仕事をしていると、
- 「今の職場の人間関係が最悪で、辞めたい。。。」
- なるべく早く辞めたいが、本当に辞めて大丈夫なのか不安。。。
- 違う職場に行っても、また人間関係で悩まされるのが怖い。。。
そんなことを考えてしまうタイミングもあると思います。
人間関係の悩みが多いと、毎日の出勤がストレスになり、仕事に集中することもできません。
仕事をしていない時間にも、イヤな人間関係のことを考えてしまい、明日の出勤が憂鬱になってしまいます。
この記事ではそのような悩みを抱えている方向けに、
人間関係が原因で「今の職場を辞めたい」と思った時に考えるべきことを紹介しています。
後半では、「職場を変えれば人間関係の問題は解決するのか」という疑問にお答えします。
僕の簡単なプロフィールです。↓
Yuのプロフィール【元イジメられっ子ブラック企業サラリーマンが、人間関係の悩みをほぼゼロにして自由に生きるまで】
気になる方は、のぞいてみてください(3分で読めます)。
では、さっそく本題に入りましょう。
人間関係が原因で「職場を辞めたい」と思った時に考えるべき10のコト
自分の将来設計を考える
考えるべきコトその1は、「自分の将来設計を考える」です。
もっと具体的に言うなら、「自分は5年後、どのような人間関係で、どのような仕事をしていたいのか」を考えることです。
人間関係、仕事(=お金の稼ぎ方)に関して、方向性を決めましょう。
どのような人間関係を目指すのか。
どのような仕事をしてお金を稼ぎたいのか。
これを明確にすることがスタートです。
人間関係以外に原因はないか考える
考えるべきコトその2は、「人間関係以外に原因はないか考える」です。
今の職場を辞めたい原因は、本当に「人間関係の問題」だけでしょうか?
給料面が低い、待遇が悪い、将来性がない、身に付けられる専門スキルがない。
など、仕事をする中で抱える問題はたくさんあります。
「人間関係」だけを見ていると、その後の決定を間違えてしまう可能性もあります。
今の仕事の全体像を、幅広く見るようにしましょう。
会社の将来性を考える
考えるべきコトその3は、「会社の将来性を考える」です。
今の自分の職場には、明るい未来があるかを考えてみましょう。
昔は安泰と言われていた大企業、銀行、クルマ産業。
そのような業界の会社が、今ではリストラを行っています。
自分の会社が「沈みゆく船」だと思うなら、そこにしがみついていれば一緒に沈んでしまいます。
また、尊敬できる上司や幹部がいないような会社だとしたら、近い将来お客様や社員から見放されてしまうでしょう。
自分が今の会社にいるべきかどうかを冷静に見極めましょう。
人間関係の問題を解決する方法はないか考える
考えるべきコトその4は、「人間関係の問題を解決する方法はないか考える」です。
今の職場の人間関係を諦める前に、できることはないか考えてみましょう。
上司との関係が悪いのであれば、あなたが歩み寄ることで解決できるかもしれません。
話し合う、相談する、飲みに行く、接し方を変えてみる。
もしかしたら、環境を変えなくても、人間関係の問題を解決する方法は見つかるかもしれません。
出世の方法を考える
考えるべきコトその5は、「出世の方法を考える」です。
「今の職場でもっと出世することはできないか」と考えるのも1つの道です。
最近は出世なんて目指さない、という人も多いようですが、出世は人間関係解決の1つの手段です。
出世は、「この人は仕事ができる」ということの証明であり、「職場内での影響力が大きくなる」ということです。
影響力が大きくなれば、自然と人間関係もラクになる傾向があります。
転職先を考える
考えるべきコトその6は、「転職先を考える」です。
「会社には残らない」という意思を固めたなら、転職先を考えましょう。
間違っても「沈みゆく船」を選ばないように。
あなたの将来にとってプラスになる転職先を慎重に選ぶようにしましょう。
自分が今、持っているスキルを考える
考えるべきコトその7は、「自分が今、持っているスキルを考える」です。
転職しようとしても、あなた自身に「価値を提供できるスキル」がなければ雇ってくれるところはなかなかありません。
