飲食店の店長って「休みが取れない」イメージなんですが、実際どうなんですか?
飲食店の店長って、毎日お店に出勤してるイメージありませんか?
実際に僕も、70日間連続で出勤した経験があります。
本記事では、
「飲食店の店長が休めない理由」
を解説します。
<本記事の価値>
- 飲食店の店長が休めない理由がわかる
- 休めない店長がやるべきことがわかる
- 休めない店長だった筆者の経験談を聞くことができる
この記事を書いている僕は、
- 現在37歳
- サラリーマン経験 15年以上
- 飲食店の店長経験 8年以上
- 上司ガチャでハズレを引き続け、うつ病診断で転職。
今は飲食店の店長をやりながら、割と自由に生きています。
ちなみに70日間連続で働いてみた感想としては、
「意外となんとかなるが、二度とやりたくはない」
です。
今は、完全に週休2日で、割とラクです。
飲食店の店長が休めない3つの理由
飲食店の店長って、休めないんですか?
たしかに、休みづらい職業ではあると思います。
僕の周りでも、
何十日も連勤していたり、休みの日にも出勤している人が結構います。
「1年間、休みなし」なんていう強者もいました。
飲食店の店長が休めない原因は、以下の理由が多いかなと思います。
- 人が足りないから
- 任せられる人がいないから
- 社風だから
順番に解説します。
人が足りないから
飲食店の店長が休めない理由の1つ目は、「人が足りないから」です。
シンプルに「シフトが組めない」という理由です。
飲食店は、人手不足になりやすい業界です。
人が足りないとツラいですね。。。
任せられる人がいないから
飲食店の店長が休めない理由の2つ目は、「任せられる人がいないから」です。
自分が休みの日に、「お店を任せられる人」がいなければ休めません。
一般的には、副店長と呼ばれるような人のことです。
実際、任せられる人がいれば、いくらでも休めるものです。
店長代理が必要なんですね。
社風だから
飲食店の店長が休めない理由の3つ目は、「社風だから」です。
休みづらい雰囲気を作っている会社もあります。
ブラックなので早めに辞めた方がいいです。
飲食店を辞めたいと思ったら早めに辞めるべき3つの理由【自分がつらい】
特に飲食店は、ブラックな会社が多いです。
- 労働時間オーバーが当たり前
- いつも人手不足
- 利益ばかりを追い求めている
- 店長にすべての責任を押し付ける
などは、ブラックな飲食店の特徴です。
「休めない社風」がある会社は、やばいです。
休みが取れない飲食店店長がやるべき3つのこと
休みが取れない店長は、以下のことをやるべきです。
- 定着率を上げる
- 人を育てる
- 転職する
定着率を上げる
人が足りない場合は、「定着率を上げる」ための取り組みをしましょう。
- 働いていて楽しいチームを作る
- 給料を上げる
- ツラい労働環境を見直す
などをして、「働いている人が辞めにくいお店」にしましょう。
いくら人を募集しても、辞めていっては意味がありません。
ほとんどの場合、辞める原因は人間関係です。
店長が率先して、人間関係の良い職場を作りましょう。
人手不足で悩む飲食店がやるべきこと8選【最重要は辞めさせないこと】
人を育てる
任せられる人がいない場合は、人を育てましょう。
自分の右腕になるような人材が育てば、すぐにでも休めます。
もしも「育てるべき人材がいない」という状態なら、
上司に訴えるべきです。
自分の代理ができる人を、配置してもらいましょう。
部下の育成に悩んだらやってほしい、ただ1つのこと【関心を持つ】
転職する
上司に相談してもどうにもならないなら、転職しましょう。
責任感が強い店長ほど、「周りに迷惑がかかるから」という理由で辞めることができません。
また、「辞めてもらうと困る」と上司に言われて、辞められないというケースも多いです。
でも、どこかで決断する必要があります。
「辞めたい」と思ったら、覚悟を決めて辞めましょう。
【現役店長が解説】「飲食店の店長を辞めたい」と思ったら辞めていい3つの理由【好きに生きていい】
僕が休みを取れるようになった理由
休みを取れない店長だった僕が休みを取れるようになったのは、
「病気になって休んだから」
です。
まったくオススメしない方法です(笑)
僕が病気になって「営業できる人が誰もいない」という状態になって
初めて、本部から人が派遣されてきて休めるようになりました。
ブラック!!
僕がその状況を上司に相談しなかったのも悪いんですが。。
間違っても「倒れるまで働く」という僕のような方法はやめてください。
70日間休みなしで働いてみた結果の話
70日間休みなしで働いてみた感想
僕が、70日間休みなしで働いてみた感想は、
「意外といける」です。
「死ぬほどツラいか!?」と聞かれると、そうでもありませんでした。
あくまで「当時の僕の場合は」ですが。。。
むしろ「1人でどこまで行けるかやってやる」という割と前向きな気持ちでした。
終わりが見えないのはキツかったですが。。。
無理して「ハイ」になってる、みたいな感じです。
徹夜明けのナゾのハイテンションみたいな感じですね。
その通りです。
危険な考え方なので、マネしないでください。
なぜ70日間休みなしだったのか?
なぜそんなに長い期間お休みがなかったんですか?
僕の場合は、「任せられる人がいなかった」からです。
あと、「店長の責任が大きい」という社風もあるかもしれません。
僕も、「苦しくても店長がなんとかするのが当たり前」という考え方でした。
意外となんとかなるが、二度とやりたくはない
また70日間休みなしでもお店で働けるか?
と聞かれれば、「できます」と答えます。
ただ、もちろん積極的にやりたくはないです。
できれば二度とやりたくないです。
シンプルにキツいからです。
若いうちに「働きまくる」という経験をするのは悪くないかもしれません。
ただ、別にやらなくてもいいです。
働きすぎを強制してくるブラック企業なら、転職しましょう。
まとめ
「飲食店の店長が休めない理由」は、
- 人が足りないから
- 任せられる人がいないから
- 社風だから
「休みが取れない飲食店店長がやるべきこと」は、
- 定着率を上げる
- 人を育てる
- 転職する
今、飲食店を店長をやっていてツラいなら、休める環境を作れるよう頑張ってみてください。
ダメそうなら、見切りをつけて早めに転職しましょう。
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今回は以上です。
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