ロシア産のウォッカには、どんな種類がある?
ロシアのウォッカが輸入できなくなった場合、日本には大きな影響がある?
最近の「ロシアウクライナ問題」で、
「ロシアのウイスキーが輸入できなくなるかも」というニュースが流れていました。
今回はロシアの代表的なウォッカを紹介しつつ、
「ロシアのウォッカが輸入にできない場合に日本に与える影響」を考察します。
この記事を書いている僕は、
勤務11年以上の飲食店サラリーマン。
お酒大好きです。
ロシアの代表的なウォッカ6選
ロシア原産の代表的なウォッカは以下の通り。
- ストリチナヤ
- モスコフスカヤ
- ストロワヤ
- ベルーガ
- スタルカ
- クバンスカヤ
簡単に説明します。
ストリチナヤ
ロシア3大ウォッカのひとつ。
日本でも流通量が多いウォッカ。
比較的安価で手に入り、カクテルベースにはもちろん、ストレートやロックなど、飲み方を選ばないことから高い人気がある。
モスコフスカヤ
ロシア3大ウォッカの1つ。
三大ウォッカの中でも最も辛口であり、キレのある味が特徴の銘柄。
ストロワヤ
ロシア3大ウォッカのひとつ。
ストロワヤは、「食卓の」というロシア語で「豪華な食卓にふさわしい極上のウォッカ」という意味。
昔は50%だったアルコール分が40%に変わり、伝統製法に最新技術が加えられてますます高級なウォッカとして復活した。
ベルーガ
ロシアを代表するプレミアムウォッカ。
ベルーガは「チョウザメ」という意味で、ボトルにチョウザメがデザインされている。
高級感を感じられる味わいで、麦モルトとシベリアの湧き水で作られるウォッカは口当たりがよく、まろやか。
スタルカ
フレーバードウォッカという種類の、美しい琥珀色であることが特徴のウォッカ。
香り豊かでコク深い味わい。
ウォッカをベースに、リンゴやナシの葉の浸酒、ポートワイン、シロップ、そしてブランデーなどをブレンドして作られている。
クバンスカヤ
クバンスカヤの名は「クバン地方の地名」が由来。
クバン地方は南ロシアのクラスノダール地方クバン川流域にあり昔からクバンコサック兵が活躍した地域です。
当時のコサックレシピを踏襲して生産されたウォッカ。
フルーティで清涼感あふれる口当たり。
うーん、あまり知らないものが多いですね。
お酒の種類が豊富なバーなどじゃないと、なかなか見かけないかもね。
ロシア以外のウォッカ
ロシア以外の海外ウォッカもご紹介します。
- スミノフ(アメリカ)
- アブソルート(スウェーデン)
- ズブロッカ(ポーランド)
- スカイウォッカ(アメリカ)
- ベルヴェデール(ポーランド)
- グレイグース(フランス)
スミノフ(アメリカ)
モスコミュールやスクリュードライバーなどの定番カクテルを生み出し、
アメリカでカクテル革命の火つけ役となったウォッカブランド。
現在はイギリスのディアジオ社がライセンスを所持。
ちなみに、現在ロシアではスミノフ家の末裔が「smirnov」というウォッカを製造していますが、アメリカ生まれの「smirnoff」とは全く別ブランドです。
アブソルート(スウェーデン)
スウェーデンの国営企業V&Sが手がけるウォッカ。
寒さに強いスウェーデン産の冬小麦と良質の水を使い、なめらかな口当たり。
レモンやマンダリン、ピーチ、ブラックカラント(カシス)、ペッパー、マンゴー、ベリーなど、フレーバードウォッカも人気。
ズブロッカ(ポーランド)
ポーランドを代表するフレーバードウォッカ。
ポーランドの世界自然遺産、「ビアウォヴィエジャ」の森で育まれたバイソングラス(通称ズブロッカ草)を漬け込み、
独特の香りを加えた、クセになる1本。
スカイウォッカ(アメリカ)
アメリカ・サンフランシスコ生まれのプレミアムウォッカ。
4回の蒸溜と3回のろ過で仕上げたクリアな味わいは、カクテルベースにも最適。
深海を思わせる鮮やかなブルーのボトルデザイン。
ベルヴェデール(ポーランド)
モエ ヘネシー ディアジオが販売を手がけるポーランド生まれのラグジュアリーウォッカ。
厳選されたダンゴウスキー・ゴールド・ライ麦と超軟水から造られた至高の1本。
なめらかな口当たりとほんのり香るバニラの香りが特徴。
グレイグース(フランス)
フランス産の上質な冬小麦とグランシャンパーニュの湧水で造り上げた、スーパープレミアムウォッカ。
ほんのり甘い香りとすっきりとしたあと味がたのしめるスタンダードなタイプのほか、オレンジや洋梨、レモンなどの香りがたのしめるフレーバーつきタイプも。
いくつか見たことあります!
日本の国産ウォッカ
国産のウォッカもあります。
ウィルキンソンウォッカ
アサヒが販売している、ニッカウヰスキーが長年培ってきたスピリッツ製造の技が息づくウオッカ。
ジャパニーズクラフトウォッカHAKU
サントリーが販売している、国産米を100%使用したジャパニーズクラフトウォッカ。
奥飛騨ウォッカ
「お米100%使用のライスウォッカ」
「しらかば」炭にて、濾過し貯蔵熟成しています。
日本におけるロシアウォッカの影響
ロシアのウォッカが輸入できなくなったらどうなるの?
影響は少ないかと。
理由は、以下の通り。
- ロシア産ウォッカの輸入量が、他国と比べて多くない
- 他国のウォッカで代用できる
そもそも僕たちが普段ロシア産のウォッカを見かけることも少ないですよね。
アメリカのスミノフやスカイウォッカで代用できそうですし、
最近では国産のウォッカも流行りつつあります。
快適なウォッカライフを楽しみましょう。
今回は以上です。
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