人間関係をこじらせることが多くて困っています。
友達とはケンカしてしまうし、恋人ともギクシャクしている。
職場の同僚にも誤解されることが多いし、なんだかうまくいきません。
生きていると人間関係がこじれてしまうこともありますよね。
僕もよく人間関係をこじらせて生きてきました。
本記事では、
「人間関係をこじらせる人の9つの特徴と、その対処法」を解説していきます。
この記事を読めば、「人間関係のこじらせ」から解放されるでしょう。
本記事を書いている僕は、
- サラリーマン経験 15年以上
- ブラック上司のもとで働いていた時に、うつ病診断を受けて退職。
- その後、転職をして飲食店サラリーマンになる。
- 過去のツラい経験をもとに、主に人間関係をテーマにしたブログ記事を執筆中です。
本記事の結論ですが、「人間関係をこじらせてしまう人がやるべきことは、自信をつけること」です。
以下で解説していきます。
人間関係をこじらせる人とは?
人間関係を「こじらせる」とは?
そもそも、人間関係を「こじらせる」とはどういうことでしょう?
辞書を引いてみると、「こじれる」の意味は「物事がもつれて、うまく進まなくなる」と書いてあります。
つまり「人間関係をこじらせる人」というのは、
「人間関係がうまく進まなくなるように、物事をもつれさせてしまう人」のことです。
わかったような、わからないような。。。
人間関係をこじらせる人は、わざわざ人間関係に「モメごと」を起こします。
例えば、
- 不要なウソをつく
- 感情的になって、相手に文句を言う
- 他人の仲が悪くなるよう仕向ける
- わざとミスをして仕事がうまく進まないようにする
- 悪口を言いふらす
などなど。
イヤな人ですねー。
そうですね、でも気づかないうちに自分も同じようなことをやってるかもしれないんだ。
本人は意識していないかもしれませんが、気づかないうちにモメごとを増やしている場合があるのです。
人間関係をこじらせてしまう人の性格
人間関係をこじらせてしまう人の性格を一言で言うと、
「他人を犠牲にしてでも、自分を守りたい人」
です。
えー!僕もこじらせてしまったことがあるんですが。。。
あなたは他人を犠牲にしてでも、自分を守りたい人ですね(笑)
まじか。。。
もちろん、人間関係をこじらせた経験がある人が、
いつも「他人を犠牲にしてでも自分を守りたい」と思い続けているわけではありません。
「ある瞬間にだけ」そういう性格になってしまう場合があったということです。
「人間関係をこじらせてしまったことがある」ということは、
相手に「この人は自分勝手な人だな」と思わせてしまうタイミングがあったということなのです。
具体的に言うとどんなことですか?
例えば、恋人にウソで「別れよう」と言う人がたまにいますよね。
いますねー。。。
「別れよう」と本当は思ってもいないのに恋人に別れ話をする。
この時の意図は、「自分が愛されていると確認したい」という気持ちです。
自分が「別れたい」と言ったら、相手がきちんと「イヤだ」と言ってくれることを確認したいのです。
めんどくさい。。。
こういう行動をする人は、「恋人に愛されていないんじゃないか」と不安で不安で仕方がない人です。
でも、試された方はたまったもんじゃないですよね。
急なことで焦るし、優しい人は「何か悪いことしたかな」と自分を責めてしまう。
相手を試すような行動はやめましょう。
相手にツラい思いをさせることがわかっているのに、相手を試すような行動をしてしまうのは、
「相手を犠牲にしてでも、自分を守りたい」という気持ちがあるからです。
相手を傷つけてでも、自分が「愛されている」という気持ちを確認したい。
その気持ちが、人間関係をこじらせるのです。
この話は極端な例かもしれないですが、
人間関係がこじれてしまう時には、誰かの「自分勝手な行動」が原因のことが多いです。
自分を守るためにウソをついたり、自分の都合の良い人間関係を作ろうとしたり。
不安になると、人は自分を守るために他人を犠牲にしてしまうことがあります。
僕も何度も自分を守るために自分勝手な行動をしました。
その自分勝手な行動が原因で、人間関係がこじれてしまうことがあるのです。
気をつけます。
実際に、人間関係をこじらせてしまう人はどんな人なんですか?
