上司が、いつも偉そうにしてきてムカつきます。
たいした仕事をしてるわけじゃないのに、上から目線で否定してきたり、
自慢話を聞かされたり。
ウザすぎて関わりたくありません。
偉そうな上司は自信がないだけなので、
かわいそうな目で見て放っておきましょう。
上から目線の上司は、
「お前は、本当に仕事ができないな」
「そんな簡単なことも1人でできないの?」
「何をやってもダメだな」
こんなことを言ってきて、やる気がなくなってしまいます。
偉そうな上司に影響されるだけ損なので、
「上から目線の上司の正体」を暴き、丸裸にします。
本記事を読むことで、「なぜあなたの上司が偉そうにするのか?」を理解でき、
「上から目線の上司に悩まされない快適な人生」を手に入れることができるでしょう。
<本記事の内容>
- 上から目線の上司の心理
- 偉そうな上司への対処法3選
がわかります。
結論ですが、
上から目線の上司の正体は、「硬直マインドセット」です。
偉そうにするのは、考え方が凝り固まっているから。
言うことを真に受けず、放置するべき。
この記事を書いている僕は、
- 現在37歳
- サラリーマン経験 15年以上
- マネジメント経験 10年以上
- 上司ガチャでハズレを引き続け、うつ病診断で転職。
今はサラリーマンをやりながらも割と自由に生きています。
【結論】なぜあなたの上司は偉そうなのか?【上から目線の正体】
上から目線の上司の正体は、「硬直マインドセット」
なぜうちの上司は、あんなに偉そうなんでしょう?
それは上司が、「硬直マインドセット」だからです。
硬直マインドセット?
硬直マインドセットとは、「変化を否定する、凝り固まった考え方」のことです。
以下で、わかりやすく解説します。
人間には2種類の人がいると言われています。
- 硬直マインドセットの人
- しなやかマインドセットの人
このうち、「硬直マインドセット」の人は、上から目線になりやすい傾向があります。
スタンフォード大学心理学教授であるキャロル・S・ドゥエックの研究によると
硬直マインドセットとは、
「自分の能力や才能の量はあらかじめ決まっていて、変えることができない」という考え方。一方で、しなやかマインドセットとは、
「自分の能力は努力やテクニック、誰かの助けによって変えられる」という考え方。
のことを言います。
「上から目線の上司」は「硬直マインドセット」であり、
「自分の能力は、これ以上上がることはない」と考えています。
ポーカーで例えると、
硬直マインドセットの人:
「初めに配られた手札だけ」でプレイしなくてはいけない。
本当は10のワンペアしかなくても、ロイヤルフラッシュがあるかのごとく自分にも他人にも思い込ませたい。
しなやかマインドセットの人:
より良い手札を集め、プレイしようと思う。
10のワンペアをもとにして、これからどんどん手札を強くしていけばいい
このように考え方がまったく違います。
そして、「上から目線の上司」の心理を見ていくと、以下のようになります。
【上から目線の正体】偉そうにする上司の心理
「上から目線の上司の心理」は、以下の通り。
- 人の能力には限界がある。(硬直マインドセット)
- ゆえに、自分はこれ以上、成長できない。
- このままだと、自信を保つことができない。
- 自信を保つために、「絶対にミスをしない簡単な作業」をやろうとする。
- 簡単な作業ができない部下を、下に見る。(そうすることで自信を保つ)
→ 上から目線の「偉そうな上司」の完成。
という流れです。
ということで、「なぜ上司が偉そうにするのか?」に対する答えは、
であり、
ということです。
マインドセットについて、詳しく知りたい方はこちらの本をどうぞ。
歳を取ると、「上から目線」になりやすいワケ
昔、職場の先輩だったOさん(60歳)からこんな話を聞きました。
歳を取ると、夢を見なくなる。
それは「自分の限界」を認めざるをえないから。
少年の頃は、「野球選手になる」「宇宙飛行士になる」「医者になる」
と憧れていても、だんだんと現実が見えてくる。
受験戦争に敗れ、就活で苦労し、出世の限界を感じると、「自分は、このぐらいが限界だ」と勝手に悟る。
そういう人は、他人の成長や成功が許せない。
そして、他人を蹴落とすことにエネルギーを使う。
同じ組織にいる上司でさえも、そのような人が多い。
本当は、何歳になっても人は成長できるのに。
当時、上から目線の上司に苦しんでいた僕は、妙に納得したのを覚えています。
成長を諦めた上司は、自分が傷つかないために部下にマウントを取るようになるのです。
【上から目線の正体】偉そうな上司への対処法3選
上から目線の上司が、「硬直マインドセット」ということはわかりました。
じゃあ、そんな「偉そうな上司」にどう対応すればいいですか?
