みなさんは、自分の意見をしっかり持っていますか?
そして、その意見をハッキリ相手に伝えていますか?
- あまり自分の意見がない
- 自分の意見をハッキリ伝えるのが苦手
と言う方は、ぜひ本記事の内容を参考にしてみてください。
ぼくの経験上ですが、「意見をハッキリ伝える人」の方が得する場面が多いです。
もちろん「自分のお好きなスタイルでOK」ですが。
少しずつ、自分の意見をしっかりと伝えられる人になりましょう。
以下で詳しく解説します。
自分の意見を言えない3つの理由
そもそも、なぜ自分の意見を伝えられないのでしょうか?
ぼくは以下の3つの理由が、大きいかなと思っています。
- 理由①:意見がない
- 理由②:嫌われたくない
- 理由③:恥ずかしい思いをしたくない
理由①:意見がない
そもそも「意見がない」状態だと、何も言えないですよね。
例えば「お昼ごはん何が食べたい?」と言われた時に、「特に食べたいものがない」と答えてしまう。こんな状態ですね。
個人的には、「意見がない」状態も別に悪くはないと思ってます。
例えばぼくも「最近のアイドルについてどう思う?」と聞かれても、「興味ない」と答えて会話終了です。
「興味がないこと」に対して、「意見を持て」とは思いません。
ただ逆に「こだわりたいこと」「大切なこと」「好きなこと」にはきちんと意見を持った方がいい。
「意見がない」ということは、良くも悪くも流されるということ。
流されてばかりでは、自分のやりたいことができなくなってしまいます。
理由②:嫌われたくない
2つ目は「嫌われたくないから」という理由。
「変なこと言って嫌われたらどうしよう」という感じですね。
例えば会議で上司から「AとBならどっちがいい?」と聞かれた時に、
「部長はAが好きそうだし、課長はBを選びそう。どっちを選ぶのが正解だろう。。。」
こんな感じで悩んでしまうパターンですね。
昔のぼくです(笑)
人の目線を気にしすぎると、意見を言えなくなります。
理由③:恥ずかしい思いをしたくない
3つ目の理由は「恥ずかしい思いをしたくない」という気持ちが強いから。
意見を言うと、反発されたり、間違いを指摘される場面も出てきます。
「何か良いアイデアはある?」と聞かれた時に発言できなくなってしまうのは、
- 変な意見だと思われたらどうしよう
- 笑われたくない
という防衛本能が働いてしまうから。
自己肯定感が低い人ほど、間違えたり恥をかくことを怖がってしまいます。
ぼくも「恥ずかしい思いをしたくない」と思うことが多々あるので、気持ちは痛いほどわかります。
ハッキリ言っても「好かれる人」と「好かれない人」の違い
ハッキリと発言する人の中でも、
- ハッキリ言うけど、好かれる人
- ハッキリ言って、嫌われる人
に分かれます。
この原因はなんでしょう?
ぼくは「根本に優しさがあるかどうか」だと思ってます。
例えば「なんでもストレートに伝えてくる上司」をイメージしてみてください。
上司が
- 部下のためを思って、ストレートに注意する
- 上司が怒りの気持ちをぶつけたくて、ストレートに注意する
上記の2つは同じ「厳しさ」を伝えているようで、中身は全然違います。
大切なのは「本心は何?」ということで。
相手を傷つけるような言葉を言えば、当然嫌われます。
一方、「厳しく聞こえるかもしれないけど、優しい言葉」は受け入れられます。
もちろん、相手によってはすぐに受け入れられない場合もあるでしょう。
でも、何日、何ヶ月、何年と時間が経って「やっぱりあの人のいうことが正しかったな」と感謝されるようなこともあります。
ぼくも経験しました。
「この言葉は、相手のためになっているか?」
と考えながら、発言すると良いかと。
自分の意見をハッキリ言う方法
どうすれば自分の意見をハッキリ伝えられるようになるでしょうか?
