マネジメントに興味ありません【いいんじゃない?】

VS上司

部下です。

マネジメントに興味ありません。

上司です。

部下がマネジメントをやりたくないと言っています。

どうすればいいでしょうか?

マネジメントって、なんだか大変そうなイメージありますよね。

最近は、「マネジメントに興味ない人」が増えているそうです。

 

本記事では、

  • マネジメントに興味が持てない3つの理由
  • マネジメントに興味なくても大丈夫だと思う2つの理由
  • マネジメント能力を身につけておいて、損はない話

を解説します。

 

本記事の結論ですが、

「マネジメントに興味なくてもいいんじゃない?」

です。

 

この記事を書いている僕は、

  • サラリーマン経験 15年以上
  • マネジメント経験 10年以上
  • 上司ガチャでハズレを引き続け、うつ病診断で退職。

今はサラリーマンをやりながらも割と自由に生きています。

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マネジメントに興味が持てない3つの理由

マネジメントとは?

マネジメントの父と呼ばれるドラッカーの定義によると、

マネジメント:「組織に成果を上げさせるための道具、機能、機関」

マネージャー:「組織の成果に責任を持つ者」

とされています。

 

わかりやすいところだと「部長」とか「課長」などの、

「複数の部下を持つ管理職 = マネジメントをするマネージャー」

というイメージで良いと思います。

 

僕が社会人になった頃は、「早く出世するぞ」とか「独立するぞ」という若者が多かった気がするんですが、

最近は「マネジメントに興味ない」という若者が増えているようです。

 

実際、僕の部下でも「マネジメントはやりたくない」という若者が多いです。

時代の流れかな。。。

「マネジメントに興味を持てない」理由をまとめてみると、以下のような感じです。

  • マネジメントは大変そう
  • マネジメントの必要性を感じない
  • 将来のことを真剣に考えていない

マネジメントは大変そう

マネジメントに興味が持てない理由の1つ目は「マネジメントは大変そう」です。

マネジメントは、「とにかく大変そう」というイメージありませんか?

たしかに、上司はいつも忙しくて大変そう。

実際、マネジメントでは

  • 自分のこと
  • 部下のこと
  • チーム全体のこと
  • 会社のこと

これらのことを考えながら成果を上げなければならないので大変です。

 

慣れないうちはうまくいかないことも多いし、精神的にも疲れます。

大変そうな上司の姿を見て、「自分はやりたくないな」と思うのはムリないことです。

マネジメントの必要性を感じない

マネジメントに興味が持てない理由の2つ目は「マネジメントの必要性を感じない」です。

「別にマネジメントできなくても困らないし」という感じです。

 

実際、「マネジメントできなくても仕事はある」ので困りません。

給料は上がりづらいかもしれませんが。。。

わざわざ大変なマネジメントをやる必要はない、という気持ちもわかります。

将来のことを真剣に考えていない

マネジメントに興味が持てない理由の3つ目は「将来のことを真剣に考えていない」です。

  • 将来のことを考えるのにはまだ早い
  • 人生、なんとかなるでしょ

このように将来のことを真剣に考えていない人は、マネジメントに興味を持てません。

 

マネジメントを身につけるメリットは、

  • たくさんの人や資源を活用できるようになる
  • チームとして大きな成果を上げられる
  • 結果として自分も稼げる

など、たくさんあります。

 

将来のことを真剣に考えるほど、マネジメントスキルの重要性を感じるはずです。

マネジメントは、将来役立つスキルです。

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マネジメントに興味なくても大丈夫だと思う2つの理由

若者が「マネジメントに興味ない」と言っているのを聞いた時の僕の反応は、

「別にいいんじゃない?」です。

別にマネジメントやらなくてもOKです。

理由は以下の通り。

  • マネジメントしなくても生きていける
  • 困った時に、マネジメント能力は磨かれる

マネジメントしなくても生きていける

マネジメントできなくても、平社員として最低限の給料は得ることができます。

他にも、

  • スペシャリストになる。
  • 1人で稼げる仕事をする。

などの選択肢もあります。

 

「マネジメントできなくても生きられる道」

もたくさん広がっているのです。

ムリしてマネジメントやる必要なしです。

困った時に、マネジメント能力は磨かれる

マネジメント能力が必要になれば、人は強制的に成長します。

「上司になってから困っても遅い」と言われたりしますが、

実際はなんとかなります。

 

いきなり上司になって、うまくいかなくて困りながら成長するのです。

僕もそうでした。

マネジメントを押し付けても、部下は成長しない

「部下にマネジメントを覚えてほしい」と思っても、

上司から部下にその考えを押し付けることはできません。

押し付けすぎると、部下が辞める原因にもなります。

 

僕も何度も部下にマネジメントを経験させようとしましたが、

その度に失敗してきました。

でも、マネジメントさせたいんだよなぁ。

上司ができるのは、

「いつでもマネジメントにチャレンジできる環境を用意しておく」

ということだけです。

 

部下から「マネジメントをやりたい」と言わない限り、

ほとんどの場合ムダになることが多いのです。

部下の「やりたい」という気持ちを育てよう。

マネジメント能力を身につけておいて、損はない話

じゃあマネジメントは身につけなくていいの?

マネジメントに興味がなくてもいいけど、早めに身につけた方が得です。

理由は、以下の通り。

  • プライベートにも活かせる
  • 稼ぎやすい
  • 身につくまでに時間がかかる

プライベートにも活かせる

マネジメントは、プライベートでも役立ちます。

  • 良い家族関係を作る
  • 友達と旅行に行く
  • 飲み会をする
  • デートプランを立てる

人と関わる多くの場面でマネジメント能力は役立ちます。

マネジメント能力のある人は、頼りがいがあるのでモテます。

稼ぎやすい

マネジメント能力のある人の方が評価されやすいです。

また、人を巻き込んで大きな仕事ができるので、稼ぎやすい。

自分1人の能力でできることには、限界があります。

身につくまでに時間がかかる

マネジメントは、やろうと思ってすぐできるものではありません。

僕も、「マネジメントってこういうことかな?」とわかってきたのは、

10年以上経ってからです。

 

様々な要素が関わるし、やってみなければわからないことが多いのです。

身につけるのに時間がかかるからこそ、早めに身につけた方がお得です。

 

歳をとってから「マネジメントを勉強しよう」と思っても、

なかなか厳しいと思います。

若い時ほどエネルギーもないし、挑戦しようとする意欲もなくなります。

 

もちろん挑戦するのに「遅すぎる」ことはありません。

ただ、「若い時の方が挑戦しやすい」というのも事実です。

早めに身につけた方がラクです。

マネジメントはツラいけど、興味を持って後悔はない

マネジメントは大変です。

ツラい場面もたくさんあります。

 

僕も10年以上のマネジメント経験の中で、

「もうやめたい」と思ったことが何度もありました。

ただ、その中で身につけたことが確実に人生の役に立っています。

 

「マネジメントに興味なくてもいいけど、身につけた方が得だよ」

これがマネジメントに興味がない部下の方へのメッセージです。

 

部下にマネジメントを教えたい上司の方は、

「上司が楽しく働く姿を、部下に見せる」

これが部下のやる気を引き出すためにもっとも効果的な行動です。

こちらの記事も合わせてどうぞ。

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今回は以上です。

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