【飲食店のスタッフが本音で語る】飲食店へのおすすめ差し入れ10選

飲食店の話。

いつも世話になっている飲食店に差し入れしたいけど、何が喜ばれる??

飲食店への差し入れは迷惑にならない?

こんな悩みを解決します。

この記事を書いている僕は、

  • 飲食店(居酒屋)で働いて10年以上。
  • お客様から何度も差し入れをいただいた経験があります。

 

<本記事の内容>

  • 飲食店へのおすすめ差し入れ10選
  • 実は飲食店への差し入れに向かないもの6選
  • 飲食店への差し入れは、相手の状況を考えた上で判断しよう

以下で解説していきます。

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飲食店へのおすすめ差し入れ10選

僕がもらって嬉しかったものを10選をご紹介します。

個人的な好みも反映されているので、あくまで参考程度にしてください。

 

ちなみに僕のお店のスタッフは、ほとんどが20代の若い子が中心です。

10選の順番は、上から僕がもらって嬉しかった順です。

  • 第1位:普段食べられないちょっと高級なお菓子
  • 第2位:缶ビール、缶チューハイ
  • 第3位:ドーナツ、シュークリーム
  • 第4位:小分けで食べられるチョコレート菓子
  • 第5位:エナジードリンク・栄養ドリンク
  • 第6位:ハーゲンダッツ
  • 第7位:お酒
  • 第8位:ソフトドリンク
  • 第9位:クッキー
  • 第10位:お寿司

第1位:普段食べないちょっと高級なお菓子

飲食店へのおすすめ差し入れの第1位は、「普段食べないちょっと高級なお菓子」です。

デパ地下で売ってるチョコレート、クッキー、プリンやケーキといったデザートも嬉しいです。

 

ポイントは、「ちょっと高級な」というところです。

なかなか日常では食べないようなお菓子をいただくと、つい嬉しくなってしまいます。

お店の方に感謝の気持ちを伝えたい場合などは、ちょっと奮発して良いものを持っていくと喜ばれるでしょう。

リンツのチョコレートとかは、定番ですがシンプルに嬉しいですね。
こだわりたい場合は、100均の袋などでプレゼント風にするとなおGood!

第2位:缶ビール、缶チューハイ

飲食店へのおすすめ差し入れの第2位は、「缶ビール、缶チューハイ」です。

この差し入れは、アルバイトが高校生中心のお店や、お酒を取り扱っていないお店には向かないかもしれません。

しかし僕が働くお店では、缶ビール・缶チューハイの差し入れは大人気です。

理由は、「保存がきく」「1人1本とわかりやすい」「持って帰ってることができる」からです。

お店で扱いやすい差し入れは、嬉しいものです。

 

第3位:ドーナツ、シュークリーム

飲食店へのおすすめ差し入れの第3位は、「ドーナツ、シュークリーム」です。

甘いものの差し入れは、特に女の子に喜ばれます。

 

ドーナツやシュークリームは、1人1つずつ選んで食べることができ、シンプルに美味しいです。

当店でもミスタードーナツやビアードパパのシュークリームは大人気です。

第4位:小分けで食べられるチョコレート菓子

飲食店へのおすすめ差し入れの第4位は、「小分けで食べられるチョコレート菓子」です。

保存が聞き、好きな分だけ食べやすいチョコレート菓子も人気です。

 

チョコパイ、キットカット、アルフォート、カントリーマアムなどが定番でしょうか。

スーパーやコンビニで気軽に買えるので、急な差し入れにも使いやすいですね。

第5位:エナジードリンク・栄養ドリンク

飲食店へのおすすめ差し入れの第5位は、「エナジードリンク」です。

僕は健康のためにあまり飲まないのですが、若い子はエナジードリンク喜びます。

働く前や、働いている途中に「気合を入れる」という感じで飲んでいます。

 

レッドブル、モンスターあたりが定番です。

栄養ドリンクでもいいかもですが、人を選びそうですね。

こちらもコンビニで売っているので、差し入れしやすいのではないでしょうか。

 

第6位:ハーゲンダッツ

飲食店へのおすすめ差し入れの第6位は、「ハーゲンダッツ」です。

冷凍保存がきく、高級感がある、美味しい、という理由でハーゲンダッツも人気です。

 

少々値が張りますが、気合を入れた差し入れをしたい時にはオススメです。

第7位:日本酒などのお酒。

飲食店へのおすすめ差し入れの第7位は、「日本酒などのお酒」です。

長持ちする、飲み会で使える、という理由です。

 

特にお酒を提供している飲食店にはおすすめです。

イタリアンのお店にはワインがいいかもしれません。

「紀土」、個人的に一番好きな日本酒です。

第8位:ソフトドリンク

飲食店へのおすすめ差し入れの第8位は、「ソフトドリンク」です。

好き嫌いが少なく、好きなタイミングで飲めるためです。

大きいボトルより、500ml程度のボトルの方が持ち帰りもできて便利です。

 

お茶、コーラ、オレンジジュース、カルピスなどが定番ですね。

甘すぎるもの、新商品などは好き嫌いが分かれるので避けた方が無難です。

第9位:クッキー

飲食店へのおすすめ差し入れの第9位は、「クッキー」です。

休憩時間などにサッとつまめるので、ありがたいです。

小分け包装のものだと、持ち帰ったりできるのでより重宝されます。

 

ただしクッキーは少し好き嫌いが分かれます。

口の中がパサパサしてしまうので、ゆっくり食べられなくてイヤだという人もいます。

カフェなどのゆったりしたお店へのオススメにはいいかもしれません。

第10位:お寿司

飲食店へのおすすめ差し入れの第10位は、「お寿司」です。

たまにいただくことがあるのですが、まかないの代わりに食べたりしてとても嬉しいです。

家に持ち帰っても、家族に喜ばれます。

お寿司以外にも、サッと食べられるおにぎりやサンドイッチなんかもいいかもしれません。

 

注意点としては、「ごはんもの」を差し入れする場合には事前に連絡を入れた方がいいです。

すでにまかないを用意していたりする場合や、置く場所がない場合もあるので注意が必要です。

飲食店への差し入れを選ぶ時の3つのポイント

差し入れを選ぶ時に気をつけるべきポイントはある??

