飲食店の店長を辞めたい。
給料は安いし、責任は思いし、ツラい。。。
飲食店の店長ってツラいですよね。
仕事量の割に稼げないし、休みは少ないし。。
僕も現役で飲食店の店長をやっているので、本当によくわかります。
本記事では、
「飲食店の店長を辞めたいと思ったら、辞めていい3つの理由」
を解説します。
<本記事の価値>
- 「飲食店の店長を辞めてもいい」理由がわかる
- 飲食店の店長を辞めたいときに、やるべきことがわかる
- 現役の飲食店店長の「考え方」を知ることができる
本記事を書いている僕は、
- 現在37歳
- サラリーマン経験 15年以上
- マネジメント経験 10年以上
- 飲食店で働いて 10年以上
飲食店の店長を8年以上やっているので、
「記事の信頼性」はある程度あるかと思います。
「飲食店の店長を辞めたい」と思ったら辞めていい3つの理由
「店長を辞めたい」と思ったら、迷わず辞めて良いと思います。
実際、僕の周りでもこの10年で「9割以上の店長」が辞めていったし、
僕自身も辞めようとしたことがあります。
辞めてもいい理由は以下の通り。
- 店長の代わりはいる
- 「自分の代わりがいない」と思っても、何とかなるのが会社である
- 自分の人生、好きに生きるべき
店長の代わりはいる
辞めていい理由の1つ目は、「店長の代わりはいる」です。
責任感の強い店長ほど、「自分が辞めると周りが困る」「自分の代わりはいない」という気持ちが強く、
辞めることができません。
でも、実際は「代わりはいます」。
僕の周りでもたくさんの店長が辞めていったし、
僕も何度も異動を経験しましたが、すべてなんとかなってます。
ほとんどの場合、代わりはいます。
「自分の代わりがいない」と思っても、何とかなるのが会社である
辞めていい理由の2つ目は、「代わりがいないと思っていても、何とかなるのが会社」だからです。
実際に「誰も、自分以外に店長がいない」という状態が起きるかもしれません。
それでも何とかなるのが会社です。
店長がいないと、どうなるか?
- 店長がいないまま営業する
- マネージャーや社長が、代理をする
- 一般社員が代理をする
- 新しい社員を採用して店長にする
このような手が打たれます。
以前行ったある居酒屋が素晴らしいお店だったので、
「店長さん、働き始めてから長いんですか?」と質問したことがあります。
その答えは「先週、入社したばかりです」でした。
驚きました。
「新入社員が1週間後に店長になる」ということが起こりうるのが現実です。
お店のレベルは落ちるかもしれませんが。。。
自分の人生、好きに生きるべき
辞めていい理由の3つ目は、「自分の人生、好きに生きるべき」です。
会社に気を使って、「やりたいことができない」人生を歩むのは辞めましょう。
会社が好きならそれでもいいですが、そうでなければ無理に続ける必要はないです。
周りの目を気にせず、好きに生きればいいのです。
自分の意思を尊重しよう。
飲食店の店長を辞めたくなる理由
飲食店の店長ってそんなに大変なんですか?
そうですね。
「辞めたい」という人も多いです。
代表的な理由は、以下の通り。
- 給料が安い
- 人がたりず休めない
- 仕事が楽しくない
- 人間関係がうまくいかない
- 責任がおもい
僕も辞めようとしたことがあるんですが、
- 労働環境の割に、給料が安い
- 責任が重すぎる
という理由で辞めようとしました。
「これなら自分で飲食店をやった方がいい」と思ってました。
飲食店の店長を辞めたくても辞められない理由
いざ辞めようと思っても、なかなか辞められないんですよね。。。
そうですね、僕も結局辞めませんでしたし。
辞めようと思っても辞められない理由は、以下のようなことが考えられます。
- 責任感が強い
- 引き止められる
この2つが大きいかなと。
他にも、「転職できるか不安」とか「他にやりたいことがない」ということが考えられます。
飲食店は人手不足のことも多いので、上司に相談してもまず引き止められます。
辞めるなら、「強い覚悟」を持つのが大切です。
飲食店の店長を辞めたい人がやるべきこと
「辞める」という気持ちが固まったら、どうすればいいですか?
