NFTを始めたいんだけど、初期費用はどれくらい必要?
初期費用をなるべく安く抑える方法はある?
こんな疑問にお答えします。
<本記事の内容>
- NFTを買うときの初期費用
- NFTを売るときの初期費用
- NFTの初期費用を安く抑える方法
を解説します。
結論ですが、NFTを始めるときの最低限の初期費用は「3,000円ぐらい」です。
より詳しく書くと、
- NFTを買うときの初期費用:3,000円 +NFTの代金
- NFTを売るときの初期費用:基本はゼロ。だけど、3,000円ほどあると安心
このぐらいのイメージかと。
「3,000円ぐらい」と曖昧に書いているのは、”NFTの初期費用は、変動するもの”だからです。
2022年11月現在でのレートを使用。1イーサ(ETH)が20万円程度の想定です。
本記事で詳しく解説していきます。
NFTを買うときの初期費用【3,000円ぐらい】
NFTを購入するときの初期費用は、以下の通り。
- 暗号資産取引所からメタマスクへの送金手数料:1,500円
- NFT購入時のガス代:1,500円
これに「NFT本体の代金」がかかります。
購入したいNFTが1万円の場合は、「13,000円ぐらい用意すればOK」ですね。
参考記事:【スマホ版】OpenSeaでNFTを購入する方法【NFTの買い方】
暗号資産取引所からメタマスクへの送金手数料:1,500円
NFTの売買の流れは、以下の図の通り。
購入するためには、イーサ(ETH)を自分のメタマスクに送る必要があります。
「送金」には手数料がかかります。
ちなみに暗号資産取引所の送金手数料は、
2022年11月現在で1ETH=20万円前後で推移してますので、”0.005ETH”は日本円換算で1,000〜1,500円ぐらいと考えておけばOKかと。
送金手数料は毎回かかるので、「ある程度の金額をまとめて送金する」方がお得です。
NFT購入時のガス代:1,500円
ガス代は、NFTの購入の際にかかる「手数料」のようなものです。
こんな感じで表示されます。
ガス代は、その時々によって変動しますが2022年11月現在で「500〜1,500円ぐらい」に収まることが多いです。
その他必要になる可能性があるもの
NFT購入の際に、以下のような費用がかかる可能性があります。
こちらは1,000円前後のイメージです。
とはいえ、必ず発生するものではないので参考程度に覚えておけば良いかと。
詳しく知りたい方は、上のリンクからみてみてください。
NFTを売るときの初期費用【3,000円ぐらいあると安心】
NFTを販売する時の初期費用は、基本的には無料です。
過去には初回出品時にガス代が必要でしたが、現在は不要。
ただ、必要になる場合もあるので3,000円ぐらい用意しておくと安心です。
内訳は、以下の通り。
- 暗号資産取引所からメタマスクへの送金手数料:1,500円
- その他、ガス代が必要になる場合の費用:1,500円
参考記事:【OpenSea】NFTを販売(転売)する方法【スマホでもOK】
参考記事:【OpenSea初心者向け】NFTの作り方を徹底解説|自分のNFTを販売してみよう
暗号資産取引所からメタマスクへの送金手数料:1,500円
費用を用意する為には、NFTを購入する時と同様にメタマスクに送金する必要があります。
送金手数料は、約1,500円でしたね。
その他、ガス代が必要になる場合の費用:1,500円
ガス代が必要になる場合には、以下のような場面があります。
- オファーを承認する時
- 出品をキャンセルする時
- NFTを転送する時
オファーを承認する時
NFTを持っていると、誰かから「そのNFTを売ってほしい」とオファーを受ける場合があります。
オファーを承認して販売する時のガス代は、「販売する側の負担」となります。
出品をキャンセルする時
NFTの出品をキャンセルする場合には、ガス代が発生します。
「値下げ」の場合には、ガス代は不要です。
NFTを転送する時
持っているNFTを転送する時にも、ガス代がかかります。
- Giveawayなどの企画で、誰かにNFTを送る場合
- NFTを他のメタマスクに転送する場合
などですね。
参考記事:【NFTの送り方】OpenSeaで、NFTアートを転送する方法【トランスファー】
参考までに:NFTが売れると販売手数料(2.5%)が必要
NFTが売れた時には、販売手数料として”2.5%”をOpenSeaに支払う必要があります。
例えば1万円のNFTを販売したとします。そうすると、
10,000 – 250円(10,000円の2.5%) = 9,750円
が手元に残ることになります。
とはいえ、これは「自動で差し引かれる金額」なので、費用を用意しておく必要はありません。
「販売手数料が少し引かれるんだな」と覚えておけばOK。
事前にウォレットにガス代を入金しておくと安心
NFTを売る時の初期費用は、基本的に無料ですが上記の通り費用が発生する場合もあります。
いざというときに「資金が足りない」と焦らないよう、多少の費用は用意しておくことをオススメします。
NFTの初期費用を安く抑える方法
NFTの初期費用を安く抑える方法はない?
以下の方法がオススメです。
- ガス代を安くする
- ホワイトリストを獲得する
- オファーを利用する
- コレクションオファーを利用する
ガス代を安くする
ガス代は、時期によって変動します。
タイミングを狙えば安くできることもありますので、ぜひ狙ってみてください。
合わせて読みたい→【NFTの手数料】OpenSeaのガス代を安くする方法【タイミングを狙いましょう】
ホワイトリストを獲得する
初心者の方にオススメするのが「ホワイトリストを獲得して、初期費用を抑える方法」です。
ホワイトリストは「優先購入券」のようなもので、これから販売されるNFTを格安で手に入れることができます。
初心者の方向けのホワイトリストもあるので、ぜひ参加してみてください。
合わせて読みたい →NFTのホワイトリスト(WL)を獲得して爆益を出す方法【ホワイトリスト=優先購入券】
オファーを利用する
手に入れたいNFTに対して「自分で設定した金額でオファーを出す」という方法もあります。
100%買えるわけではないですが、うまくオファーすることができれば通常より安く手に入れることも可能です。
合わせて読みたい →【OpenSea】オファーしてNFTを購入する方法【通常よりも安く買えるかもです】
コレクションオファーを利用する
コレクションオファーは、「コレクション内のNFT全体に、自分で設定した金額でオファーを出す方法」です。
「オファー」の幅を広げたバージョンですね。
合わせて読みたい→【OpenSea】コレクションオファーでNFTをお得に購入する方法【こだわりが少ない人向け】
まとめ
NFTを始めるときの初期費用について解説しました。
- NFTを買うときの初期費用は、3,000円 + NFTの代金。
- NFTを売るときの初期費用は、ゼロ。ただ3,000円ぐらいあると安心。
という感じです。
個人的には、NFT本体の料金を含めると「初期費用として10万円ぐらい用意したいかなぁ」というのが本音のところです。
- NFTで最低限のことができる金額:3,000円
- 好きなNFTを購入する金額:1万円〜10万円(もしくはそれ以上)
というイメージです。
10万円ほどあれば、好きなNFTがいくつか買えると思います。
とはいえ、ここは本人の自由なので無理のない範囲で始めてみてください。
今回は以上です。
コメント