とにかく、いろいろなことがあった。
平凡な学生生活かと思ったら、イジメに合い、両親は離婚しかけ、大学時代はまるで戦後の軍隊のような生活。
地元にはいられない、東京に行きたい。
そう思って上京した。
就職すればマシになると思ったら、パワハラ、モラハラ、ブラック上司。
現在では許されないであろう、多数の理不尽を浴びた。
数年前、部下を「ハゲ」とののしって問題になった女性議員がいた。
初めてテレビで見た時、思った。
「上司とそっくりだ」
僕も同じように、女上司に罵倒されていたから。
1社目は、耐えきれなくなって27歳で転職した。
今だから言えるが、病院でもらった「うつ病診断」はウソだ。
ツラかったし、ツラそうな顔をしていたが、もっと大きい感情は「諦め」だった。
この会社にいても無駄だなと。
ウソはよくないかもしれないが、逃げ道を作った自分を褒めたい。
本当に、いろいろなことがあった。
今は40歳になった。
家族もできた、娘もできた。
月に100万円ぐらい稼げるようになった。
信じられない。
本当に信じられない。
20年前の自分が見たら、驚くだろう。
20年前は夜中に1人でベッドに寝そべり、こう思っていた。
「おれは一生、幸せになれない」
こうも思っていた。
「結婚もできない、1人で死んでいくのだろう」
結婚が全てではない、結婚しない人生もアリだ。
今ならそう思える。
でも当時の僕は「誰からも相手にされない未来の自分」を想像し、怯えていた。
だからこそ、文章を書こうと思う。
今、ぼくはプロのSEOライターとして活動している。
SEO=Google検索で上位表示されるための技術だ。
くだらない。。。
いや、くだらないは言いすぎた。
素晴らしいシステムだ。
僕もそれでお金をもらっている。
だが、SEOを意識しすぎると、魂を込めた文章が書けない。
だからせめて、自分のブログではSEOを捨てよう。
今、過去の自分と同じ悩みを抱えている人に向けて、全力で文章を書こう。
今日、作家になることを決めた。
ペルソナは、過去の自分だ。
20年前、人生のどん底だった。
10年前、まだ人生のどん底から抜け出せずにいた。
でも、今は途中まで這い上がることができた。
もし今、同じように苦しんでいる人がいたら、僕の文章を読んでほしい。
きっと、ヒントが見つかると思う。
2025年3月9日 あしな