次の章で解説します。
人間関係をこじらせてしまう人の9の特徴
人間関係をこじらせてしまう人の特徴は以下の通りです。
- 自信がない
- 承認欲求が強い
- 周りからの評価を気にしすぎる
- 意見がコロコロ変わる
- ごめんなさいが言えない
- 裏の顔がある
- 小さなウソをつく
- 相手の気持ちを考えない
- 感情をコントロールできない
自信がない
人間関係をこじらせてしまう人の特徴1つ目は「自信がない」です。
実は、これが最も大きな「こじらせ」の原因です。
人間関係をこじらせてしまう人は自信がないので、「自分を守ろう」という気持ちが強いです。
傷つくのがイヤで、自分を守るために相手を傷つけてしまうことがあります。
自信をつけるのには時間がかかりますが、少しずつ自分を成長させるのが一番の近道です。
承認欲求が強い
人間関係をこじらせてしまう人の特徴2つ目は「承認欲求が強い」です。
自信がないので、「周りの人に認めてほしい」という気持ちが人一倍強いです。
承認欲求は誰もが持っているものですが、その欲求が強すぎると問題です。
承認欲求が強すぎる人は、自分が評価されないとすぐ落ち込んだりネガティブになります。
時には、うまくいかないことを他の人のせいにして責めてしまいます。
承認欲求を強く持ちすぎないよう気を付けましょう。
周りからの評価を気にしすぎる
人間関係をこじらせてしまう人の特徴3つ目は「周りからの評価を気にしすぎる」です。
自信がないので、「自分が周りからどう見られているのか」を必要以上に気にします。
周りから良い評価を受けたいがために、本音を言わなかったり、時にはウソをついたりします。
自分の評価が傷つくのがこわいのです。
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意見がコロコロ変わる
人間関係をこじらせてしまう人の特徴4つ目は「意見がコロコロ変わる」です。
一度自分が言ったことを、簡単に変えてしまいます。
意見を変えること自体は悪くないのですが、
相手によって違う意見を言ったりするのでそれがモメごとの種になります。
安易に人に流されるのではなく、きちんと自分の意見を伝えるようにした方が信頼されます。
ごめんなさいが言えない
人間関係をこじらせてしまう人の特徴5つ目は「ごめんなさいが言えない」です。
自信がないので、自分の間違いを認めることができません。
素直に謝れば問題が起こらない場面でも、
プライドがジャマして「ごめんなさい」が言えず、人間関係がこじれてしまう場合があります。
自分が悪い時は、素直に「ごめんなさい」を言いましょう。
裏の顔がある
人間関係をこじらせてしまう人の特徴6つ目は「裏の顔がある」です。
「他人に見せる態度」と、「心の中で考えていること」が大きく違う人がいます。
表の顔と、裏の顔があるのです。
人によって見せる態度が違ったり、裏で悪口を言っていることがバレたりすると、
人間関係はこじれます。
表の顔と、裏の顔を、使い分けすぎないようにしましょう。
いつも100%本音を言うわけにはいかないと思いますが、なるべくギャップを小さくすることです。
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小さなウソをつく
人間関係をこじらせてしまう人の特徴7つ目は「小さなウソをつく」です。
自分の身を守るためなら、平気でウソをついてしまいます。
小さなウソは意外とバレています。
気付いた相手は、気付いていても指摘しないだけです。
指摘することは、エネルギーがいることだからです。
必要のない小さなウソで信頼を失うのはやめましょう。
相手の気持ちを考えない
人間関係をこじらせてしまう人の特徴8つ目は「相手の気持ちを考えない」です。
相手の気持ちを考えることができないので、気づかないうちに相手を傷つけて人間関係をこじらせます。
何かを言う前に、相手の気持ちを考えるようにしましょう。
相手がイヤがる発言や行動をしないことで、人間関係はスムーズに進むようになります。
感情をコントロールできない
人間関係をこじらせてしまう人の特徴9つ目は「感情をコントロールできない」です。
自分の感情をコントロールすることが苦手な人は、相手に高まった気持ちをそのままぶつけてしまいます。
ムカついた時は感情に任せて怒ってしまいます。
イヤなことがあった時には、すぐ不機嫌になります。
感情のコントロールができない人は、
相手の気持ちを考えずに感情をぶつけるので、人間関係がこじれます。
感情的になりすぎないよう気を付けましょう。
人間関係をこじらせてしまう人の特徴はわかりました。
では、実際に人間関係をこじらせてしまった時は、どうすればいいんでしょうか?
