上司を飲みに誘いたい。
でも、断られるかな。。。
いきなり誘っても変に思われるかもしれないし。。。
上司を飲みに誘おうと思っても、なかなか誘い方が難しかったりしますよね。
本記事では、「上手に上司を飲みに誘う方法」を解説します。
<本記事の内容>
- 上司を飲みに誘う方法
- 部下に飲みに誘われたときの上司の心理
- 上司を飲みに誘うときの注意点6つ
- こんな時はどうする?困った時の対策法6つ
- 上司を飲みに誘うなら、「上司側のメリット」を考えよう
本記事を書いている僕は、
- 現在37歳
- サラリーマン経験 15年以上
- マネジメント経験 10年以上
- 上司ガチャでハズレを引き続け、うつ病診断で退職。
- 今はサラリーマンをやりながらも割と自由に生きています。
上司の立場から解説します。
上司を飲みに誘う方法
上司を飲みに誘う方法は、
「〇〇の件で相談したいので、一緒に飲みに行きませんか?」と伝える
シンプルにこれでいいかと思います。
誘う時は緊張するかもしれませんが、なるべくストレートに伝える方がいいです。
「いきなり!?」と思われそうで心配なら、
最初に「突然ですみませんが、」という言葉を入れればOKです。
「部長。突然ですみませんが、任されたプロジェクトの件で色々と相談したいので、今度一緒に飲みに行って相談乗っていただけませんか?」
という感じでしょうか。
誘った目的を、ストレートに伝えた方が良いです。
部下に飲みに誘われたときの上司の心理
部下に誘われた時の上司は、以下のように考えています。
- 部下に頼りにされて嬉しい
- 部下が良くない話をするんじゃないかと不安
- 時間とお金を取られてめんどくさい
僕が部下から誘われたら、こう思います。
ほとんどの上司は「部下から誘われる」ということが少ないので、
嬉しい気持ちはあるはずです。
一方で、「部下が辞めたいと言い出すんじゃないか」とか、
「今月はお金に余裕がないんだよなぁ」というネガティブな感情も生まれます。
上司を飲みに誘う時は、このような上司の心理を理解した上で誘いましょう。
なるほど。
上司を飲みに誘うときの注意点6つ
上司を飲みに誘う時は、以下の点に注意してください。
- 誘った理由を先に伝える
- 上司のスケジュールを優先する
- 社内政治をしない
- 悪口を言わない
- しゃべりすぎない
- 他の社員に言いふらさない
上司を飲みに誘うときの注意点1:誘った理由を先に伝える
必ず「誘った理由」を先に伝えましょう。
これは、上司の「不安を取り除く」ためです。
誘われた側の上司は、「飲みに行って、めんどくさい話をされるんじゃないか」と不安を抱いている可能性もあります。
先に「〇〇の件で、話を聞いていただきたいです」と目的を明確にしておけば、上司は安心します。
上司も、不安なんです。
上司を飲みに誘うときの注意点2:上司のスケジュールを優先する
自分の都合ではなく、上司の都合を優先しましょう。
基本的に、上司の方が忙しいです。
特に家族がある上司は、オフの時間も自由が少ないもの。
飲みにいく日は、「上司が時間を作れる日」に合わせましょう。
よっぽど仲の良い上司でなければ、当日の誘いは避けた方が無難です。
具体的には?
「3日後」とか「一週間後」、忙しそうな上司なら「来月の○日あたり」と、
幅を設けて日程を決めた方が良いです。
候補を3つぐらい挙げると、より良いかも。
上司を飲みに誘うときの注意点3:社内政治をしない
飲みの席で、「上司に取り入ることを目的とした、社内政治」を行わないようにしましょう。
どういうことですか?
やたら上司を褒めちぎったり、逆に誰かの悪口を言いまくると、
「自分の立場を良くするために、上司を利用しようとしている」と捉えられます。
これは上司からすると、とてもめんどくさいです。
飲み会を社内政治に利用するのは、やめましょう。
上司をめんどくさいことに巻き込まない。
嫌われます。
上司を飲みに誘うときの注意点4:悪口を言わない
繰り返しになりますが、飲み会に「悪口」を持ち込むのはNGです。
大切なことなので、改めて言います。
社内に気に入らない人がいたり、会社に不満を持っている場合、
「上司に聞いてほしい」という気持ちもわかります。
でも、悪口を聞かされても上司はどうしようもありません。
できるのは、部下をなぐさめることぐらいです。
前向きな話をしましょう。
気をつけます。
上司を飲みに誘うときの注意点5:しゃべりすぎない
部下の側がしゃべりすぎないように気をつけましょう。
上司が聞き上手だと、部下はついしゃべりすぎます。
逆に、上司がずっとしゃべっているというパターンもあります。
この場合は、部下がツラいです。
バランスが大事。
「上司7:部下3」でしゃべるぐらいがちょうど良いかなと思います。
自分の話ばかりせず、上司の話に耳を傾けましょう。
上司が話し始めたら真剣に聞いて、たまには自分の意見を言いましょう。
お互いが適度に話すことで、コミュニケーションが取れます。
上司を飲みに誘うときの注意点6:他の社員に言いふらさない
上司と飲みにいくことを、他の社員に言いふらさないようにしましょう。
ナイショにする必要もないですが、あえて自分から言って回ることでもありません。
なぜですか?
