いつも始業時間ギリギリで出勤してくる人がいる。
30分前とは言わないけど、10分前ぐらいには仕事の準備を始めるのが常識では?
なんかイライラします。
イライラしても損なだけ。
ぶっちゃけ気にしない方がいいです。
いつも始業時間ギリギリに来る人ってどの職場にもいますよね。
僕も、長年悩んできたのでイライラする気持ちわかります。
本記事を読むことで、「仕事にギリギリで来る人」への接し方がわかり、
明日からの仕事のストレスを減らすことができるでしょう。
<本記事の内容>
- 始業時間ギリギリに会社に来る人の心理
- 「ギリギリに来る人」にイライラしてしまう理由
- ギリギリ出社の人への対処法
がわかります。
結論ですが、いつも仕事にギリギリにやってくる人は「気にしないのがベスト」です。
なんとかしようとしてもムリだし、メリットなしです。
この記事を書いている僕は、
- 現在37歳
- サラリーマン経験 15年以上
- マネジメント経験 10年以上
- 上司ガチャでハズレを引き続け、うつ病診断で転職。
今はサラリーマンをやりながらも割と自由に生きています。
始業時間ギリギリに会社に来る人の心理
ギリギリ出社の人の心理
いつも職場にギリギリにやってくる人の心理は、以下のようなものかと。
- ギリギリまで家で寝ていたい
- なるべく職場に居たくない
- 仕事が好きじゃない
- やる気がない
- プライベートが大切
まぁ、気持ちはわかりますよね。。。
ギリギリ出社のメリットとデメリット
ギリギリ出社には、メリットとデメリットがあります。
ギリギリ出社のメリット
- プライベートの時間を少しでも長く楽しめる
- 仕事の時間を短くできる
ギリギリ出社のデメリット
- 遅刻しやすい(電車の遅延、その他の事故やイレギュラー時など)
- 快く思わない人も多い
- 準備の時間がないので、仕事の質が下がる
デメリットの方が大きい気がしますね。
ギリギリに出社してもルール違反ではない
出社時間ギリギリに来ても、別にルール違反ではありません。
ちなみに労働基準法では、「労働時間とは使用者の指揮命令下に置かれている時間」と定義されています。
- 就業ルールで10分前出勤が規定されている
- あるいは始業時間前に朝礼やミーティングが行われる
など、
黙示的に10分前出社が強制されている場合は労働時間に該当するため、
時間外手当を含めた賃金を支払わなければなりません。
規則ではないのに強制すると「労働基準法違反」になる可能性もあります。
逆に言えば「給料が発生していない」のであれば、10分前出社する義務はないのです。
「ギリギリに来る人」にイライラしてしまう理由
イライラの原因3選
とはいえ、なんだかイライラしてしまいます。
なぜでしょう。
主に、以下のような理由かと。
- 「自分は早めに出社しているのに」と、損しているような感覚
- 「他の人も早く来ているのだから」と、協調性がないことへのイライラ
- 「会社のルールだから」「社会人として当然」と、常識にとらわれている
僕なんかもそうですが、昔は「10分前行動が当たり前」という空気がありました。
それが染み付いていると、早めに来ない人に対してイライラしてしまいます。
たしかに。。。
イライラは、自分が損するだけ
どの職場にも、「ギリギリに出社する人」が1人か2人ぐらいいます。
そして、何度注意しても、そういう人はギリギリに来ます。
注意して気をつけるのは、最初の1週間だけです。
どうせ治らないのなら、イライラするだけ損です。
自分の仕事のパフォーマンスも下がってしまいます。
気にしすぎないようにしましょう。
ギリギリに出社してくる人は、気にしない方がいい話
僕自身、長年管理職をやっているので「ギリギリに出社してくる人」に対して、いろんな対策をしました。
- 「10分前出社の重要性」を語る
- 目覚まし時計をプレゼントする
- ボーナスの査定をマイナスする
- チームで10分前出社のルールを共有する
などなど。
結果、効果はありませんでした。
ギリギリ出社の人への対処法【気にしないのがベスト】
結論、ギリギリ出社の人は、なるべく気にしないのがベストです。
気にしても、何度注意しても、治らない人は治りません。
「頑張っても意味ない」と悟ったので、僕は考え方を変えました。
考え方を変えた僕の思考は、以下の通り。
- 来てくれるだけでも、ありがたい
- 別にルール違反しているわけでもない
- 出勤してからの仕事をきっちりやってくれればOK
- 時間を守らなくて、将来に困るのは本人
遅刻した場合にも、
- もしかしたら、やむをえない事情があったのかも
- 怒っても、人は変わらない
- 遅刻してでも、来たのは偉い
部下がギリギリに来ても遅刻してきても、ほとんどの仕事は何とかなります。
それなら、イライラするだけ損です。
そう考えていると、そのうち気にならなくなりました。
ギリギリに来て、抜群の仕事をする人もいる
ちなみに、ギリギリに来て良い仕事をする人もいます。
明石家さんまさんは、ギリギリにスタジオ入りするそうです。
時間ギリギリにやってきて、一瞬で空気を作り、周りを笑わせ、終わったら颯爽と帰っていく。
かっこいい。。。
そういう人もいるのです。
そう思うと、「早く来るかどうか」は仕事の成果とはあまり関係ないのかなとも思います。
親友のお兄ちゃんが事故にあった話
「時間を守ろう」という意識が強すぎると、本当に大切なものを失ってしまうこともあります。
小学生の頃、僕には親友と呼べるM君がいました。
いつも明るいM君が、給食の時間に教室についている電話で呼び出され、次の瞬間に泣き崩れていました。
M君のお兄ちゃんが交通事故に遭い、亡くなってしまったのです。
原因は、
「学校に遅刻しそうで、自転車で急いでいたため」。
僕は、「ギリギリに出社してくる部下」や「遅刻してくる人」を見るたびに、このことを思い出します。
そして、「少しぐらい時間を守らなくても、温かい目で見てあげよう」と思います。
相手にイライラしすぎて、大切なものを見失わないようにしましょう。
今回は以上です。
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