以下のポイントに気をつけると、良い差し入れができます。

  • 自分がもらっても嬉しいものか
  • 長期保存できるか
  • 小分けできて、持ち帰りも可能か

飲食店で働く人は忙しいので、普段自分たちではなかなか食べないような差し入れが重宝されます。

また、「保存がきく」「持ち帰りできる」といった取り扱いやすさもポイントです。

番外編:お店の新規オープン時にオススメの差し入れ。

お店が新しく開店する時の定番の差し入れはお花です。

ただ、それだと面白みに欠けるし、僕はそこまで嬉しくありません。(個人差はあると思います)

僕がお勧めするのは以下のものです。

  • お祝いのお酒
  • 現金
  • エナジードリンク・栄養ドリンク
  • サッとつまめるお菓子・デザート

お酒や現金は、使い勝手が良いのでシンプルに嬉しいです。

 

また開店時の飲食店は準備でバタバタしていることが多いので、エナジードリンクやサッとつまめてお腹を満たせるものも嬉しいです。

相手の状況を見て、差し入れしてみてください。

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実は飲食店への差し入れに向かないもの6選

飲食店に差し入れしない方がいいものもあるの?

はい、あります。

たまに差し入れにいただくけど、正直困ってしまうもの(ごめんなさい)をご紹介します。

以下の6つです。

  • お花
  • お皿、グラスなど
  • ホールケーキ
  • アイス
  • すぐに食べたり飲んだりしなくてはいけないもの
  • スナック菓子、おせんべい

お花

飲食店の差し入れに向かないもの1つ目は「お花」です。

新規オープン時以外はオススメできません。

 

理由は、「飾る場所に困る」「捨てるに捨てられない」からです。

お皿、グラス

飲食店の差し入れに向かないもの2つ目は「お皿、グラス」です。

 

理由は、「お店の雰囲気を壊すものは使えない」からです。

どんなお店にもそのお店のコンセプトがあります。

コンセプトに合わない食器は、もらっても使えないのです。

使えないものを差し入れるのは、逆に迷惑になります。

ホールケーキ

飲食店の差し入れに向かないもの3つ目は「ホールケーキ」です。

 

理由は、「賞味期限が早い」「分けるのがめんどくさい」からです。

カットする手間が正直めんどうなんです。

1人1個食べられる小さいケーキの方が良いです。

アイス

飲食店の差し入れに向かないもの4つ目は「アイス」です。

 

ハーゲンダッツ以外のアイスは、冷凍庫から永遠になくなりません(笑)

アイスを差し入れるなら、スタッフが「食べたい」と思うアイスにしましょう。

すぐに食べたり飲んだりしなくてはいけないもの

飲食店の差し入れに向かないもの5つ目は「すぐに食べたり飲んだりしなければならないもの」です。

 

理由は、「忙しくてすぐに食べる(飲む)ヒマがないから」です。

例えば、「スタバのコーヒー」や、「マクドナルドのハンバーガー」などです。

すぐ食べないと冷めてしまう、というものはオススメできません。

スナック菓子、おせんべい

飲食店の差し入れに向かないもの6つ目は「スナック菓子、おせんべい」です。

特に若い人が多い職場には向きません。

単純に人気がないからです。

 

逆に年配の方が多い場所なら、おせんべいやおまんじゅうは良いかもしれません。

働いている人の年齢層を考えて差し入れしましょう。

飲食店への差し入れは、相手の状況を考えた上で判断しよう

差し入れをいただく側からすると、「差し入れを持ってきてくれる気持ちだけでも嬉しい」です。

普通のお客様は、そこまでしませんから。

さらにお店の状況を考えて差し入れていただけると、嬉しさが倍増します。

 

飲食店だから「食べるもの」「飲むもの」は必要ないかと聞かれると、全くそんなことはありません。

むしろ嬉しいです。

相手の状況を考えるための3つのポイント

差し入れをする前に、相手の飲食店のことを以下の3つのポイントで考えてみてください。

  • お店の年齢層を考える → 若者が多いなら、若者が好きそうなものを選ぶ
  • 当日お店で働いている人数を考える → その日に働いている人数分だけ足りれば良い
  • 相手に「申し訳ない」と思わせるほど高いものを差し入れない → お店との関係性の距離感に合ったものを選ぶ

このあたりを押さえておけば、あとは上のランキングから選んで問題ないはずです。

 

「甘いものがダメ」という人もいますが、あまり気にしすぎなくていいです。

他の誰かが食べます。

忙しくない時間を狙って、最初にサッと渡す

渡すタイミングは、「忙しくない時間帯に行って、最初に渡すのがベスト」です。

忙しい時間に渡されると、お店側はゆっくりお礼を伝えることができません。

【問合せ時の注意点も解説】飲食店の忙しい時間帯っていつ?【12〜14時と、19〜21時です】

 

また、「差し入れをしてそのまま食事をしていく」というパターンも多いと思いますが、帰りがけに渡されるよりも最初に渡された方が嬉しいです。

最初に渡されればスタッフからお礼を伝えるタイミングもできるし、何かサービスをお返しすることもできます。

お店側としては「もらいっぱなし」は気持ち悪いのです。

相手の状況を考え、良いタイミングで差し入れしてみてください。

 

以上です。

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