世もしていませんでした。

新人扱いに甘える新入社員は「損している」

仕事への心構えや、仕事のスキルは、すぐ身につくものではありません。

時間をかけて育てていくものです。

だから新入社員には「1年」という猶予期間が与えられているのです。

 

「最初の1年は、ミスに甘える期間」ではありません。

「最初の1年は、たくさんミスして、助けてもらいながら実力を磨く期間」です。

 

ここを正しく捉えないと、「永遠の1年生」になってしまいます。

1年目の仕事ぶりは、その後の人生を変えます。

 

おじさんおばさんになっても、「1年生のまま」の人もいます。

そういう人は、出世もしないし尊敬もされません。

もちろん稼げません。

飲み会でグチを言いながら、人生終わります。

 

新人扱いに甘えず、早く仕事を覚えましょう。

1年目の仕事の取り組み方が、あなたの人生を変えます。

今回は以上です。

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