次の章で解説します。
人間関係をこじらせてしまった時の対処法
人間関係をこじらせてしまった時の対処法は、以下の2つです。
- 自分が悪かったところを謝る
- 次に同じ間違いをしないよう気を付ける
自分に原因があるのなら、やることはこの2つだけで十分です。
それだけ?
それでもギクシャクした関係が元に戻らなかったら?
放っておきましょう。
相手のことはそれ以上気にせず、明るく振る舞った方がいいです。
誰でも人間関係をこじらせてしまうことはあります。
もちろん、僕も何度となく人間関係をこじらせて苦労しました。
自分勝手に行動するつもりはなくても、
相手に誤解されたり、迷惑をかけてしまうこともあります。
過去に起きたできごとは変えられません。
あなたはきちんと謝ったのです。
その上で、相手が態度を変えないなら、もうどうしようもありません。
誰でも間違いを犯すことはあります。
それを許してもらえないような関係性なら、いずれ終わるでしょう。
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逆に、自分以外で「人間関係をこじらせてくる人」が身の回りにいる場合はどうすればいいですか?
身の回りに、人間関係をこじらせる人がいる時の2つの対処法
人間関係をこじらせてくる人への対処法は2つです。
- 距離を置く
- 早めに注意する
距離を置く
身の回りに人間関係をこじらせる人がいる場合は、
距離をおくが正解です。
関わるのは必要最低限にし、可能なら相手から逃げるようにしましょう。
世の中には、無意識に人間関係をこじらせる人がいます。
平気で人を傷つける人もいます。
そういう人からは逃げるのが正解です。
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早めに注意する
もしも「距離を置く」のが難しい関係の場合は、早めに相手に注意することです。
例えば、自分のパートナー、子供、部下や、親しい友達など。
今後も長く付き合い続けたいなら、相手の良くないところもキチンと伝えましょう。
多くの大企業の経営者が「座右の書」としてきた中国古典「貞観政要」の中に、
「兆しを諫める」という言葉があります。
わかりやすく言えば、「大きな問題になる前に、相手に注意を与える」ということです。
こじらせてしまう人の特徴に当てはまるような行動(例えば、小さなウソをつくなど)を、
身近な人がやっているのに気付いたら、早めに注意をしましょう。
ただし、相手があなたの意見を聞き入れるかどうかは、別問題です。
また、あなたの意見を押し付けすぎると、これまた人間関係がこじれる原因になります。
なんだかややこしい。。。
あなたの意見を一方的に伝えすぎないように気を付けましょう。
相手の気持ちを考え、自分勝手にならないように接するようにしましょう。
今後、人間関係をこじらせないためにやるべきことはありますか?
自信をつけることです。
人間関係をこじらせないためにやるべきこと
よく人間関係をこじらせてしまう人は、「自信をつける」努力をしましょう。
人間関係がこじれる大きな要因は、「自信のなさ」です。
自信がないから、自分を守るために自分勝手な行動をしてしまう。
その結果、相手を傷つけてしまい人間関係がギクシャクする。
それを解消するためには、いつも余裕を持てるよう自信をつけることです。
自信をつけるためには、毎日のちょっとした努力が大切です。
良い習慣を長く続けることで、自信は育ちます。
【保存版】自信をつけるための15の方法【少しずつ努力しよう】
まとめ
「人間関係をこじらせてしまう人」は、
- 「他人を犠牲にしてでも、自分を守りたい人」
「人間関係をこじらせてしまう人の特徴」は、
- 自信がない
- 承認欲求が強い
- 周りからの評価を気にしすぎる
- 意見がコロコロ変わる
- ごめんなさいが言えない
- 裏の顔がある
- 小さなウソをつく
- 相手の気持ちを考えない
- 感情をコントロールできない
「人間関係をこじらせてしまった時の対処法」は、
- 自分が悪かったところを謝る
- 次に同じ間違いをしないよう気を付ける
「人間関係をこじらせてくる人への対処法」は、
- 距離を置く
- 早めに注意する
「人間関係をこじらせないためにやるべきこと」は、
- 自信をつけること
今回は、以上です。
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