飲食店がお金をかけずに売上を上げるたった1つの方法【接客です】

飲食店の話。

 

飲食店をやっているが、売上が上がらなくて困っている。

メニュー開発をしたり、SNS運用を頑張ったりしているが、思うように売上が伸びない。

簡単に、お金をかけずに売上を上げる方法を知りたい。

 

飲食店をやっていると「売上が上がらない」という悩みを誰もが経験します。

僕も飲食店を10年以上経験しているのでよくわかります。

 

本記事では、

「飲食店がお金をかけずに売上を上げる方法」を解説します。

 

この記事を書いている僕は、

  • 飲食店サラリーマンとして10年以上、飲食店で働いています。
  • 外食するのも好きで300店舗以上の飲食店を巡って勉強してきました。
  • 自店舗では単月で前年比150%以上、200万円以上の利益を残したこともあります。

 

<本記事の内容>

  • 飲食店がお金をかけずに売上を上げるたった1つの方法
  • 飲食店の売上を上げるための接客のコツ
  • 飲食店が、接客にこだわりきれない理由

以下で解説していきます。

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飲食店がお金をかけずに売上を上げるたった1つの方法

売上を上げるには、接客にこだわる。

本記事の結論ですが、飲食店が売上を上げるには、「接客にこだわる」のが一番です。

その理由を解説していきます。

 

接客は、「お金がかからず」「早めに効果が出る」

接客にこだわる以外にも、売上を上げる方法はたくさんあります。

ただし、お金がかかったり、効果が薄かったりします。

 

広告を打てばお客様は増えますが、その分経費がかかります。

メニューを改善しても、効果が出るまでに長い時間がかかったり、新しいメニューがお客様に刺さらない場合もあります。

 

一方で、接客は「お金をかけず」「早めに効果が出る」というメリットがあります。

今日明日で売上が変わるわけではありませんが、3ヶ月〜半年で結果が出る場合が多い。

しかも「接客を良くすること」のデメリットはありません。

無料でできて、売上に繋がるなら、やらない手はありません。

繁盛店は、接客がいい。

現役で飲食店で働き、300店舗以上の飲食店を食べ歩いてきた僕が感じていることがあります。

それは、「繁盛店は、総じて接客が良い」ということです。

 

「味さえ良ければ売れる」と言ってつぶれていった飲食店が、どれだけあることでしょう。

これは、料理に自信がある人ほど陥りがちなワナです。

短期的には売れるかもしれませんが、ほとんどの場合長続きしません。

 

もちろん、すでにブランドが確立していて、接客は良くないけど繁盛しているお店はあります。

「頑固オヤジのラーメン店」などがその例でしょう。

しかしそれは一部の特殊な例です。

長く繁盛し続けているお店は、たいてい接客にこだわっています。

 

普通の飲食店が、短期間で爆発的に売上をあげたいなら「接客にこだわる」が一番の近道です。

数値で考える、接客の効果。

売上を上げるには、「来客数」か「客単価」を上げるしかありません。

客単価をコントロールするのは難しいので、「来客数」を上げる方が現実的です。

 

「来客数」をさらに分解すると、「新規客」と「リピーター」に分けられます。

接客は、「リピーター」を増やすための手段です。

 

「新規客」を増やすために必要なのが、マーケティング(広告)です。

SNSを使って無料でやる手段もありますが、多くの場合お金がかかります。

(飲食店で代表的なものは、ホットペッパーや食べログなど)

 

一方、リピーターを増やすために必要なのが「満足度」です。

一度来店して満足したお客様は、また来店してくれる可能性が高い。

リピーターが増えれば、宣伝費をかけずともお客様は足を運んでくれます。

 

リピーターを増やし、結果的に売上を増やすために、接客にこだわるのです。

リピーターを増やすために、接客にこだわる

リピーターを増やすために今日からできることが「接客にこだわること」です。

 

売上が上がらないときに、多くの飲食店が間違った原因分析をします。

  • メニューが良くない、飽きられた
  • 目玉になる商品がない
  • 店舗が汚い
  • 流行りに乗っていない
  • お店の内装が古い
  • 周りに新しい飲食店ができた

たしかに100%間違っているとは言えないのですが、

ズレていることが多いです。

 

