【わかりやすく解説】NFTには、なぜ価値がある?NFTが持つ「8つの価値」

NFT

NFTって、なぜ価値があるんですか?

ただのデジタルの絵ですよね?

こんな疑問にお答えします。

 

結論ですが、NFTに価値をもたらしているのは以下の2つです。

  • 「世界でただ一つ」という価値(唯一性)
  • 「偽造できない」という価値(代替不可能性)

 

この2つをもとに「NFTには価値がある」と感じる人が多ければ多いほど、NFTの価値は確実なものになっていきます。

例を挙げながら、わかりやすく解説していきます。

 

この記事を読むことで、NFTの仕組みが理解でき、「NFTにはなぜ価値があるのか?」がわかるでしょう。

難しい言葉はなるべく使わずに解説していきますので、ご安心ください。

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NFTとは?

「そもそもNFTってなに?」

という方のために、簡単に解説しておきます。

ご存知の方は、読み飛ばしてOKです。

 

NFTは、「世界でたった1つのデジタルアート」です。

正しくは、Non-Fungible Token(非代替性トークン)の略です。

ここでは「デジタル上の絵を、自分だけが所有できる」というイメージが持てればOK。

 

より詳しく知りたい方は、こちらをどうぞ。

【日本一わかりやすく解説】NFTって何? → 答え:「デジタルの所有物」です。
最近よく聞く「NFT」って何? わかりやすく教えてほしい。 こんな疑問にお答えします。 難しい言葉を省いて、日本一わかりやすく解説します。 本記事を読むことで、「NFTって一体なに?」が理解でき、 今日から自分の知識として活用できるようになります。

【日本一わかりやすく解説】NFTって何? → 答え:「デジタルの所有物」です。

価値を持ち始めたNFT

現在、世界中で多くのNFTが高額でやりとりされています。

 

こちらはNFTアート界では有名なCryptoPunks(クリプトパンクス)という作品です。

24×24サイズのピクセル絵(ドッド絵)で描かれた、シンプルなコレクションです。

このNFTが、過去には10億円以上の値段で取引されたこともあります。

なんと!

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【NFTにはなぜ価値がある?】NFTの価値を作っている2つのもの

NFTに価値をもたらしているのは、以下の2つです。

  1. 「世界でただ一つ」という価値(唯一性)
  2. 「偽造できない」という価値(代替不可能性)

突然ですが、「あなたのお財布の中の1万円札」には価値がありますか?

もちろんです。

なぜ価値があるんですか?

そりゃあいろんなものを買ったりできるし。

でも、もともとは「ただの紙きれ」ですよね?

うーん。

 

お金に価値があるのは、

「価値を国が保証し、みんながそれを信用しているから」です。

  • 国:「お金には価値があるよ」と言っている
  • 国民:国の言葉を信じている

だから、お金には価値があるのです。

 

NFTは「ブロックチェーン」という技術を使って、

「国ではなく、みんなで価値を保証しあって」います。

みんなで監視しあっているイメージですね。

だから、ニセモノにすり替えたり、ウソをついたりできないんですね。

①「世界でただ一つ」という価値(唯一性)

NFTは、「世界でただ1つのデジタルデータ」です。

 

ブロックチェーンの技術を使って、

  • 誰が発行したデータか
  • 過去に誰が所有していたか
  • 現在の所有者はだれか

ということがすべて記録されています。

 

コピーはできますが、あくまでコピーです。

本物のデータは1つだけ。

なので、間違いなく「世界でただ1つ」なのです。

参考記事:NFTはコピーできるから価値がない?【コピーされても問題ないです】

②「偽造できない」という価値(代替不可能性)

ブロックチェーンを使って、みんなで監視しあっているので、

  • データを変える
  • ニセモノにすり替える

これらのことは不可能です。

「証明書付きのアート」みたいなイメージですね。

「このNFTは絶対に本物」と証明されているのです。

NFTは、アートの価値をデジタル上で感じられる

  1. 「世界でただ一つ」という価値(唯一性)
  2. 「偽造できない」という価値(代替不可能性)

この2つがあることでNFTは、どうなったのか?

