いつもお世話になっている上司に「励ましの言葉」を送りたい。
でも、目上の方が落ち込んでいるときに、励ますようなことを言ったら失礼だろうか。。。
上司のつらそうな姿を見ると「がんばってください」と声をかけたくなる場面ありますよね。
でも、気軽に声をかけるのも違う気がするし。。。そんな気持ちよくわかります。
本記事では、
「上司に励ましの言葉をかける時、なんと言えばいいか?」
を解説します。
本記事の結論ですが、上司に励ましの言葉をかける時は、
- いつもありがとうございます
- このチームで、〇〇さんの元で働けてよかったです
- 尊敬しています
この3つがおすすめです。
ちなみに、基本的に上司に対しては「励ましの言葉」は不要です。
この記事を書いている僕は、
- 現在37歳
- サラリーマン経験 15年以上
- マネジメント経験 10年以上
- 上司ガチャでハズレを引き続け、うつ病診断で退職。
今はサラリーマンをやりながらも割と自由に生きています。
上司に贈る励ましの言葉3選【僕が嬉しかった部下の言葉】
僕自身、あまり部下からの言葉で「嬉しかった」という事は少ないんですが。。。(笑)
なんてこと!
それでも、本当に嬉しかった言葉があるので紹介します。
以下の3つです。
- いつもありがとうございます
- このチームで、〇〇さんの元で働けてよかったです
- 尊敬しています
いつもありがとうございます
上司に贈る励ましの言葉1つ目は「いつもありがとうございます」です。
シンプル!
シンプルでいいんです。
理由も添えると、なお良いです。
「いつもありがとうございます。
〇〇さんのおかげで、毎日楽しく働けています」
このような感じでしょうか。
僕も言われた時には、「頑張っていてよかったな」と感じました。
このチームで、〇〇さんの元で働けてよかったです
上司に贈る励ましの言葉2つ目は、
「このチームで、〇〇さんの元で働けてよかったです」です。
上司は、いつも「チーム」や「部下」のために頑張っています。
時には、自分を犠牲にしてでもチームに貢献しています。
その頑張りが認められた気がして、嬉しいものです。
尊敬しています
上司に贈る励ましの言葉3つ目は、「尊敬しています」です。
これも理由があると、なお良いです。
という感じです。
部下に尊敬される、というのも上司としては嬉しいものです。
部下から励まされた時の、上司の気持ち
部下から「励ましの言葉」をもらった時の、上司の気持ちを解説しておきます。
知りたい!
基本的には、以下の2つです。
- 声をかけてくれて嬉しい
- 上司の気持ちは、部下にはわからない
声をかけてくれて嬉しい
これは、プラスの気持ちです。
自分のことを気にかけてくれる人がいるのは、素直に嬉しいものです。
上司の気持ちは、部下にはわからない
一方で、「上司の気持ちは、部下にはわからない」。
こちらは、マイナスの気持ちです。
「上司は孤独である」とよく言われます。
上司は部下よりも責任が大きいので、精神的なプレッシャーも大きいです。
部下に励ましの言葉を言われれも「お前に何がわかる」と思ってしまう。
これも正直なところです。
なるほど。。。
基本的に、上司に「励ましの言葉」は不要
上の章で「上司に贈る励ましの言葉3選」をご紹介しましたが、
基本的には上司には励ましの言葉は不要です。
えー!
励ましは不要で、
「あえて挙げるなら」上の3つだということです。
ほとんどの上司は、「部下に励まされたい」とは思っていません。
変に励ますと、「こいつ(部下)、なめてるのか?」と思われる場合もあります。
上司は、「部下が落ち込んでいたら励ます」側の存在あり、
部下に励まされる事は望んでいません。
安易に励ましの言葉を言わないよう、気をつけましょう。
でも、つらそうな上司の姿を見たら、励ましたい時もあるじゃないですか。
「上司を励ましたい」という時は、以下の注意点を守ってください。
上司に「励ましの言葉」を伝える時の5つの注意点
- 「励ます」よりも「感謝を伝える」
- 見返りを期待しない
- よそよそしい言葉は、響かない
- 思っていない言葉は、響かない
- タイミングを考える
「励ます」よりも「感謝を伝える」
上司を励ます必要はありません。
「ありがとう」の感謝の気持ちを伝えればOKです。
部下からの「ありがとう」が、何よりの励みになります。
上司はいつも部下のため、チームのために頑張っているからです。
「ありがとう」の言葉で、その頑張りが報われるのです。
見返りを期待しない
感謝の気持ちに、見返りを求めないようにしましょう。
- 上司に好かれたいから
- 自分が良い人だと思われたい
- あわよくば出世につなげたい
そういう下心が見える「ありがとう」は薄っぺらいです。
それなら言わない方がマシです。
よそよそしい言葉は、響かない
業務的な言葉を上司に贈っても、響きません。
「ご健闘をお祈りしております」と言われても、
上司は何も感じないでしょう。
よそよそしい言葉で伝えるなら、伝えない方がマシです。
思っていない言葉は、響かない
心から思っていない言葉も響きません。
「どこまでも付いていきます」と部下に言われたことがあります。
もちろん嬉しいんですが、「本気ではないだろうな」と思ってしまいます。
実際その部下は、途中で辞めていきました。
「本当に思っていること」だけを伝えよう。
タイミングを考える
感謝を伝えるなら、伝えるべきタイミングで伝えましょう。
オススメは、
- 仕事がひと段落して落ち着いた時
- 年末(12月)、年度末(3月)などキリの良いタイミング
- 飲みの席で、盛り上がった時。(飲み会の後半や、帰り道など)
などです。
間違っても、「上司の仕事が忙しい時」などは辞めましょう。
迷惑になります。
タイミングも大切。
より効果的な上司の励まし方「カゲ褒め」
上司を直接励ます必要はありませんが、間接的に励ます方法があります。
「カゲ褒め」です。
「影で上司を褒める」、という方法です。
具体的にどうやるんですか?
上司に直接ほめ言葉を伝えるのではなく、他の社員に「上司の良いところ」を伝えましょう。
その後、その社員が上司に、「△△さん(あなたのことです)が、すごいと言ってましたよ」と伝える。
これがカゲ褒めです。
という流れです。
上司に直接「すごいですね」と伝えると、イヤミに聞こえることがあります。
直接ではなく、間接的に伝わることで、イヤミなく良い印象が伝わります。
注意点は、社員Aに伝えるときに「上司に言っておいてね」と言わないことです。
あくまで「上司にたまたま伝わった時」に効果がある、ということです。
「伝える」ではなく、「伝わる」が正解です。
ここでも「見返りを求める下心」はNGです。
上司を励ましたいなら、言葉より行動を。
「上司を励ましたい」という気持ちは素晴らしいですが、
上司が本当に嬉しいのは「部下の行動によるサポート」です。
- 上司の仕事を代わりにやってくれる
- 上司の時間を作ってくれる
- 上司の負担を減らしてくれる
このような部下は、大変ありがたい存在です。
「言葉」よりも、「行動」をプレゼントしよう。
「あなたがいてくれたから頑張れた」と言われるよう、
行動で上司を励ませる部下になってください。
こちらの記事もあわせてどうぞ。
上司との上手なコミュニケーション7つのコツ【一番に返事をしよう】
今回は以上です。
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