【本音】飲食店で働くメリットとデメリット3選【オススメしません】

飲食店の話。

 

飲食店で働いてみたいけど、なんだかブラックなイメージが強くて心配。。。

労働時間が長くて、休みも取りづらそうだし。

「実際に働いている人の声」を聞いてみたい。

飲食店で働くのって、大変そうなイメージありませんか?

飲食店サラリーマンの僕が、飲食店の実情を語ります。

この記事を書いている僕は、

  • 飲食店サラリーマンとして10年以上、飲食店で働いています。
  • 現在は、居酒屋に勤務中。
  • 前職も含めると飲食業界に15年以上いるので、飲食のリアルを知っています。

 

<本記事の内容>

  • 飲食店で働くことの個人的3大メリット
  • 飲食店で働くことの個人的3大デメリット
  • 飲食店はメリットも多いが、好きじゃないとムリな話

現役で飲食店サラリーマンをしている僕が、

個人的に大きいと感じるメリットとデメリットを3つずつピックアップしました。

以下で解説していきます。

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飲食店で働くことの個人的3大メリット

飲食店で働く3大メリットは以下の通りです。

  • 料理のスキルが身に付く
  • 独立できる
  • 異性との出会いがある

料理のスキルが身に付く

飲食店で働くことの個人的3大メリット1つ目は、「料理のスキルが身に付く」です。

料理のスキルは、一生役に立ちます。

ホールがメインだと身につきづらいスキルかもしれませんが、

せっかく飲食店で働くならチャレンジしてみたいスキルです。

 

僕の場合、料理のスキルは以下のような場面で活躍しています。

  • 自炊をするとき
  • 妻に料理を作ってあげるとき
  • 実家に帰って親に料理を作ってあげる
  • 知り合いを招いて飲み会やパーティをするとき
  • バーベキューなど料理を交えたイベント

 

お腹が空いてパパッと何か食べたいときや、誰かに美味しいものを食べさせてあげたいとき。

簡単なものでも料理が作れると、とても役に立ちます。

 

冷蔵庫にある食材を使って手早く料理ができるようになると、

何かと便利だし食費や時間の節約にもなります。

たしかに便利そう。。。

 

ちなみに「料理ができる人はモテる」というイメージがありますが、

実際そんなことはないのでご注意を(笑)

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独立できる

飲食店で働くことの個人的3大メリット2つ目は、「独立できる」です。

飲食店で働くことの醍醐味は、なんと言っても独立です。

現在の仕事の延長線上に、「独立」があるのは飲食の大きな魅力の1つです。

独立すれば、会社に縛られることもなくなります。

 

「一国一城の主になる」(自分の店を持つ)ことを目標にして、飲食店で働いている人もたくさんいます。

実際僕の身の回りでも、飲食店の会社づとめを卒業して独立していった人は数えきれません。

  • 自分のお店を持ちたい
  • 自分の夢を叶えたい
  • サラリーマン以上に稼ぎたい

このような気持ちを持っている人にとっては、独立は魅力的です。

 

でも独立するって、なんだかこわいなぁ。。。

もちろん、「独立すれば必ずうまくいく」というほど甘い世界ではありません。

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ただ、うまくいけば自分の夢を叶えながら稼ぐことができる。

そんな世界です。

異性との出会いがある

飲食店で働くことの個人的3大メリット3つ目は、「異性との出会いがある」です。

バンドマン、美容師、飲食店員はモテると言われます。

本当か!?

と聞かれると、「本当じゃない」というのが正直なところですが、

少なくとも出会いのチャンスはあります。

僕も含め、モテない人はモテません(泣)

 

異性との出会いの場面は、主に「お客様」「スタッフ」です。

来店されたお客様と会話が盛り上がったり、

スタッフ同士でカップルができることも良くあります。

実際僕も、妻とは飲食店で働いている時に出会いました。

 

とはいえ、結局モテるのはイケメンとか、コミュニケーション能力が高い人です。

あとは、役職が上がるとモテる人が増えます。

居酒屋の店長をやっている人なんかは、だいたい身近で彼女を見つけてるイメージです。

頼り甲斐のある人は、モテますよね。。。

 

どの職場でも多少の出会いはあると思いますが、

飲食店は出会いのチャンスの絶対数が多いです。

飲食店の店長はモテるのか!?リアルな恋愛事情を解説【ちょっとモテる】

まだまだある飲食店で働くメリット

上の3大メリット以外にも、メリットはたくさんあります。

  • 若いアルバイトさんと触れる機会が多いので、自分もいつまでも若くいられる
  • お客様(エンドユーザー)と直接触れ合える
  • チームで仕事ができる
  • 「まかない」があるので食費を浮かせることができる
  • 接客のスキルも身に付く