答えは、「デジタル上のアートを、所有できるようになった」です。

 

例えば、「バンクシーの本物の絵」を手に入れられたら嬉しいですよね?

 

見たことありませんか?

 

バンクシーの絵は、信じられないほど高額で取引されています。

 

僕が、バンクシーの絵を手に入れられるなら、

  • 友達に自慢する
  • コレクションとして大切に保管する
  • 同じコレクション仲間と語って、盛り上がる
  • どうしてもお金に困ったら売る

このようなことをすると思います。

これをデジタル上で可能にしたのが、NFTです。

NFTの「機能として」の4つの価値

ここまでは「NFT全体の話」ですが、実際に「NFTを使用する時」に感じる価値もあります。

NFTのクリエイター(作る人)が価値を感じる部分です。

 

NFTの「機能としての価値」には、以下のようなものがあります。

  • NFTの機能的な価値①:替えがきかない
  • NFTの機能的な価値②:誰でも作ることができる
  • NFTの機能的な価値③:設定を決められる
  • NFTの機能的な価値④:破損のリスクがない

NFTの機能的な価値①:替えがきかない

上の章で解説した通り、NFTはオンリーワンであり、替えがききません。

お金や仮想通貨は、「交換可能」なモノです。

これは、NFTクリエイターや売買する人にとってメリットです。

 

  • 「世界でたった1つ」を証明できる
  • 「価値があるもの」として保存できる
  • 高く評価されれば、価値が上がる

ということで「替えがきかない」というのは特にデジタルアートなどの分野で効果を発揮します。

アートは、オリジナルに価値がつきますよね。

NFTの機能的な価値②:誰でも作ることができる

NFTは、誰でも自由に作成したり、発表することができます。

多少の技術は必要ですが、基本的に自由です。

 

実際、すでに世の中にはたくさんの作品であふれています。

この「自由度」がNFTの魅力の1つです。

NFTの機能的な価値③:設定を決められる

NFTは、様々な条件を設定することが可能です。

「スマートコントラクト」と呼ばれる「契約機能」があるからです。(覚えなくていいです)

 

  • 転売されたときに、クリエイター側にも利益が発生する
  • ランダムにアートを生み出すことができる
  • ユーザー同士で、NFTを売買できる
  • 専用のアプリが使える「チケット」として使える

など、様々な条件を決められます。

特に「転売によって利益を得られる」というのはクリエイターにとって大きなメリットです。

NFTの機能的な価値④:破損のリスクがない

NFTはデジタルデータです。

なので「物理的に壊れる」ことがありません。

 

  • 現実にある絵:破れたり、壊れたりする
  • デジタルの絵:破損しない

上記の通り。

とはいえ、盗まれたりハッキングされるリスクはあるので注意は必要。

実際に「NFTに触れてみて」感じた4つの価値

僕自身がNFTを購入してみて、感じた価値は以下の通り。

  • NFTに触れて感じた価値①:資産としての価値
  • NFTに触れて感じた価値②:コレクションとしての価値
  • NFTに触れて感じた価値③:コミュニティとしての価値
  • NFTに触れて感じた価値④:応援としての価値

こちらは、NFTを売ったり買ったりする人が、感じる価値です。

NFTに触れて感じた価値①:資産としての価値

「お金」や「株式」と同様、NFTにも「資産としての価値」を感じています。

 

僕は銀行にお金を預けておく「現金資産」よりも「NFTの資産」に魅力を感じたので、現金をNFTに変えることにしました。

「貯金する」代わりに、「NFTを買った」ということですね。

NFTに触れて感じた価値②:コレクションとしての価値

NFTは、「集めること」に価値を感じられます。

絵画・時計・宝石などを集めるのと同様に、NFTもコレクションになります。

 

  • 自分はこのNFTが好き
  • 自分はこのクリエイターが好き

というアピールにもなります。

 

 

↑僕の大切なコレクションの1つ「marimo NFT」です。

癒されます。

僕のコレクションはまだまだ少ないですが、少しずつ増やしていきます。

NFTに触れて感じた価値③:コミュニティとしての価値

NFTによっては、「コミュニティ」が存在しているものもあります。

 