「店舗が汚いから」と言って、「掃除をすればお客様が増える」というのは

短絡的すぎます。

「メニューを変えよう」と張り切っても、

それでお客様が増えたというお店を僕は100件に1件ぐらいしか知りません。

 

一方で、接客をよくすればほとんどの場合で効果が現れます。

「素晴らしい接客をしてくれからまた来るね」

と、お客様から直接言われることも出てくるでしょう。

何を売るか、よりも誰が売るか。

営業の仕事などでも、「モノを売るには、信頼関係を築くことだ」と言われます。

何を売るかも大切ですが、心理的に「この人から買いたい」と思わせることができれば、

どんな商品も売れるのです。

 

飲食店も例外ではありません。

魅力的な人が働いているお店には、お客様が集まるものです。

 

自分に置き換えて考えてみてください。

どんなに料理が美味しいお店でも、ぶっきらぼうな接客をされたら「二度と行かない」となるはずです。

逆に気持ちの良い接客をしてくれたり、仲の良い人が働いているお店なら「積極的に使おう」となるでしょう。

それほど、接客が売上に与える影響は大きいのです。

 

小さな飲食店こそ、接客にこだわるべき

大手チェーンや、創業何100年という老舗なら別ですが、

個人でやっている飲食店や小さな規模の飲食店はこそ、接客にこだわるべきです。

なぜなら、接客でしか差別化できないからです。

 

今は、どんなに独特な料理を作っても、すぐにマネできてしまいます。

情報があふれているので、商品での差別化は難しいです。

また、価格(安さ)や資金力(立地、内装へのこだわりなど)では

大手に敵いません。

 

逆に、大手は接客にこだわることができません。

接客は、マニュアル化しづらい部分が多く、徹底するのも難しい。

オーナーや店主の目が届きやすい小さな飲食店でこそ、接客にこだわることができるのです。

 

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飲食店の売上を上げるための接客のコツ

どうすれば良い接客をすることができるのでしょうか?

良い接客をするには、お客様との人間関係を上手に作ることです。

 

コーヒーで圧倒的なブランドを作っているスターバックスコーヒーでさえ、

接客に力を入れています。

笑顔で対応したり、カップにメッセージを書いてくれるサービスを経験した人も多いはずです。

 

接客とは、お客様と良い人間関係を築くことです。

以下の記事が参考になるので、気になる方は読んでみてください。

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飲食店が、接客にこだわりきれない理由

「接客にこだわったほうがいい」というのはわかっているけど、実際にはできないお店がほとんどです。

その理由は、以下の3つです。

  • 効果を信じていない
  • やり方がわからない
  • 従業員を巻き込めない

効果を信じていない

理由の1つ目は、「効果を信じていない」です。

接客にこだわっても効果ないんじゃない?

と思っている人も一定数います。

 

お店の売上が伸びている状態でそれを言っているならいいですが、

そうじゃないのなら一度接客にこだわってみても良いでしょう。

実際、効果はあります。

やり方がわからない

理由の2つ目は、「やり方がわからない」です。

接客にこだわった方がいいのはわかっている、でもやり方がわからない。

そのような方は、上の参考記事を読んでみてください。

 

やり方がわかったら、あとは繰り返し実践して練習するのみです。

従業員を巻き込めない

理由の3つ目は、「従業員を巻き込めない」です。

実はこの理由が一番多いんじゃないかと思っています。

 

オーナーさんや店長さんが「接客にこだわりたい」と考えていても、

うまくスタッフを巻き込むことができない。

 

そのような場合は、オーナーさんや店長さんが率先して接客をやることです。

自分ができないことをスタッフにやらせるのは難しいものです。

接客に難しい技術は必要ありません。

やる気になれば今日からでもできます。

 

まずは自分から動き出してみましょう。

自分ができるようになれば、スタッフにも教えることができます。

やらないお店が多いからこそ、差別化できる。

「接客にこだわった方がいい」とわかっていても、実際にはできないお店がほとんどです。

実行するには、「今までとやり方を変える」という決断が必要だからです。

 

やらないお店が多いからこそ、接客にこだわれば他のお店との差別化ができます。

この記事を読んで共感していただいた方は、ぜひ行動してみてください。

今回は、以上です。

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