新入社員です。
仕事をなかなか覚えられません。
仕事に向いてないんでしょうか。。。
コツをつかめば、スイスイ覚えられますよ。
失敗しつつ学べばOK。
仕事を覚えるのが遅いと上司から、
気合が足りん!
覚えておけと言っただろう!
本当に頭が悪いな!
などと言われます。
「頭が悪い」とか、パワハラですけどね。
そんなこと言われても、具体的な解決方法を教えてくれないし、これでは永遠に同じミスを繰り返すだけなので、僕が解説します。
本記事を読むことで、仕事を覚えられるようになる方法がわかり、
あなたの社内での評価も格段に上がるでしょう。
<本記事の内容>
- 仕事を覚えられない原因
- 仕事を「早く」「確実に」覚える方法
- 仕事を覚えられない人が実践すべき5つのコツ
がわかります。
結論ですが、仕事を「早く」「確実に」覚えるためには、失敗しつつ覚えていくのが重要です。
記憶力に頼らず、体で覚えましょう。
この記事を書いている僕は、
- 現在37歳
- サラリーマン経験 15年以上
- マネジメント経験 10年以上
- 上司ガチャでハズレを引き続け、うつ病診断で転職。
今はサラリーマンをやりながらも割と自由に生きています。
仕事を覚えられない4つの原因
なかなか仕事が覚えられない原因は、以下の通り。
- 気合で覚えようとしている
- 頭で覚えようとしている
- 素直じゃない
- 仕事に興味がない
仕事を覚えられない原因①:気合で覚えようとしている
気合で覚えようとしても、仕事は覚えられません。
エビングハウスの忘却曲線というグラフがあります。
人の記憶は、1日経つと74%ほどは失われてしまいます。
昨日のお昼ごはんとか、なかなか思い出せないですよね。
ということで「人は忘れるもの」なので、気合で覚えようとするのは諦めましょう。
仕事を覚えられない原因②:頭で覚えようとしている
頭で覚えようとしても、仕事は覚えられません。
ラーニングピラミッドと呼ばれる「学習定着率」を研究したデータがあります。
記憶力のカギは、「能動的な行動」です。
- 誰かに教える
- 体験する
- 議論する
など、自分から行動したときに、記憶力は上がります。
逆に、
- 誰かに教えてもらうのを聞いてるだけ
- 本を読む
などの「受け身の行動」をしているだけでは、覚えることができません。
仕事を覚えられない原因③:素直じゃない
素直じゃない人は、仕事を覚えられません。
仕事を教えてもらうときに、
本当にこのやり方で合ってるかな?
こうした方が効率的では?
自分なら、こうやるけど。。。
と、疑いながら教わる人は伸びません。
- 素直な人:吸収が早いので、成長できる
- 素直じゃない人:吸収が遅いので、成長できない
上記の通りです。
「考える」ことは大切ですが、まずは素直に教わった通りにやってみることです。
工夫するのは、慣れてから。
仕事を覚えられない原因④:仕事に興味がない
仕事に興味がないと、当然ながら「仕事を覚えよう」という気になりません。
ぶっちゃけ、興味を持てない仕事なら転職すべきかと。
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仕事を「早く」「確実に」覚える方法
仕事をもっとも効率的に覚える方法は、「失敗しつつ覚えていく」です。
仕事のやり方を教わったら、即実践しましょう。
いくら丁寧に勉強しても、どうせ忘れます。
失敗しつつ学ぶのが一番近道。
みんなコケながら自転車に乗れるようになった
初めて自転車に乗れた日のことを覚えていますか?
