自分より仕事ができない人と同じ給料なんて、納得できない。
明らかに自分の方が頑張っているし、評価されるべき。
もうこんな会社、やってられない。。。
頑張っていても正当に評価してもらえないと、悲しくなりますよね。
僕も、「明らかに自分の方が評価されるべきなのに」と思って悔しくなったことがあります。
本記事では、
「なぜあなたは、仕事ができない人と同じ給料なのか?」
をテーマに解説していきます。
<本記事の価値>
- 「仕事ができない人と給料が同じ」になってしまう理由が理解できる
- 「仕事ができない人と給料が同じ」で納得できない場合の解決策がわかる
この記事を読めば、「仕事できないやつと同じ評価で悔しい!」という気持ちから解放されます。
この記事を書いている僕は、
- 現在37歳
- サラリーマン経験 15年以上
- マネジメント経験 10年以上
- 上司ガチャでハズレを引き続け、うつ病診断で転職。
今はサラリーマンをやりながらも割と自由に生きています。
本記事の結論ですが、給料に納得できない場合は、
- 勉強代だと思う
- 交渉する
- 転職する
この3つが有効です。
自分の市場価値を高める努力をしましょう。
以下で解説していきます。
こちらの記事も参考にどうぞ。
【仕事が覚えられない】仕事を「早く」「確実に」覚える方法と5つのコツ【科学的に解説】
「仕事ができない人と給料が同じ」になってしまう7つの理由
「自分より仕事ができない人と給料が一緒」そんな状況になってしまうのは、以下の理由が考えられます。
- 理由①:給料は簡単に上がらない
- 理由②:給与体系が悪い
- 理由③:上司が現状を把握していない
- 理由④:上司に評価されていない
- 理由⑤:「仕事ができない人」が、違う面で評価されている
- 理由⑥:「仕事ができない」の基準を間違えている
- 理由⑦:「できる人」に、仕事が集まる
理由①:給料は簡単に上がらない
給料は、そう簡単には上がりません。
良くて1年に1回とか、役職が上がったタイミングで上がるくらいです。
同僚より「ちょっと仕事ができるから」ぐらいでは、給料が上がらないのが普通です。
頑張っている人が損している気がしますね。。。
それが会社なんです。
理由②:給与体系が悪い
- 「評価基準があいまい」
- 「評価のやり方が間違っている」
- 「そもそもどうやって給料が決まるのかわからない」
こんな会社もよくあります。
そうなんですか?
僕も、「上場企業」から「小規模飲食店」に転職したんですが、
転職先の「評価基準の適当さ」に驚きました。
特に小さい会社では、「社長の独断で給料を決める」なんてことも普通にあるのです。
理由③:上司が現状を把握していない
上司や、上司の上司が、現場の状況を把握していないこともあります。
明らかに自分の方が頑張っていたり、成果を上げていても、
上の人からは現場が見えていないこともあります。
なんだか悲しいですね。。。
理由④:上司に評価されていない
いくら頑張っていても、上司に評価されなければ給料は上がりづらいものです。
悲しいかな「実力だけ」で評価されないのが現実です。
上司に気に入ってもらうことも大切なんですね。。。
理由⑤:「仕事ができない人」が、違う面で評価されている
「仕事ができない人」と思っていても、その人が別の面で評価されている場合もあります。
- 上司を陰でサポートしている
- チームの人間関係をよくしている
- 長年働いている
など。
「口がうまい」だけで評価されているような人も実際います。
理由⑥:「仕事ができない」の基準を間違えている
サボっているように見えて、実は成果を上げている人もいます。
会社は本来、「頑張り」ではなく、「成果」で評価されるものです。
仕事をサボっていても、成果を上げていれば「仕事ができる人」なのです。
理由⑦:「できる人」に、仕事が集まる
仕事は、「できる人」に集中します。
忙しい人はさらに忙しくなり、ヒマな人はヒマなままです。
あなたが「できる人」であれば、他の人より忙しくなって当然です。
同じ給料、同じ役職でも、やはり「できる人」の方が忙しくなるのです。
なんだか、頑張っている人の方が損してる気がしますね。
自分の給料に納得できない場合は、どうすればいいんですか?