などなど。

細かいものも含めて、飲食業界ならではの魅力はたくさんあります。

 

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飲食店で働くことの個人的3大デメリット

次に、デメリットについてです。

飲食店で働くことの個人的3大デメリットは以下の通り。

  • 労働時間が長い
  • 人手不足のことが多い
  • 給料が安い

労働時間が長い

飲食店で働くことの個人的3大デメリット1つ目は、「労働時間が長い」です。

他業種に比べても、この点は最大の弱点かなと思います。

 

僕の実際の労働時間はどれくらいなのか?

現在は、実労働時間9時間程度です。

ただ、これは過去最高に優秀な数値です。

(コロナの影響+優秀な人材がそろっているため達成可能)

 

通常の状態であれば、10時間を超えることも普通です。

僕が飲食店で働き始めた10年前なんかは、実労働で12時間以上働くことも普通にありました。

長い!!

「今の時代には合わない労働環境である」というのがリアルなところです。

人手不足のことが多い

飲食店で働くことの個人的3大デメリット2つ目は、「人手不足のことが多い」です。

厚生労働省の令和元年度雇用動向調査結果では、宿泊業・飲食サービス業の離職率が他の業種と比べて圧倒的に高くなっているのが分かります。

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厚生労働省:2019 年(令和元年)雇用動向調査結果の概況

 

飲食店は基本的に人手不足で悩んでいます。

よっぽど人気のブランドや、新規オープンの店舗以外は、人が集まりません。

 

人手不足の原因は、

  • 若い人の人口減少
  • 労働環境の悪さ
  • コロナによる飲食店で働くことへの悪いイメージ

などです。

 

人手不足だとどんな問題が起きるの?

いろいろと問題が起きます。

  • そもそもシフトを組めない
  • 少ない人数でシフトを組むので、営業もうまくいかない
  • 従業員満足度も、売上も下がる
  • 社員や店長が、休日を削って出勤する

このような負のスパイラルが起きます。

飲食店の人手不足は、すぐには解決できない根深い問題なのです。

 

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給料が安い

飲食店で働くことの個人的3大デメリット3つ目は、「給料が安い」です。

2021/12/13に公開されたdodaの平均年収ランキングによると、飲食業界の平均年収は340万円程度となっています。

たしかに安いなぁ。。。

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僕は以前、飲食店ではない他の会社にいたことがあるのですが、その時はたしか額面で35万円程度もらっていました。(10年以上前なので記憶は曖昧ですが)

飲食店に転職してから25万円程度になったのでガクンと10万円下がったことになります。

労働時間に対してこの給料は、やはり安いと思います。

 

飲食店で給料をあげようと思ったら、基本的には昇進・出世をするしかありません。

管理職にならない限り、ほぼ給料は変わらないと思った方が良いでしょう。

 

僕が給料があまり上がらなくても頑張ることができたのは、

「独立」という将来の目標があったからです。

独立してサラリーマン以上に稼げるようになれば、

飲食店サラリーマンとしての経験はムダにならなかったと言えます。

「独立したい」という気持ちがあったから耐えられたんだ。

以上が、飲食店で働くことのデメリットです。

飲食店はメリットも多いが、好きじゃないとムリな話

飲食店で働くのは、積極的にオススメしない話

飲食店は、夢があるし、楽しさもあります。

メリットもたくさんあります。

ただ、実際問題、辞めていく人が多いのが現実です。

ハンパな気持ちで始める人にはオススメしない業界です。

 

実際、飲食店は労働環境が悪いです。

これは現在も働いている僕の率直な感想です。

今の時代に逆行しているとも言えるでしょう。

なので、半端な覚悟で働くのは全くオススメしません。

 

同じ時間・同じ労力で、もっと稼げる仕事は、たくさんあります。

飲食店は、「やりがい」と「夢」がある

一方で、飲食店にハマる人は、とことんハマります。

  • 料理が好き
  • お酒が好き
  • 接客が好き
  • 将来、自分でお店を開きたい

このような気持ちを強く持っている人は、長続きします。

そして、ツラい環境の中でも頑張っている人はきちんと自分の夢を叶えています。

自分の気持ちと向き合うことが大切なんだね。

 

飲食店は、甘い世界ではありません。

ただ、強い気持ちと行動力があれば、夢に直結できる世界です。

メリットとデメリットを理解し、自分の将来をしっかりと見据えて、働く場所を決めましょう。

 

今回は、以上です。

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