例えば僕が持っている「心臓NFT」というNFTは、 「Chimny Town Dao」というグループへの参加券になっています。

↑こんなやつです。

  • Discordのグループ
  • Twitterのコミュニティ

などに参加して、NFTを持っている人同士のコミュニティを楽しむことができます。

NFTがコミュニティへの「参加券」「チケット」のような扱いになるのです。

ちなみにNFTのコミュニティは、優しい人ばかりで楽しいです。

NFTに触れて感じた価値④:応援としての価値

NFTを購入することで、そのNFTを作ったクリエイターさんの応援ができます。

 

  • 購入代金がクリエイターさんのもとに行く
  • 転売時にも、クリエイターさんにお金が入る
  • SNSなどでアピールすることで、NFTやクリエイターの存在を広めることができる

という形で、頑張っているクリエイターさんを応援できます。

NFTの世界は、頑張っている人を応援する「応援文化」があります。

【NFTの注意点】「稼ぎたいだけ」は危険

NFTに価値があるとはいえ、「稼ぎたいから」という理由だけでNFTを始めるのはオススメしません。

理由は、「稼げない可能性が高い」から。

 

NFTはまだまだこれから盛り上がってくる分野ですし、未来にどうなるかもわかりません。

具体的な法整備なども、これからです。

 

「儲かりそうだから」という理由だけでやるには危険が多すぎます。

もちろん稼いでいる人もたくさんいます。

「NFTで稼ぎたい」という人は、しっかりと勉強しながら腰を据えて取り組みましょう。

 

それ以外にも注意点があります。

「NFTって何だか怖い」「不安」という方は、読んでみてください。

【NFT初心者必見】NFTを始める時の注意点7つ(トラブル・詐欺事例)を徹底解説
NFTや仮想通貨に関する詐欺やトラブルについて解説しました。 ・NFTを始めたいけど、なんだか怖い。 ・NFTの詐欺や、トラブルの事例を知りたい。 という初心者の方にも、わかりやすく解説しています。

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【NFTには、なぜ価値がある?】まとめ

NFTに価値がある理由は、

  • 「世界でただ一つ」という価値
  • 「偽造できない」という価値

があるから。

「NFTには価値がある」と信じる人が増えれば増えるほど、さらに価値は増します。

 

具体的に感じられる価値としては、

  • NFTの機能的な価値①:替えがきかない
  • NFTの機能的な価値②:誰でも参加できる
  • NFTの機能的な価値③:設定を決められる
  • NFTの機能的な価値④:破損のリスクがない
  • NFTに触れて感じた価値①:資産としての価値
  • NFTに触れて感じた価値②:コレクションとしての価値
  • NFTに触れて感じた価値③:コミュニティとしての価値
  • NFTに触れて感じた価値④:応援としての価値

上記の通り。

 

「なんだかわかりづらい。。。」

という方は、以下のようなイメージでOKです。

 

スマホに入っているバンクシーの絵が、チケットになる。

その絵を、

  • コレクションしたり
  • 自慢したり
  • バンクシーを応援したり

できる。

またチケットとして、

  • いろんな場所に行ったり
  • 買い物に行ったり
  • 仲間とワイワイしたり

様々な楽しい体験ができる。

これぐらいのイメージでOKです。

 

僕自身、NFTを触ってみるまでは

「この絵に本当に価値があるの?」

と、半信半疑でした。

 

でも、1枚、2枚とNFTを買ってみて、クリエイターやNFTを持っている方と繋がってみると、

「NFTって楽しい」「価値がある」

と「NFTの価値」を肌で感じることができました。

この体験が、僕にとって最大の価値でした!

 

NFTは、言葉だけで説明されてもよくわかりません。

ガラケーしか持ったことがない人に、「スマホの素晴らしさ」を熱弁しても100%は伝わらないのと同じです。

興味を持った方はぜひ、実際にNFTに触れてみてください。

合わせて読みたい→【スマホ版】OpenSeaでNFTを購入する方法【NFTの買い方】

 

 

今回は、以上です。

コチラの記事も、合わせてどうぞ。

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