以下の方法がおすすめです。
「仕事ができない人と給料が同じ」で納得できない場合の3つの解決策
- 解決策①:勉強代だと思う
- 解決策②:交渉する
- 解決策③:転職する
解決策①:勉強代だと思う
「仕事ができない人と給料が同じ」で納得できない場合の解決策1つ目は、
「勉強代だと思う」です。
これが一番リアルな解決策かなぁと思います。
たくさん仕事をするのは、「自分の能力を磨いている」のと同じです。
人と同じ給料で、人より多く働けば、その分たくさん経験し、学ぶことができます。
同時に複数の仕事を処理する力も、スピード感も身につきます。
給料に納得いかなくても、「将来のための勉強代だ」と思えば頑張れるものです。
ポジティブに考えましょう。
解決策②:交渉する
「仕事ができない人と給料が同じ」で納得できない場合の解決策2つ目は、
「交渉する」です。
どうしても納得できない場合は、上司に交渉しましょう。
交渉に必要なのは、「交渉材料」です。
「頑張っている」という精神論ではなく、
「これだけの成果を上げた」ということをアピールしましょう。
自分からは言いづらいかもしれませんが、
うまく交渉できれば給料を上げてくれる場合もあります。
解決策③:転職する
「仕事ができない人と給料が同じ」で納得できない場合の解決策3つ目は、
「転職する」です。
努力しても、成果をしても、交渉しても給料が上がらないなら、転職を検討しましょう。
自分の能力を正しく評価してくれる会社で働くのが一番です。
いつでも「転職」のカードを切れるようにしておくのが大切
「給料を上げてほしい」という人ほど、能力が低いことが多いです。
ちなみに、僕は自分から「給料を上げてほしい」と言ったことはありません。
「仕事ができない人より給料が低くて悔しいな」と思ったことはありますが、
だからといって「給料を上げてほしい」ともあまり思いませんでした。
それよりも、「自分の能力を磨く」方が大切だと思っていたからです。
自分の能力が高ければ、会社も世間も放っておきません。
いずれ評価されるでしょう。
もし現在、「自分の給料に納得いかない」と思っているなら、
「いつでも転職できる状態」にしておくことです。
それだけの「能力と実績」を身につけておきましょう。
「いつでも転職できる」という自信があれば余裕が出るし、交渉もしやすい。
「いざとなったら転職しますよ」という雰囲気が、あなたの評価を高めます。
「今の給料」よりも「市場価値」の方が大事だと思う話
転職のカードを切ったら、給料が上がった
僕は「給料に納得いかないから上げてほしい」と思ったことはありません。
ただ、「会社を辞めよう」と思ったことはあります。
他の人よりも明らかにハードワークをし、売上を作っていたのにも関わらず評価されず、「もう限界だ」と思ったからです。
社長に相談し、退職の旨を伝えたところ、
待遇を改善し、給料も上げていただけました。
なんと!
長い目で見れば、得をする
短期的に見ると、「人より多く働いて、給料が同じ(もしくは低い)」というのは、
損しているように感じます。
でも、実は長期的に見れば得しています。
結果的に、「実力が磨かれる」からです。
実力以上の給料をもらってしまうと、「実力を磨こう」という気持ちがなくなってしまうのです。
給料は「果物」と一緒で、回収するのが遅いほど大きな果実が得られます。
時間が経つほど、その人の評価は自然と明確になります。
新卒時はみんな同じ給料ですが、5年も経つと差が明確になります。
10年も経つと「仕事ができる人」と「仕事ができない人」には、縮められないほど大きな差が出ています。
僕の同期でも、
ある人はいまだに平社員。
そしてある人は、上場企業の取締役にまでなっています。
僕は途中でドロップアウトしましたが(笑)
【ツラい】パワハラ・ブラック上司への対処法5選【僕は逃げた】
結局「本当に仕事ができる人」は評価されるし、
「仕事ができない人」はそれなりの対応をされます。
今、評価されなくても、長い目で見ればいずれ評価されるので淡々と頑張ればいいのです。
勉強代は、いずれ回収できます。
給料より、市場価値を大切にしよう
「今の給料」よりも、大切なのは「自分の市場価値」です。
今の会社を辞めたとき、世間に評価してもらえるだけの実力を持っているかどうかです。
自分の市場価値を確認したいなら、「転職活動」をしてみることです。
今の給料よりも「高い給料」で雇ってくれる会社があるなら、それだけ「あなたの市場価値は高い」ということです。
逆に、今の給料以下でしか採用されそうにないなら、「あなたの市場価値は低い」ということです。
今すぐ転職しなくても、試しに転職活動をしてみるのはありです。
自分の実力を見直す機会になります。
「社内での評価」だけでなく、市場価値を意識しましょう。
どこに行っても通用する「高い市場価値」を持っていれば、いつでも給料を上げることができます。
今回は、以上です。
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