結論、少しずつ練習するのが近道です。
- ちょっとずつ自分の意見を言ってみる
- 積極的に発言してみる
- 「自分はこう思う」と伝えてみる
という感じで、徐々に練習していきましょう。
「明日からいきなりズバッと意見を言える」みたいな魔法はありません。
ちょっとずつ努力です。
もう少し具体的に説明していきます。
練習には「精神面の練習」と「実践の練習」の2つが必要だと思ってます。
「精神面の練習」では、自分の意見を言えるようなマインドを作っていきましょう。
例えば、
- 別に嫌われてもいい
- 自分の考え方を大切にしていい
- 間違えても、人格を否定されるわけではない
このような考え方をできるよう、マインドを鍛えていきましょう。
とはいえ「どのような考え方をするか」は個人の自由ですので、自分がラクになる考え方を身につけると良いかと。
「実践の練習」では、具体的なアクションを起こしていきます。
ぼくがやったのは、
- 言い切る・断言する
- 手を挙げてみる
- 会議で発言してみる
- 質問されたら、なんでもいいから答える
- 「自分はこう考えている」という発言を積極的にする
と言った感じです。
自分の意見を伝えるのは、最初は怖いかもしれません。
でも、徐々に慣れていきます。
「ハッキリ意見を伝える方法」を解説してきました。
ここまで読んだ方の中には、「もしハッキリ意見を伝えて嫌われたらどうするんだ」と思う方もいるかもしれません。
ですが結論、気にしなくてOKです(笑)。
世の中には「意見の合わない人」もいます。
これは、しょうがないです。
「意見が違う人に合わせて自分を押し殺す」よりも「嫌われてもいいから自分の意見を貫く」方が結果的にラク。
もちろん「相手を傷つけないように」「相手が嫌な気持ちにならないように」という配慮は必要でしょう。
でもそれも深く考えすぎると、何も言えなくなってしまいます。
考えすぎは程々にして、まずはガンガン自分の意見を発信してみると良いかと。
ちなみに「あなたの意見を否定された = あなた自身を否定された」ではありません。
あなたの考え方に共感されなかったとしても、「あなた自身の価値」や「あなたの存在価値」は揺るぎません。
怖がらずに、どんどん発言してみましょう。
【真実】はっきり自分の意見を言った方が「お得」だと思う話
それでも「ハッキリ意見を伝えると嫌われるかも。。。」と心配かもですが、意外と大丈夫です (笑)
大して嫌われません。
個人的には「ハッキリしない」より「ハッキリしている」方が、気に入ってもらいやすいとさえ思ってます。
みなさんも「何を考えているかわからない人」よりも、「自分の意見を伝えてくれる人」の方が付き合いやすくないですか?
そんなものです。
ぼくは3年前くらいまで、意見を言うのが苦手でした。
仕事でも「自分はこうしたい」ということを言うことができず、ずっとモヤモヤしながら働いていました。
ぼくは昔から、独立して経営者になりたかった。
でも、どこかで「自分なんて。。。」「できるわけない。。。」と自分にブロックをかけていました。
ある時から吹っ切れて「独立したいです!」と上司や、社長に言うようにしました。
それまでは「独立できたら。。。」と曖昧に話すことはあったんですが、明確な意思表示はしていませんでした。
その後は、ことあるごとに「独立したい」「独立させてください」と言いました。
少々うざかったかもですね(笑)
そしてその甲斐もあって、今では本当に夢が叶いました。
もちろん「言えば叶う」という短絡的なものではありません。
人によって状況も違うし、タイミングもある。
でもハッキリ意見を伝えることで、相手は「あなたの意見」を理解します。
そして、その意見(希望)を叶えようと動き出してくれることも、意外と多い。
自分の意見を言うチャンスがあれば、どんどん言っていきましょう。
ポイントは「なるべく本音を言うこと」。
モテたいなら「モテたい」と言えばいいし、お金が欲しいなら「お金が欲しい」と言えばいい。
「どう思われるかな。。。」と気にしすぎると、本音を言えなくなります。
ぶっちゃけたところ、あなたが何を言おうと相手は気にしてません(笑)。
やりたいこと、こだわっていることがあるなら、堂々と意見しましょう。
間違っても構いません。
まずは「言ってみる」ことが大切。
言いながら、間違えたら修正。
これでOKです。
今回は、以上です。
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