上司からすると「特定の部下と飲みに行った」というのは、
「その部下だけを、えこひいきしている」と思われる危険性も含んでいるのです。
上司の立場を考えましょう。
こんな時はどうする?困った時の対策法6つ
よくありそうな「こんな時はどうする?」という場面をまとめました。
- 飲みを断られたら?
- 「相談なら、いま聞くよ」と言われたら?
- 飲んでいる時の会話に困ったら?
- お店選びはどうする?
- お会計はどうする?
- お礼はどうする?
飲みを断られたら?
上司は忙しいものです。
断られる可能性もあります。
そんな時はイヤな顔をせず、「またの機会にお願いします!」と引き下がりましょう。
「そんなこと言わずに。。。」などとめんどくさい事は言わないように。
あっさり引き下がってくれた方が「今度こちらから誘おうかな」と思うものです。
「相談なら、いま聞くよ」と言われたら?
これは、「断られている」のと同じです。
その場で、困っていることを相談し、爽やかに撤退しましょう。
飲んでいる時の会話に困ったら?
会話が止まってしまったら、上司に話を振りましょう。
おすすめは、
- 上司の武勇伝(活躍した話)
- 上司の失敗談
- 上司が最近考えている事
などを聞く事です。
上司に興味を持って質問すれば、気持ちよく答えてくれるでしょう。
お店選びはどうする?
あらかじめ、「行きたいお店」を3つほどピックアップしておきましょう。
あまり安すぎず、高すぎず。
1人4,000円前後のお店が、上司の負担も重すぎず無難でしょうか。
上司が「ご馳走する立場(金銭的な負担が大きい)」ということを忘れずに。
普段から飲み歩いている上司なら、上司のオススメのお店を聞いてもOKです。
参考記事:【飲食店勤務10年以上のプロが解説】本当に美味しい飲食店の探し方7選
お会計はどうする?
年代にもよりますが、「上司がご馳走してくれる」のが一般的ではないでしょうか。
一応、財布は出して払おうとした方が好印象です。
日頃ご馳走になっているなら「今日は自分が出します」とお返しするのもたまにはアリです。
ご馳走してもらったら、きちんとお礼を伝えましょう。
お礼はどうする?
お礼は、3回するのがオススメです。
タイミングは、以下の通り。
- お店を出る時
- 家に帰った後、LINEで
- 翌日、出社した時
お店を出る時は、「今日はいろいろとお話を聞いていただき、ありがとうございました。ご馳走様でした」
LINEは、「今日は勉強になりました。明日からまたよろしくお願いします。ありがとうございました」
翌日は、「昨日はありがとうございました」と軽めに。
「翌日挨拶する時」のポイントは、
- 朝一のタイミングで「おはようございます」と「昨日はありがとうございました」をセットで伝える
- なるべく上司と2人きりのタイミングで伝える
- それがムリなら「昨日は」を入れず、「ありがとうございました」だけ伝える
他の社員がいる前で「昨日はありがとうございました」と言うと、
「あなたと上司が飲みに行った」ということが広まってしまいます。
(事前に周りに知られているなら問題ないですが)
部下のあなたは気にしなくても、上司が気にする場合もあります。
「昨日は」と言わず、「ありがとうございました」とだけ言えば、上司には伝わります。
それでOKです。
上司の立場を考えて。
上司を飲みに誘うなら、「上司側のメリット」を考えよう
上司の立場からすると、「部下に飲みに誘われる」のは嬉しいものです。
「部下に信頼されているから誘われた」と思うし、
「部下の問題を解決してあげたい」という親心も発動します。
一方で、「めんどくさい」と思う気持ちもあります。
「疲れているのに、なんで仕事後に付き合わないといけないんだ」
「めんどうなことを言い出すんじゃないか」
と思われる可能性もあります。
これが上司の本音です。
僕の実体験ですが、部下に飲みに誘われ、
仕事の話かと思ったら「お金を貸してほしい」と言われたことがありました。
結局あのお金、返ってこなかったなぁ。。。
貸したんかい!
上司にとって「部下との飲み会」は、メリットだけではありません。
誘う側の部下は、「上司にとってメリットがあるか」ということも考えて誘うようにしましょう。
上司にとって最大のメリットは、「部下が仕事を頑張ってくれること」です。
時間を割いてもらった分、きっちり仕事で返しましょう。
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今回は以上です。
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