以下の2つをやりましょう。
- 転職活動をする
- 「辞める」と言う
転職活動をする
「辞める」前に、転職について考えておきましょう。
辞めてから転職活動をするのでもいいですが、リスクもあるし精神的にもきつかったりします。
休みの日などを使って、まずは転職活動をしてみることをオススメします。
「転職活動」自体は、リスクなくできます。
「休みの日が全くない」という状態なら、辞めるのが先です。
ブラック企業は、すぐ辞めましょう。
こんな飲食店は、ブラックです。↓
飲食業がブラックすぎる10の理由【飲食サラリーマン10年以上の僕が解説】
「辞める」と言う
上司に「辞める」意思を伝えましょう。
ポイントは以下の通り。
- 辞める理由(給料が安いから、など)を整理しておく
- できるだけ正直に気持ちを話す
- 強い覚悟で話す
軽い気持ちで「辞めたい」と言っても、上司は重く受けとめてくれません。
あなたの意思が弱いと、「まぁまぁ」となだめられて終わるなんてこともあり得ます。
上司に伝えるなら、「本当に辞める」というつもりで伝えましょう。
あなたの覚悟が伝われば、上司も本気で向き合ってくれます。
飲食店を辞めた後の道
いざ辞めようとしても、辞めた後はどうすればいいんでしょう?
主に3つの道が考えられます。
- 他の飲食店に転職する
- 飲食以外の業種に転職する
- 独立する
このうちもっとも簡単なのは、「他の飲食店に転職する」です。
一度店長まで経験しているのなら、他の飲食店で働く際にもその経験が有利に働く可能性が高いです。
「もう飲食店で働くのがイヤだ」という人は、思い切って他の業種に飛び込んでみるのもいいかもしれません。
独立は、まとまった資金も必要ですしリスクもあるので、慎重に考えましょう。
店長のうちに得られるスキルを身につけておこう
どの道に進むにしても、スキルは重要です。
飲食店の店長をやりながら、身につけられる技術もあります。
- 料理のスキル
- 接客のスキル
- マネジメントスキル
- リーダーシップ
- 数値管理
- コニュニケーションスキル
- マーケティングスキル
- 時間管理のスキル
などです。
自分の希望する道に進めるよう、店長をやりながら身につけておくことをオススメします。
転職まで時間があるなら、身につけておいて損はなし。
飲食店の店長を辞めなかった僕の決断の話
僕が飲食店の店長を辞めなかった理由
僕自身、過去に1度、店長を辞めようとしたことがあります。
結論として、僕は辞めずに今の会社に残りました。
理由は、
「責任を軽くして、給料を上げてくれたから」
です。
お金も大事。
当時は、
- 売上や利益に対する責任が重く、
- そのため休みも思ったようにとれず、
- その上給料は安い。
という状態でした。
限界を迎えた僕は、社長に相談し「辞めようと思います」と伝えました。
本当に辞めるつもりでした。
僕の話を聞いた社長は、理解を示してくれ、
僕が納得できるような労働環境と待遇を、実際に用意してくれました。
僕は、考え直して、会社に残ることにしました。
辞めようと思ったら、今すぐ行動しよう
僕が伝えたいのは、「辞めると言えば、待遇が改善される」ということではありません。
僕の場合は、特殊な例だと思います。
僕が伝えたいことは、
「辞めるために、行動しよう」
ということです。
「辞めたい」とグチをこぼすのは簡単ですが、それでは状況は何も変わりません。
辞めたいなら、
- 転職活動をする
- 上司に「辞める」と伝える
という具体的な行動をすることです。
転職活動をしてみて「雇ってくれる会社がない」とわかれば、今の会社で頑張る理由ができます。
転職活動がうまく行ったなら、そのまま辞めればいいです。
どちらにせよ、行動しなければ道は開けません。
「辞めたい」と思うなら、体を動かし、行動を始めましょう。
応援しています。
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今回は以上です。
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