食事中ですが、隣の客がうるさいです。
どうすればいいでしょうか?
席を変えてもらうか、店を出ましょう。
不要なトラブルは避けるべき。
食事をしていて、近くに「うるさい客」がいるとテンション下がりますよね。。。
本記事を読むことで、飲食店での「うるさい客への対処法」がわかり、
快適に食事を楽しむことができるようになるでしょう。
飲食店スタッフの方向けに「うるさい客にどう対応すべきか」も解説しています。
この記事を書いている僕は、
- 現在37歳
- 飲食店で10年以上勤務
「うるさい客」の対応も、何度も経験しています。
人気記事:【飲食店勤務10年以上のプロが解説】本当に美味しい飲食店の探し方7選
飲食店で「うるさい客」への対応方法【自分もお客さん側の場合】
対応方法は、以下の通り。
- 席を変えてもらう
- 店を出る
- スタッフに注意してもらう
自分もお客さん側の場合の対応法①:席を変えてもらう
「うるさい客」から、なるべく遠い席に変えてもらいましょう。
店員さんに、
「すみません、席移動しても大丈夫ですか?」
と伝えればOKです。
理由が必要なら、「お隣が賑やかすぎるので」とコッソリ伝えましょう。
自分もお客さん側の場合の対応法②:店を出る
- 移動できる席がない
- 移動させてくれない
という場合は、お店を出ましょう。
「なんで自分が出ないといけないの。。。」
と思うかもですが、ぶっちゃけトラブルを避けた方が面倒は少ないです。
仕切り直して、違うお店を探しましょう。
自分もお客さん側の場合の対応法③:スタッフに注意してもらう
どうしても今のお店に居続けたいなら、店員さんに声をかけてもらいましょう。
注意点は、「自分たちが文句を言っている」と、相手のうるさい客に伝わらないようにすることです。
店員さんに、
「お隣の方がうるさいので、声をかけてもらえますか?
ただし、「私たちが言っている」とは言わないでください」
と伝えておきましょう。
余計なトラブルは避けるべき。
自分で注意するのはNG
自分で「うるさいですよ!」と注意するのはやめましょう。
たまに強気なお客さんだと自分で注意するんですが、割と高確率でトラブルになります。
お店にも迷惑をかけてしまうので、店員さんに任せた方が無難です。
それでもダメなら、諦めてお店を出ましょう。
飲食店で「うるさい客」への対応方法【飲食店スタッフ側の場合】
自分が飲食店の店員側の場合は、以下の流れになるかと。
- 軽く注意する
- 再度、注意する
- 退店を促す
- トラブルになるなら、警察を呼ぶ
飲食店スタッフ側の対応法①:軽く注意する
まず軽く注意しましょう。
「すみません、少々声のトーンを落としていただけますか?」
これぐらいの声かけで良いかと。
理由が必要なら「他のお客様のご迷惑になりますので」と添えてもいいですが、
上記の声かけだけで静かにしてくれる人も多いです。
注意するというより「お願いする」感じですね。
飲食店スタッフ側の対応法②:再度、注意する
それでも収まらないなら、
「すみません、他のお客様のご迷惑になりますのでお静かにお願いします」
と少し強く言いましょう。
「迷惑な客は帰らせる」ぐらいの覚悟も必要です。
飲食店スタッフ側の対応法③:退店を促す
2、3回注意しても治らないのなら、帰ってもらいましょう。
「他のお客様のご迷惑ですので、本日はお引き取りをお願いします」
と、毅然とした態度で接しましょう。
最低限のマナーを守れないお客さんは、客ではありません。
お帰りいただくのがベスト。
飲食店スタッフ側の対応法④:トラブルになるなら、警察を呼ぶ
うるさくしている客が文句を言ってきたり、トラブルになりそうなら警察を呼びましょう。
「最悪、警察を呼べばいい」と思っておけば、自分も安心できます。
放置はNG
基本的に放置はしない方がいいです。
理由は、「トラブルになって後々めんどくさい」から。
体感ですが、うるさい客の8割ぐらいの人が「自分でうるさいと気付いてないだけ」です。
- 酔っ払って盛り上がった
- 会話に夢中で周りが見えなくなった
- 子供が勝手に騒いでしまった
というパターンが圧倒的に多い。
こういう場合、軽く注意すれば「すみませんでした」と静かにしてくれます。
逆に放置してしまうと、
- 自分たちがうるさいことに気づけない
- 他のお客さんは不満を抱えっぱなし
- 「なんで注意しないんだよ!」と周りのお客さんに文句を言われる
- お店の評価が下がる
- 客同士のトラブルにもなりかねない
という感じで、デメリットが大きいです。
「明らかに声が大きいな」と感じるお客さんがいたら、早めに声をかけて対応すべき。
周りのお客さんへの配慮も忘れずに
「うるさい客」がいるということは、周りのお客さんが迷惑に感じている可能性も高いです。
- 周りのお客さんの表情や様子を観察する(迷惑そうにしてないか)
- 注意したら、周りのお客さんに「注意したこと」を伝える(安心する)
- 席の移動を提案する
- 帰り際に謝罪する
など、配慮しましょう。
きちんと対応すれば、お店の印象が悪くなることはありません。
まとめ
自分が「お客さん側」なら
- 席を変えてもらう
- 店を出る
- スタッフに注意してもらう
自分が「スタッフ側」なら
- 軽く注意する
- 再度、注意する
- 退店を促す
- トラブルになるなら、警察を呼ぶ
不要なトラブルは避けつつも、上手に対応しましょう。
今回は以上です。
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