自分がアピールできるようなスキルを探してみましょう。
もし何も見つからないという人は、焦って転職をする前に今の職場でスキルを身につけれてからのほうが良いかもしれません。
今後必要なスキルを考える
考えるべきコトその8は、「今後必要なスキルを考える」です。
今の自分のスキルでは望んだ仕事ができないのだとしたら、「どのようなスキルが必要で」「どうやって身につけるのか」を考えましょう。
例えば、将来独立して1人でネット関係の仕事をしたいのだとしたら、
「一人でも稼げるようなプログラミングスキル」や「お客様を呼ぶマーケティングスキル」、「1人でも交渉できる営業力」などが必要になってくるでしょう。
身につけるためには、お金を払ってどこかで学ぶ必要があるかもしれません。
やり残しがないか考える
考えるべきコトその9は、「やり残しがないか考える」です。
今の職場で、必要なものは全て吸収できたかを振り返ってみましょう。
サラリーマンは、「給料をもらいながら、勉強ができる」という恵まれたポジションです。
せっかくその場所にいるなら、あなたにとって有益なスキルや人脈を得ないまま離れるのはもったいない。
やり残したことをなくしてから、去るようにしましょう。
元職場の人との関係を考える
考えるべきコトその10は、「元職場の人との関係を考える」です。
職場を去った後も、昔の職場との人間関係は継続する場合があります。
あなたにとって、前の職場の人との関係を継続することがプラスなのかマイナスなのかを良く考えましょう。
せっかく作った人脈を生かせるのであれば、生かした方が良い。
逆に自分にとってマイナスの関係だと判断したなら、関係を断ち切るようにしましょう。
職場での人間関係は、辞めることで解決するのか?【上の10項目を押さえておけば、解決します】
職場を変えても、人間関係の問題に悩まされ続ける人の特徴
「人間関係の問題は、いまの職場を辞めれば解決するのか?」
その答えは、「イエス」です。
解決します。
ただし、上の10項目をしっかり考えてからの転職であれば、という条件付きです。
「人間関係の問題がイヤだから」という理由で辞めてしまう人の多くは、自分の現状や将来のことを深く考えずに辞めてしまいます。
結局、人のせい、会社のせいにしてしまっているので、次の職場でもまた人間関係の問題が起きてしまうのです。
では、人間関係の問題をなくすにはどうすればいいのか?
僕の体験談を交えながら説明します。
職場を辞めて人間関係が解決する人の理由【僕の体験談】
僕も、人間関係に苦しんでの転職を経験しました。
転職をする際には、上の10項目の内容を真剣に考えました。
約5年間働き、管理職の経験もあったので、専門スキルやマネジメントスキルはそれなりにあったつもりです。
出世には限界を感じ、人脈は必要だと思っていなかったので、後悔なく転職を選びました。
新しい職場でも人間関係に悩むことはありましたが、前職ほどではなかったし、年々ラクになっていきました。
転職して、人間関係の悩みが少なく消えて行ったのには理由があると思っています。
それは、「人間関係を、自分の責任として考えたから」です。
前の職場では、上司との関係がうまく行っていなかった。
だから次の職場では「上司との接し方を変える」ということをしました。
上司との関係だけでなく、他の人との接し方も「自分から歩み寄り、自分から変えていく」ということを意識しました。
自分の行動を変え、自分から歩み寄るようにした結果、少しずつ人間関係のストレスはなくなり、僕を取り巻く環境は驚くほど良くなりました。
結局、いつまでも上司のせい、会社のせい、他の人のせいにしているだけでは、何も変わりません。
環境を変えても、また同じような問題が起きるだけです。
根本的な解決になりません。
必要なのは、自分の考え方と行動を変えることです。
自分が変われば、それにふさわしい人間関係や環境が作られます。
職場を辞めたいと思った時、この記事の内容を参考にしてみてください。
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