上司が、余計な仕事を増やしてばかりでツラい。
早く帰りたいのに、永遠に仕事が終わらない。。。
余計な仕事を増やす人は、スパイの可能性ありです。
しっかりと対策しましょう。
本記事を読むことで、「余計な仕事を増やす人への対処法」が理解でき、
「仕事のストレスと、時間のムダ」を減らすことができるでしょう。
<本記事の内容>
- 「サボタージュマニュアル」とは?
- 「余計な仕事を増やす上司」の特徴5選
- 「余計な仕事を増やす部下」の特徴5選
- 余計な仕事を増やす人への対処法
を解説します。
ネタバレですが、余計な仕事を増やす人への対処法は、
- 仕組みを見直す
- 転職する
が有効です。
この記事で、あなたの仕事を苦しめている「サボタージュマニュアル」について学び、適切な対応をしてください。
この記事を書いている僕は、
- 現在37歳
- サラリーマン経験 15年以上
- マネジメント経験 10年以上
- 上司ガチャでハズレを引き続け、うつ病診断で転職。
今はサラリーマンをやりながらも割と自由に生きています。
「サボタージュマニュアル」とは?
第二次世界大戦中の1944年に米国のOSS(戦略諜報局)が作成した「サボタージュ・マニュアル」が存在し、現在公開されています。
「スパイは、このように行動すべき」をまとめたマニュアルですね。
サボタージュマニュアルの中身を抜粋すると、以下のような内容です。
(※めんどうな方は、読み飛ばしOKです)
- 常に文書による指示を要求せよ。
- 誤解を招きやすい指示を出せ。意思統一のために長時間議論せよ。さらに、出来る限り不備を指摘せよ。
- 準備を十分に行い、完璧になるまで実行に移すな。
- 在庫がなくなるまで、決して注文させるな。
- 高性能の道具を要求せよ。「道具が悪ければ良い結果が得られない」と警告せよ。
- 常に些細な仕事からとりかかれ。重要な仕事は後回しにせよ。
- 些細なことにも高い完成度を要求せよ。わずかな間違いも繰り返し修正させ、小さな間違いも見つけ出せ。
- 材料が適切な場所に送られないようにせよ。
- 新人を訓練する際は、不完全でいい加減な指示を与えよ。
- 能力に見合わない昇進を行い、有能な者は冷遇せよ。
- 重要な決定を行う際には会議を開け。
- もっともらしく、ペーパーワークを増やせ。
- 通達書類の発行や支払いなどに関係する決済手続きを複雑にせよ。すべての決裁者が承認するまで、仕事を進めるな。
- すべての規則を隅々まで厳格に適用せよ。
気になる方は、Amazonなどから購入できます。
ざっくり内容をまとめると、仕事が
- なるべく複雑に
- なるべく時間をかけて
- なるべく思考停止するように
仕向けています。
サボタージュマニュアルは「会社の仕事がうまくいかない原因」を考えるために有効なので、参考にしつつ解説します。
余計な仕事を増やす上司の特徴5選
「余計な仕事を増やすスパイ上司」の特徴は、以下の通り。
- 特徴①:あいまいな指示を出す
- 特徴②:実行までに時間をかけすぎる
- 特徴③:部下の提案には基本的に「No」
- 特徴④:部下を好き嫌いで差別する
- 特徴⑤:小さいミスを細かく指摘する
上司の特徴①:あいまいな指示を出す
あいまいな指示では部下は行動できません。
これ、うまくやっといて
自分でなんとかして
任せたよ
というような適当な指示を出す上司は危険です。
上司の特徴②:実行までに時間をかけすぎる
なかなか仕事をさせてくれない上司も危険です。
- 全員に確認を取ったか確認する
- 計画の甘さを指摘しまくる
- やたらと会議を開きたがる
このような上司だと、永遠に仕事が進みません。
上司の特徴③:部下の提案には基本的に「No」
部下がどんなに良い提案を持ってきても、受け入れない上司もいます。
そういう上司は、
- なるべく複雑に
- なるべく時間をかけて
- なるべく思考停止するように
仕事をするのが大切だと思っているので、「改善は悪」だと思っています。
上司の特徴④:部下を好き嫌いで差別する
仕事の能力ではなく、「好き嫌い」で部下を判断する上司も危険です。
会社は、仲良しクラブではなく「成果を上げる場所」です。
結果を出せる人を昇進させるべきで、好き嫌いは本来関係ありません。
上司のえこひいきは、マイナスしかありません。
参考記事 →【ぷちパワハラ】えこひいきする上司はシンプルに気持ち悪い。
上司の特徴⑤:小さいミスを細かく指摘する
小さなミスをやたら指摘してくる上司もいます。
ここは、どうなってる?
