サラリーマンは給料が安いけど、リスクがなくて安心ですよね。
そこそこ頑張ってれば、安定して稼げて最高!
サラリーマンにもリスクはありますよ。
何も考えずに働いてると、普通にオワコンだよ。
- 意識低い系インフルエンサー:「サラリーマンは、なるべく楽して会社にぶらさがって生きるべし」
- 働かないおじさん:「一生懸命働いても給料上がらないんだから、手を抜いて稼ぐのが正義」
- 節約系ブログ:「生活水準を下げて固定費を下げれば、サラリーマンの給料でもお釣りがくるよ」
どこかでこんな話を聞いたことありませんか?
気持ちはわかるんですが、正直「危ないなぁ」と感じます。
本記事を読めば、「サラリーマンが抱えている隠れリスク」について理解でき、
将来のリスクを回避することができるでしょう。
<本記事の内容>
- サラリーマンの隠れリスク
- サラリーマンの隠れリスクを回避する方法
がわかります。
結論ですが、サラリーマンは確かにリスクが少ないです。
とはいえ、リスクがゼロではありません。
可能性は小さくても、色んなリスクがあるので備えましょう。
この記事を書いている僕は、
- 現在37歳
- サラリーマン経験 15年以上
- マネジメント経験 10年以上
- 上司ガチャでハズレを引き続け、うつ病診断で転職。
今はサラリーマンをやりながらも割と自由に生きています。
「サラリーマンはリスクがない」という間違った認識
サラリーマンには「リスクがない」というのはウソです。
パッと思い浮かぶだけでも、
- 人口減少
- 高齢化による労働人口の減少
- 終身雇用の崩壊
- 大企業もリストラを実施
- 平均年収は低下
など、リスク要因はたくさんあります。
- 日本のサラリーマンのリスクは、年々上がっている
- リスク対策をしていないと、危険は急にやってくる
これが真実です。
「働いてさえいれば、毎年自動的に給料が上がる」という時代はとっくに終わったのです。
サラリーマンの隠れリスク8選
サラリーマンのリスクは、以下の通り。
- サラリーマンの隠れリスク①:給料が下がるリスク
- サラリーマンの隠れリスク②:給料が割に合わなくなるリスク
- サラリーマンの隠れリスク③:リストラのリスク
- サラリーマンの隠れリスク④:倒産のリスク
- サラリーマンの隠れリスク⑤:転職できないリスク
- サラリーマンの隠れリスク⑥:独立できないリスク
- サラリーマンの隠れリスク⑦:時間のリスク
- サラリーマンの隠れリスク⑧:コミュニティのリスク
サラリーマンの隠れリスク①:給料が下がるリスク
日本人の平均年収は、だんだんと下がっています。
身近でも、「昔よりも年収がアップした」という人は少ないのでは?
時代は変わり、「毎年給料が上がる」という世界ではなくなりました。
サラリーマンの隠れリスク②:給料が割に合わなくなるリスク
「仕事ができる人」ほど、給料が割に合わなくなるリスクを抱えています。
全員「給料が上がりづらい」という状況は同じなので、以下のようになります。
- 仕事ができないサラリーマン:給料20万円
- 仕事ができるサラリーマン:給料20万円
見たままですが、仕事ができてもできなくても給料は同じです。
仕事ができる人ほど、損しやすくなります。
サラリーマンの隠れリスク③:リストラのリスク
サラリーマンには、リストラのリスクがあります。
もちろん、昔からリストラのリスクはありましたが、今はもっと大きくなっています。
「安定の代名詞」だった大企業や、銀行でさえリストラを行う時代です。
明日は我が身です。
サラリーマンの隠れリスク④:倒産のリスク
会社が倒産してしまうリスクもあります。
これは、説明不要ですね。
サラリーマンの隠れリスク⑤:転職できないリスク
ずっとサラリーマンを続けていると、「転職できないリスク」も出てきます。
同じ職場でずっと働いていると、気づかぬうちに「市場価値」が下がりがちです。
- 今の会社:同じ業務の繰り返しなので、進化がない。
- 社会市場:常に進化し、発展している。
という感じで、「自分の能力」と「市場での価値」が離れていってしまうのです。
「あれ、自分やばいかも」と気づいたときには手遅れです。
サラリーマンの隠れリスク⑥:独立できないリスク
独立できなくなるリスクもあります。
会社に飼い慣らされていると、
- 自分で考える力
- 自分で仕事を生み出す力
- 自分で稼ぐ力
が磨かれません。
もし「サラリーマンなんてやめたい」「独立して好きな仕事をしたい」と思っても、できない体になってしまいます。
サラリーマンの隠れリスク⑦:時間のリスク
サラリーマンには時間がありません。
- 平日は、仕事に追われ家と会社を往復。
- 休みの日は、寝たり、ダラダラしたり、家族サービス。
といった感じで、自由になる時間はほぼありません。
時間こそが、自由を生み出す源泉です。
ダラダラとサラリーマンをやっていると「自分で時間を生み出そう」と考えることもなくなるのです。
サラリーマンの隠れリスク⑧:コミュニティのリスク
サラリーマンは、出会いがありません。
毎日顔を合わせるのは、職場の人、仕事関係の人だけです。
人間関係を広げて、チャンスをつかむことができません。
人生を変えたいなら、付き合う人を変えるべき。
最大のリスクは、人生リスク
サラリーマンの最大のリスクは、「自分の人生を生きられなくなるリスク」です。
ある大企業の雇われ社長が退任するときに、こんなことを言っていました。
「自分は今日まで、1日も自分のために時間を使えたことがなかった。
常に株主や、社員や、お客様の目を気にして生きていた。
退任して、やっと自分のやりたいことができる」
世間では立派に見える大企業の社長でさえも、自由に人生を選べなくなるのです。
人生は、楽しむためにあります。
誰かの敷いたレールの上で走り続けることほど、つまらないことはないのです。
サラリーマンの隠れリスクを回避する方法
どうすればいいですか?
