先日、こんなニュースが流れていました。
<底辺の仕事ランキングとは?>
2021年5月に公開され炎上した、「底辺と呼ばれる仕事」のランキング。
世間一般で底辺と呼ばれる仕事を、ランキング形式発表。
内容は、ランキング順に以下の通り。
- 土木・建設作業員
- 警備スタッフ
- 工場作業員
- 倉庫作業員
- コンビニ店員
- 清掃スタッフ
- トラック運転手
- ゴミ収集スタッフ
- 飲食店スタッフ
- 介護士
- 保育士
- コールセンタースタッフ
※現在、記事は削除されています。
僕の仕事である「飲食店スタッフ」は、9位にランクインしました。
職業をランク付けするって、どうなんですかね。。。
同じように感じる人も多かったようで、炎上してしまったんだ。
この記事では、実際に「底辺の職業ランキング9位」の飲食店で働く僕が、率直に感じたことを解説します。
あくまで個人的な感想です。
この記事を書いている僕は、
- 現在37歳
- サラリーマン経験 15年以上
- マネジメント経験 10年以上
- 上司ガチャでハズレを引き続け、うつ病診断で転職。
今は飲食店でサラリーマンをやりながらも、割と自由に生きています。
「底辺の仕事ランキング」にランクインした率直な感想
僕が感じた感想は、2つあります。
感想①:割とどうでもいい
僕の1つ目の感想は、「割とどうでもいい」です。
もちろん良い気持ちはしませんが、「まぁ、世間の感覚はそんなものかな」といったところ。
「あなたの職業は、底辺ですよ」
と言われても、
「そうですか」
で終わりです。
1日経てば、このニュースのことはキレイさっぱり忘れているでしょう。
ある程度、自分の仕事に慣れている人は、
「自分の仕事が世間からどう評価されているか」
をわかっています。
僕は飲食店で働いていますが、
- 労働時間が長い
- 給料が安い
- やりがい搾取
と、散々言われてきました。
もはや「底辺の仕事ランキング」というニュースを見ても、激しく心が動くことはありません。
感想②:たぶん周りの人が批判してるだけ
もう1つの感想は、「たぶん周りの人が批判してるだけ」です。
「底辺の仕事」と言われた当の本人は、わざわざ批判しないだろうなと。
批判するのは、常に「ヒマな人」です。
この「底辺の仕事ランキング」にランクインした人たちは、一生懸命働いている方が多いはずです。
肉体労働や、長時間労働の方も多いでしょうから、ヒマな時間はありません。
ニュースを炎上させたり、批判するのが好きな評論家の方が、
日本にはたくさんいるんだなぁと感じました。
本人より、周りの人が炎上させているのかなと。
「底辺の仕事ランキング」の3つの問題点
もちろん自分の仕事を「底辺の職業」と言われて、良い気持ちはしません。
僕が感じた「底辺の仕事ランキング」の問題点は、以下の3つ。
- 底辺の仕事ランキングの問題点①:「底辺」という言葉を使ったこと
- 底辺の仕事ランキングの問題点②:片寄った視点でしか見ていないこと
- 底辺の仕事ランキングの問題点③:感謝が足りないこと
底辺の仕事ランキングの問題点①:「底辺」という言葉を使ったこと
「底辺」という言葉の響きが、ネガティブですよね。
「感謝すべき仕事ランキング」とか、
「影ながら支えてくれている仕事ランキング」とかなら、
まだ良かったかもですね。
言葉選びのセンス❌ですね。
底辺の仕事ランキングの問題点②:片寄った視点でしか見ていないこと
あまりに「一方的な視点」だなぁと感じます。
ちなみに、この記事の中では「底辺の仕事の特徴」として
- 肉体労働である
- 誰でもできる仕事である
- 同じことの繰り返しである
という内容が挙げられていたそうです。
飲食店だけで考えても、
- 頭脳労働
- クオリティを高めるには、時間と経験が必要
- 毎日、創意工夫をしている
このような仕事をしている人は、たくさんいます。
「浅い知識」と、「一方的な印象」だけで記事を書いているのがわかってしまいます。
底辺の仕事ランキングの問題点③:感謝が足りないこと
これは多くの方が感じていることかもですが、感謝が足りないですね。
「職業に貴賤はない」
とは、昔からの有名な言葉です。
「底辺の仕事ランキング」の仕事が、今日からすべて無くなったとしたら、日本経済は回らなくなるでしょう。
そもそも仕事とは、「誰かの役に立ち、その対価にお金をもらうこと」です。
世の中の仕事は、「誰かの役に立つものだから」存在するのです。
感謝を忘れないようにしたいですね。
「底辺の仕事はイヤだ」と思う人がやるべき3つのこと
「底辺の仕事ランキング」を見て、
「自分の仕事は、底辺だったんだ。ショック。。。」
と感じた人もいるかもしれません。
特に、仕事の歴が浅い人ほど、そう感じがちです。
そのような方は、以下の3つのことをやりましょう。
- やるべきこと①:勉強する
- やるべきこと②:自信をつける
- やるべきこと③:転職する
やるべきこと①:勉強する
本を読んだり、動画を見て、勉強しましょう。
テレビのニュースだけでなく、自分から情報を取りにいきましょう。
- お金のこと
- 仕事のこと
- 人間関係のこと
これらのことを学べば、「底辺の仕事なんて存在しない」ということがわかります。
初心者の方にオススメの本は、こちらの記事で紹介しています↓。
【1000冊以上読んだ僕が解説】自己啓発本は意味ないって本当?【意味あります】
やるべきこと②:自信をつける
今の仕事に、自信を持ちましょう。
僕は飲食店で働くことに誇りを持っているし、それなりに稼げているので、「底辺の仕事」と言われても何も感じません。
ショックを受けてしまう人は、自分の仕事に自信を持っていない人です。
自信をつけましょう。
- 仕事のスキルを身につける
- 出世して給料をあげる
- 自分を磨く
などして、コツコツ自信をつけてみてください。
【保存版】自信をつけるための15の方法【少しずつ努力しよう】
やるべきこと③:転職する
「どうしても自分の仕事が好きになれない」のなら、転職を考えましょう。
どうしても、「仕事の合う合わない」はあります。
自分の仕事をネガティブに捉えてしまうなら、環境を変えた方がいいです。
まとめ
仕事の価値観は人それぞれです。
自分が自信を持ち、心から「楽しい」と思える仕事を見つけましょう。
他人からの批判は、気にしすぎないことが大切です。
今回は、以上です。
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