もうちょっと、なんとかならない?
ルール通りにきちんとやってくれないと困るよ。
などと、どうでもいいことに時間をかける上司は、完全にスパイです。
余計な仕事を増やす部下の特徴5選
「余計な仕事を増やすスパイ部下」の特徴は、以下の通り。
- 特徴①:会社や上司の文句ばかり言っている
- 特徴②:常に指示を待ち、自分からは行動しない
- 特徴③:優先順位を考えず、やりたい仕事から手を付ける
- 特徴④:計画や準備に、多大な時間をかける
- 特徴⑤:「できない言い訳」をたくさん用意している
部下の特徴①:会社や上司の文句ばかり言っている
会社や上司の文句ばかり言っている人は、スパイかもしれません。
- 上司のグチ
- 会社の待遇への不満
- 自分が評価されないことへの不平
など、「文句を言うこと」に時間を使って、永遠に仕事をしない人です。
成長もしてません。
部下の特徴②:常に指示を待ち、自分からは行動しない
指示待ちの部下も危険です。
- 上司から言われるまで動かない
- 自分で考えない、行動しようとしない
- 仕事を早く終わらせようとも思わない
シンプルに使えない部下ですね。
部下の特徴③:優先順位を考えず、やりたい仕事から手を付ける
余計な仕事を増やす部下は、「自分がやりたいこと」しかやりません。
優先順位を考えないので、効率が悪いのです。
部下の特徴④:計画や準備に、多大な時間をかける
余計な仕事を増やす人は、計画や準備にとにかく時間をかけます。
結果、スピードが遅くなり、仕事がすすみません。
- 仕事ができない人:準備に時間をかける
- 仕事ができる人:まずは行動してみる。やりながら考える
上記の通りで、思考回路がまったく違うのです。
部下の特徴⑤:「できない言い訳」をたくさん用意している
すぐに言い訳する部下も危険です。
- 「でも」「だって」が口グセ
- 人のせいにしがち
- すぐに言い訳する
このような部下は、完全にスパイです。
余計な仕事を増やす人への対処法
対処法は、以下の通り。
- 仕組みを見直す
- 転職する
対処法①:仕組みを見直す
仕組みや、ルールを見直しましょう。
- 会議は30分以内に終わらせる、と決める
- 緊急時以外の報告は「紙や電話」ではなく、「メールかLINE」にする
- 「その日のうちに終わらせるべき仕事」を、紙に書き出す
など。
時間はかかるかもですが、少しずつスパイが働きづらい環境を作りましょう。
対処法②:転職する
とはいえ、
「そんなに時間をかけられない」
「立場的に、仕組みを変える力がない」
という方もいるかもしれません。
そのような場合は、転職を検討しましょう。
ぶっちゃけ「余計な仕事を増やす人」も「余計な仕事を増やす会社の文化」も簡単には変えられません。
「今すぐ転職」とは言わなくても、準備だけはしておきましょう。
転職は、いざという時のための「会社脱出装置」です。
合わせて読みたい →【知らないと損】今すぐ転職しなくても、転職エージェントに登録「だけ」でもすべき6つの理由【僕は70万円損した】
スパイにだまされないよう、気をつけよう
余計な仕事を増やす人は、巧妙な手段であなたの負担を増やしてきます。
時には「自分は、良いことをしている」という顔をして、仕事の効率を下げてきます。
おそろしい。。。
スパイにだまされないようにしてください。
しっかりと見抜き、対策していきましょう。
今回は、以上です。
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