以下の方法がおすすめです。
です。
サラリーマンの隠れリスクを回避する方法①:学ぶ
勉強をしましょう。
社会人の平均勉強時間は、6分と言われています。
少な!
それでは、「自分のヤバイ状況」に気づけなくて当然です。
どうやって勉強すればいいですか?
シンプルに本を読めばOKです。
動画でもいいですが、受け身になってしまいがちなので読書の方がおすすめです。
「仕事」「お金」「税金」など、気になるテーマの本をまずは1冊読んでみてください。
自己啓発本も、スタートとしては悪くないです。
【1000冊以上読んだ僕が解説】自己啓発本は意味ないって本当?【意味あります】
↑こちらの記事で、初心者の方にオススメの本もご紹介しています。
サラリーマンの隠れリスクを回避する方法②:自分の市場価値を確認
次に、「自分がいくら稼げるのか?」という市場価値を確認しましょう。
こちらも方法はシンプルで、「一度、転職活動をしてみる」です。
転職サイトの情報だけでもある程度わかりますし、実際に転職活動をしてみるのが一番いいです。
- 「転職活動はしてみるけど、転職はしない」
- 「内定をもらって、本当に気に入ったら転職する」
ぐらいの感覚で、全然OKです。
ノーリスクでできるので、やってみては。
サラリーマンにオススメの転職サイト・転職エージェント3選【これだけでOK】
サラリーマンの隠れリスクを回避する方法③:稼げる体になる
あとは、実際に稼ぎましょう。
サラリーマンのリスクを回避するには、
「会社の看板ではなく、自分で稼げるようになること」です。
お金の心配がなくなれば、ほとんどのリスクは回避できます。
- 高収入の仕事に転職する
- 副業を始める
- 投資を始める
- 独立するためのスキルを身につける
など、挑戦してみてください。
時間はかかるかもですが、確実に自分にとってのプラスになります。
焦る必要はないけど、少しずつ行動しよう。
サラリーマンのリスクを知らなくて損した僕の話
僕自身、社会人になって10年間はサラリーマンのリスクを全く理解していませんでした。
- サラリーマンにもリスクはあること
- 給料が下がったり、働けなくなる可能性があること
- 「サラリーマン」と「個人事業主」の差
など。
まったく気づいてませんでした。
なんとなく仕事をして、
「このまま少しずつ出世していくのかな」
「でも、それで大丈夫なんだっけ。。。」
と自問自答していたことを覚えています。
ゆでガエル理論
「茹でガエル理論」と呼ばれるものがあります。
カエルを水に入れます。
少しずつ少しずつその水温を上げていくと温度の変化に気づかず、逃げ出すタイミングを失います。
最後は茹でられたようになって死んでしまいます。
同じことが、会社でも起こっています。
「毎月安定して給料はもらえているし、今後もなんとかなるだろう」
この気持ちが、あなたの行動を止めます。
気づいたときには、もう遅い。
行動だけが、人生を変える。
僕の人生を変えたきっかけは、いつも「たった1つの行動」でした。
- 1冊の本を読むこと
- 転職したこと
- 良い会社に出会えたこと
- ブログを書き始めたこと
行動していなければ、今の僕はありません。
きっと今も、昔と同じようにサラリーマンをダラダラ続け、漠然とした不安を抱いていたでしょう。
人生を変えるのは、今日の「たった1つの行動」です。
サラリーマンに潜むリスクを知り、それに備えて今日から行動を開始してみてください。
応援しています。
今回は、以上です。
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サラリーマンがオワコンと言われる理由3選【今のままだとダメです】
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