自転車の練習をする子供は、みんなコケながら乗れるようになっていきます。
子供に、
「自転車の理論は。。。」
とか
「上手なバランスの取り方は。。。」
とか教えても、乗れるようにはなりません。
一番早いのは、
- とりあえず自転車に乗らせてみる。
- コケながらコツをつかませる。
以上です。
痛い思いをしながら、だんだん上手になっていきます。
怖がるから、仕事を覚えられない
仕事を覚えられない人は、「挑戦しない人」です。
失敗して上司に怒られたらどうしよう。
いい歳して仕事できないなんてはずかしい。
このように小さいプライドが成長をジャマします。
気持ちはわかりますが。。。
成長したいと思うなら、怖がらずに挑戦すべきです。
何度か失敗すれば、自然と覚えられるようになります。
子供の頃を思い出そう。
仕事を覚えられない人が実践すべき5つのコツ
とはいえ、「とにかく挑戦しろ」と言うのも乱暴なので、仕事を覚えるコツをご紹介します。
コツは以下の通り。
- 1人から教わる
- わからないことは、質問する
- 必ずメモを取る
- 教わった通りにやる
- 足りない知識を本などで学ぶ
仕事を覚えられない人が実践すべきコツ①:1人から教わる
一番信頼できる1人の人から仕事を学びましょう。
僕は、新人の時はいつも先輩の「Yさんからだけ」学んでいました。
なぜなら、同じチームの中で「一番仕事ができる人だった」から。
いろんな人に教わっていると、迷います。
人によって言っていることが違うのです。
- 1人から教わる:1つのやり方を集中して学べる
- 数人から教わる:情報が多くて混乱する
ということです。
信頼できる1人に絞って学びましょう。
仕事を覚えられない人が実践すべきコツ②:わからないことは、質問する
わからないことは、積極的に質問しましょう。
みんな、意外とできないのがコレです。
ぶっちゃけ、わからないことは、何時間考えてもわかりません。
それならさっさと質問しましょう。
こんな簡単なこと聞いたら怒られるかも。。。
と悩む時間がムダです。
おとなしく、怒られましょう。
仕事を覚えられない人が実践すべきコツ③:必ずメモを取る
教わったことは、メモを取りましょう。
記憶に定着するし、あとで見返すこともできます。
教える側も、メモをとってくれる人の方が教えたくなります。
仕事を覚えられない人が実践すべきコツ④:教わった通りにやる
教わったら、まずは素直に「教わった通り」にやりましょう。
仕事ができない人ほど、最初から「オリジナル」でやろうとします。
でも、新人が思いつくようなオリジナルは、先輩たちが過去にとっくにやって失敗しているのです。
今教えてくれていることは、「試行錯誤を重ねた上の、ベスト」です。
新人が工夫してもムダなだけなので、教わった通りにやりましょう。
仕事を覚えられない人が実践すべきコツ⑤:足りない知識を本などで学ぶ
仕事中に覚えられなかった知識は、仕事以外の時間で学びましょう。
あなたに足りない知識を100%教えてくれるほど、上司や先輩はヒマじゃありません。
足りない知識は、自分で補うべき。
自分で本や動画を見て、学びましょう。
勉強する人が少ない分、差をつけることができます。
もちろん、学んだら「実践すること」も忘れずに。
記憶力がない僕でも、同期で一番早く仕事を覚えられた話
僕は、記憶力がかなり低いです。
今でも周りの社員からは、「30分前に言ったことを忘れてる」とよくバカにされます。
でも、仕事を覚えるのは割と早いと思ってます。
新卒の頃は、同期の中で最初に店長になりました。
誰よりも失敗した
記憶力の悪い僕が、人よりも早く仕事を覚えることができたのは、
誰よりも失敗したからだと思います。
「これやる人?」と上司に聞かれたら、やったことがない仕事でも「やります」と答えていました。
そして、たくさん失敗して、たくさん上司に怒鳴られました。
ツラいこともたくさんありましたが、その分成長もできたのかと。
ブログも失敗の連続
このブログも、失敗の連続です。
今でこそ、ある程度まとまった文章が書けるようになりましたが、初期の記事はひどいものです。
でも、失敗しつつ書くことで、少しずつ形になっていきました。
早めに失敗すれば、その分成長するのも早くなります。
頭の良さは関係ない、体で覚える
仕事ができる人は、例外なく「行動力が高い人」です。
行動して失敗するから、反省して学ぶことができます。
失敗する回数が多ければ多いほど、たくさんのことを覚えることができます。
小学校の頃に「授業で聞いたこと」なんて、ほぼ覚えてないですよね?
でも、「運動会のリレーでころんだ記憶」や「告白に失敗した記憶」や「テストで100点を取ったときの記憶」は残っています。
それは、「行動している」からです。
失敗を恐れず行動しましょう。
気づいたときには、誰よりも早く仕事を覚えているはずです。
今回は以上です。
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