こんにちは、yuです。
みなさんは、誰かとケンカしてしまったり、意見が合わずなんだか気まずい雰囲気になってしまったことはありませんか?
そんな時、「とりあえずあやまる」という人もいると思いますが、あまり賢い選択肢とは言えません。
では、人間関係が悪化してしまった時、どうすればいいのか。
早速、結論です。
【結論】相手が自分にとって本当に必要な存在なのかを考え、その後話し合う。【白黒つけてはいけない】
以下で解説していきます。
今回の記事は、次の構成で書いています。
- 【前半】人間関係の悪化は、付き合い方を見直すチャンス。
- 【後半】話し合いの手順解説。
では、さっそくいきましょう。
【前半】人間関係の悪化は、付き合い方を見直すチャンス。
どんだけポジティブなんだ、と言われそうですがこれもまた事実です。
もちろん、私もへこむ時はへこみます。
へこむのも大事な時間です。
でも、一度へこみ切ったら、そこから切り替えて前に進みましょう。
自分にとって、相手はどういう存在なのか。
本当に必要な存在なのかを考えましょう。
ドライすぎると言われそうですが、大切なのはまずあなた自身です。
本当は付き合いたくないと思っている人間と付き合い続けることが、あなたにとって良いことでしょうか?
私は、そうは思いません。
私は、大学時代以前の友人とは、ほぼ連絡をとらないし、飲み会に誘われても99%参加しません。
自分にとって、価値のある時間を過ごせないと思うからです。
冷たいですか?
良く冷たいねと言われます。
ですが逆に、自分が大切にしたい人や、家族、のための時間は積極的に取ろうとします。
時間は命。どのように使うかであなたの人生が変わります。
所属欲求、承認欲求がジャマをする。
人は、なぜ人間関係を大切にするのか?
その大きな理由に「所属していたい」「承認されたい」という、人として当たり前の欲があります。
アメリカ心理学者のマズローによると、人の欲求には5段階あります。
- 「生理的欲求」生きるための基本欲求(食べたい、寝たい)
- 「安全欲求」安心して暮らしてい(家がある、健康でいる)
- 「社会的欲求」仲間がほしい(家族が欲しい、所属したい)
- 「尊厳欲求」尊敬されたい(認めて欲しい、賞賛されたい)
- 「自己実現欲求」自分がやりたい事をやりたい。
下にいけば行くほど、高度な欲求です。
生きていく、安心して暮す、といった欲求がある程度満たされている現代で、もっとも強力な欲求になりやすいのが、
「社会的欲求」「尊厳欲求」
つまり、所属していたい、承認されたい、という欲です。
では、この欲を持つのが良くない事なのか?
というと、そうではありません。
ただ、大切にするあまり、自分を苦しめている人がいるという事です。
会社に所属していれば安心だが、所属することにこだわると、人間関係が悪化してもそこから抜けられません。
仲の良い友達と飲みにいけば自分の承認欲求は満たされるが、自分を成長させることはできません。
自分の欲を理解した上で、相手と向き合う。
まず、欲があることは悪ではありません。
私にも、あなたにも欲があります。
しかし、「所属していない状態がこわいから、誰にも認められないのがこわいから」
という理由で自分自身を苦しめているなら、その人間関係はあなたにとって良いものとは言えません。
冷静になって「あなたにとって、相手は本当に大切な存在なのか」
を見極めましょう。
【後半】話し合いの手順。
では、あなたにとって相手は、本当に必要な存在だと確認できたとします。
その上でやることは「事前準備」と「冷静な話し合い」です。
例として、「よく遅刻をしてくる会社の後輩に強く注意した。すると、後輩が逆ギレを起こして気まずくなってしまった」状態で考えます。
後輩には、成長してまだまだ頑張って欲しい、とあなたは思っています。
事前準備
- 自分がとった行動で、「正しいこと」「間違っていたこと」を書き出す。
- 相手がとった行動で、「正しいこと」「間違っていたこと」を書き出す。
- 話し合った上で、「どうなりたいのか」というゴールを書き出す。
例で考えるなら、
- 自分がとった行動で正しいことは、遅刻はダメだと伝えたこと。
- 自分がとった行動で間違ったことは、理由を聞かなかったこと。
- 相手がとった行動で正しいことは、遅刻してもキチンと出社してきたこと。
- 相手がとった行動で間違ったことは、理由の説明もなく逆ギレしたこと。
- ゴールとして望むことは、気まずい関係を元に戻し、後輩にやる気を持って仕事をしてもらいたい。
ここまで明確にします。
冷静な話し合い
その上で、相手と話し合いましょう。次の手順です。
- 最初に、「感情的にならず、おちついて話し合う」事をお互いに宣言する。
- 「目指すべきゴール確認し、一緒に道を探す」事をお互いに宣言する。
- 先に相手の言う分をきく。
- 自分の言い分を言う。必要なところだけあやまる。
- お互いの言い分についてとことん話す。
- 白黒つけるではなく、一緒にベストな道を探す。
例で言うなら、
- 最初に、「感情的にならず、おちついて話し合う」事を、約束します。
- 「明日からまた、やる気を出して仕事ができるようにしたい。そのために一緒に解決していこう」と言う事を、約束します。
- 後輩は、「遅刻したかったわけじゃない。連絡をいれるタイミングがなかっただけだ」と言います。
- 自分は、「理由を聞かずに叱ったのは悪かった。ただ、心配になるから電話一本でいいので、連絡は欲しい」と言う。
- さらに話し合う。
- 「遅刻する時は必ず電話をいれる。その余裕もなければ、LINEのメッセージ1個だけでも入れておく」と2人で決める。
このような流れです。
大事なのは、「白黒つけるではなく、灰色に落ち着かせる事」。
「どちらが正しいか、白黒つけてやろう」では解決しづらい場合も多いと言う事です。
相手を敵だと思って接すると、うまく話し合いになりません。
大事なのは、一緒に着地点を見つける仲間だ、という姿勢です。
相手が聞く耳を持たなかったら。
例えば、明らかに自分より立場が上の人に言われた時。
その時は、自分が引くしかありません。
その悔しさをバネに、自分が発言権を持てるよう力をつけましょう。
お互いの立場が対等に近いけど、聞く耳を持たない。
そんな時こそ、人間関係を見直すチャンスです。
「自分が気に入らないことがあると、すぐにスネる。おまけに話し合おうにも、聞く耳を持たない」
そんな人は、いますぐサヨナラです。
自分勝手な人とサヨナラすると、人生驚くほど自由になりますよ。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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