NFTを販売したいんだけど、値段はいくらに設定すればいい?
NFTの値段の相場は?
NFTの価格設定で気をつけるべきことはある?
こんな疑問にお答えします。
この記事を書いているぼくは、
- NFTブログ運営者
- NFTによる含み益:50万円以上
- 購入したNFT:50個以上(100万円以上を投資)
- 自分でNFTコレクション「Panda’s journey 100days」を作成
自分でもNFTを販売したので、その経験をもとにお話しします。
この記事を読むことで「NFTを販売する時の相場感」が理解でき、自信を持ってNFTの値段を決められるようになるでしょう。
結論ですが、初めてNFTの販売をするなら
- 0.001ETH(200円程度)
- 0.01ETH(2,000円程度)
上記のどちらかがオススメ。
以下で、詳しく解説していきます。
NFTの値段の相場感について
NFTの値段の相場は「0.001〜0.01ETH」
NFTの最初の販売価格は、「0.001〜0.01ETH」に設定されていることが多いです。
もちろん、それ以外のNFTもたくさんあります。
最初から1ETH(20万円程度)で販売するNFTなんかも、あるにはあります。
とは言え「一般的な相場感」で考えると
- 0.001ETH(200円程度)
- 0.01ETH(2,000円程度)
が多いかなと。
例えば、日本のNFTとして有名な以下のNFTはすべて初期の価格は0.001ETHです。
- CNP (CryptoNinjaPartners)
- CNPJ (CryptoNinjaPartnerJobs)
- MHS (My HERO Sidekicks)
2022年末に販売されるLLAC(Live Like A Cat)も0.001ETHですね。
「格安ミント」と呼ばれますが、販売時に格安の値段設定をして認知を広げるNFTが多いです。
「最初は安く販売」→「転売されながら価格が上がっていく」というイメージですね。
NFTの値段は自分で決めてOK
とは言えですが、値段設定は自分で決めてOKです。
上記で紹介したNFTはすべて1万体以上など、大量に発行されたNFTです。
ジェネラティブNFTと呼ばれます。
1点ものになると当然、初期の設定価格は上がりやすいので「自分が思う適正価格」でOK。
ただ「初めてのNFT販売」で価格を高くしすぎると、当然ですが売れません。
ぼくは1点もののNFTを100点発行しましたが、すべて0.001ETHで販売しました。
以下で「低めの値段設定がオススメの理由」を解説します。
NFTの値段設定は、安めがオススメな3つの理由
繰り返しですが、NFTの値段設定は
- 0.001ETH(200円程度)
- 0.01ETH(2,000円程度)
がオススメ。
理由は、以下の通り。
- 理由①:目安になる価格だから
- 理由②:売れやすい価格だから
- 理由③:クレームにならないから
理由①:目安になる価格だから
上の章で紹介した通り、「0.001ETH」で販売しているNFTが多いので目安になります。
0.01ETHも10倍なのでわかりやすいですよね。
人は買い物をするときに、無意識に「目安」を探します。
「自動販売機のジュース=120円ぐらい」ってイメージありますよね。
心理学的に「アンカーリング」と呼ばれたりします。
「あのNFTと同じ値段なら買うかな」となりやすいのです。
理由②:売れやすい価格だから
2つ目の理由は「売れやすい価格だから」。
ぶっちゃけ、何の実績もない人が1ETHとかで出品してもまず売れません。
でも、安くすれば売れる可能性はあります。
実際ぼくは「絵を描けない(AIを使った)」「NFT未経験」という完全に素人でしたが、値段を0.001ETHに設定したことで買ってもらうことができました。
まだ実績がないのなら、まずは実績作りのためにも低めの値段設定にしましょう。
理由③:クレームにならないから
3つ目の理由は「クレームにならないから」。
一部の人は「値上がりしそうだから」という理由でNFT購入します。
なので「最初の値段より下がってしまった」ということでクレームになる可能性があります。
個人的にはそれほど気にする必要はないと思いますが、NFTを販売するなら「買い手の気持ち」を考えることも大切です。
「売って、儲けたらそれで終わり」だと、信頼を損なうことにもなりかねません。
高い価格に設定するのももちろんOKですが、「買ってくれた方に真剣に向き合う」ことを忘れないようにしましょう。
NFTの値段設定をする時に、気をつけるべきこと
以下の点には、気をつけたほうがいいかと。
- 1回で当てようとしない
- 自分を過大評価しない
- 絵のクオリティだけでは売れない
1回で当てようとしない
1発目から大当たりを狙いすぎないようにしましょう。
もちろん狙ってもいいですが「簡単に売れる世界ではない」というのは覚えておいてください。
NFT業界のクリエイターさんも「1作品目からうまくいった」という人は少数派です。
「最初は当たらなくても当たり前」ぐらいに思っておいた方が気楽。
自分を過大評価しない
自分を過大評価しないようにしましょう。
過小評価の必要もありませんが。
自分の作品を過大評価して「高すぎる値段設定」にしてしまうと、当然ですが売れません。
他のNFTコレクションと比べてみて、適正な値段設定をすべき。
絵のクオリティだけでは売れない
いくら絵が上手でも、基本的には売れません。
運よく売れる場合もありますが。。。
NFTは特殊な世界で「応援文化」が色濃くあります。
つまり「応援されているNFTほど売れやすい」のです。
他にも、
- コミュニティを作っているか
- しっかりと情報発信しているか
- 絵以外の機能(ユーティリティ)が充実しているか
といったことも重要です。
「絵さえ良ければ売れる」世界ではないので、気をつけましょう。
参考記事:【真実を教えます】下手な絵でも、NFTが売れている4つの理由【社会的証明】
NFTの値段設定を低めにしてよかった話
個人的には0.001ETHという低めの値段設定にしてよかったと思っています。
値段のプレッシャーなくNFTを作ることができ、たくさんの方に買っていただくこともできました。
もしあなたが「初めてのNFT販売」をしようとしているなら、低価格で始めることをオススメします。
人気が出てくれば、いずれ価格は上がっていきます。
NFTの世界では「転売」が当たり前なので、最初の価格が低くてもいずれ評価されます。
ロイヤリティ収入という「転売されるたびにクリエイターに収入が入る」という仕組みがあるのでご安心ください。
継続的な収入源にすることもできます。
参考記事:【仕組みを解説】NFTの「ロイヤリティ」とは?【稼ぎ方も説明します】
適切な値段設定をして成果を上げられるよう、頑張ってください。
今回は、以上です。
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