以下の通りです。
- 放置する
- 仕事で追い越す
- 転職する
【上から目線の正体】偉そうな上司への対処法①:放置する
基本、上から目線の上司は放置しましょう。
「かわいそうな人だな」と思いつつ、スルーが一番かと。
ぶっちゃけ、人の考え方は変わりません。
なので、基本は放置しましょう。
うまく聞き流してください。
関連記事:やたら偉そうにするサラリーマンって何なの?【気にしない方がいいです】
【上から目線の正体】偉そうな上司への対処法②:仕事で追い越す
圧倒的な仕事ぶりを発揮して、上司に見せつけましょう。
「硬直マインドセット」の上司は、
「能力は変わらない」「能力が高い自分の方が偉い」と信じています。
そんな上司にとって、「成長する部下」は脅威でしかありません。
だから、あの手この手で部下の成長をジャマしてきます。
もしも部下が、「自分を追い越した」となると、上から目線の上司は自信を失って何も言えなくなります。
こんな上司、見たことありませんか?
- 新人には、上から目線で偉そうに接する
- ベテランや仕事ができる人には、偉そうにしない
これは、「上から目線の上司あるある」です。
うちの上司もそうです。。。
仕事で上司を追い越せば、もう何も言われなくなります。
【上から目線の正体】偉そうな上司への対処法③:転職する
どうしてもガマンできないなら、転職しましょう。
上でも書きましたが、上司は変わりません。
そしてそんな上司を放置している会社も変わりません。
自分がツラい思いをして働くぐらいなら、転職した方が早いです。
「転職なんて大げさな。。。」と思うかもですが、
「毎日、気持ちよく働けるかどうか」は大きな問題です。
実際、転職活動はノーリスクでできるので、検討してみても損はないかと。
参考記事:【知らないと損】今すぐ転職しなくても、転職エージェントに登録「だけ」でもすべき6つの理由【僕は70万円損した】
【上から目線の正体】偉そうな上司は、いずれ消えていく話
上から目線の上司に苦しんだ僕の話
僕自身、昔「やたらと上から目線の上司」がいたので、とても苦しみました。
上司は大して仕事をしていないのに、僕に対しては
- 「こんな簡単な仕事もできないの?」
- 「いつまで新人のつもり?」
と、厳しめの言葉を投げかけてきました。
「うるせーな」と思いながら聞いていましたが(笑)
結局僕が転職してサヨナラしました。
その後のことは詳しく知りませんが、上司は降格になり会社を去ったようです。
偉そうな上司は、いずれ消えていく
その時の僕は転職してしまいましたが、どちらにしろ「上から目線の上司」は消えていきます。
上から目線の上司は、
- 部下に嫌われる
- 誰からも助けてもらえなくなる
- 成果が上がらない
- 降格・転職・退職する
という流れになる可能性が高いです。
今までたくさんの「上から目線上司」を見てきましたが、本当にみんな見事に消えていっています。
大事なのは、自分が「上から目線」にならないこと
一番怖いのは、「いつの間にか自分が上から目線になってしまうこと」。
上でも書きましたが、人は「歳を取るほど上から目線になりやすい」です。
特に上司になると「部下ができて、おれは偉い」と勘違いしやすい。
そうならないよう、常に「しなやかマインドセット」でいましょう。
方法は簡単で、
- 成長しようとする気持ちを忘れないこと
- そして、部下の成長を喜び、そこから自分も学ぶこと
です。
そうすれば、部下を批判するだけの「上から目線の上司」にはならずに済みます。
上から目線の上司を「反面教師」にして、成長しましょう。
今回は、以上です。
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