飲食業がブラックすぎる10の理由【飲食サラリーマン10年以上の僕が解説】

飲食店の話。

 

「飲食業はブラック」という話を聞くけど、実際はどうなの?

飲食店で働こうと思っていたので、現状を知りたい。

現在、飲食業で働いてるけど、ブラックすぎて病む。

他のお店も一緒なの?

今後どうすればいいだろう。

「飲食業界」=「ブラック」というイメージありますよね。

現役で10年以上働いている僕でさえ、そう感じる場面はたくさんあります。

 

本記事では、

「飲食業がブラックすぎる10の理由」を、

現役で飲食サラリーマンをしている僕の視点で解説します。

 

本記事を書いている僕は、

  • サラリーマン経験 15年以上
  • 飲食店で働き始めてから10年以上
  • 今も現役で、バリバリ飲食店の現場に立っています。
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飲食業は本当にブラックなのか?

厚生労働省においては、「ブラック企業」について定義していませんが、一般的な特徴として、

① 労働者に対し極端な長時間労働やノルマを課す

② 賃金不払残業やパワーハラスメントが横行するなど企業全体のコンプライアンス意識が低い

③ このような状況下で労働者に対し過度の選別を行う

などと言われています。

「選別」とは、必要ないと思った従業員をパワハラや社内いじめで自主退職に追い込むことです。

この定義に沿って考えると、飲食業は「完全にブラック」です。

より正確に言えば、「飲食業は、ブラック企業の割合が多い」です。

 

以下で、その理由を解説していきます。

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飲食業がブラックすぎる10の理由

なぜ「飲食業」=「ブラック」というイメージがあるのでしょうか。

以下のような理由を挙げられます。

  1. 労働時間が長い
  2. 残業代が出ない
  3. 休みが少ない
  4. 給料が安い
  5. スタッフが少ない
  6. パワハラが横行している
  7. 企業文化を強制される
  8. やりがい搾取される
  9. 社会的地位が低い
  10. 人間関係が悪い

多いですね。。。

なるべくシンプルに解説します。

労働時間が長い

飲食業がブラックすぎる理由1つ目は、「労働時間が長い」です。

 

一般企業の労働時間が8時間なのに比べ、

飲食店の労働時間は10時間を超えることもザラです。

 

僕も現在、10時間以上の労働は普通にあります。

以前は、休憩時間も取れず12時間以上働きっぱなしということもありました。

それはキツい。。。

残業代が出ない

飲食業がブラックすぎる理由2つ目は、「残業代が出ない」です。

基準をオーバーして働いても、残業代が出ない飲食店が多いと思います。

 

実際、僕は1度も残業代をもらったことがありません。

まさにブラック!

休みが少ない

飲食業がブラックすぎる理由3つ目は、「休みが少ない」です。

飲食業で「週2回休み」が取れるのは、恵まれた企業です。

 

飲食業の知り合いには、

「週1休み」や「週1.5日休み」という人も多いです。

「半年間休みなし」という強者もいました。

ヤバイ。。。

給料が安い

飲食業がブラックすぎる理由4つ目は、「給料が安い」です。

飲食業界の平均年収は340万円程度です。

他の職業と比べても低い水準です。

 

「これならアルバイトをしていた方がマシ」という状況も普通にあります。

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スタッフが少ない

飲食業がブラックすぎる理由5つ目は、「スタッフが少ない」です。

 

飲食業は離職率が高いです。

厚生労働省の令和元年度雇用動向調査結果では、宿泊業・飲食サービス業の離職率が他の業種と比べて圧倒的に高くなっているのが分かります。

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参考:厚生労働省

 

離職率が高いので、飲食店は人手不足になりやすいです。

そうすると1人1人にかかる負担が大きくなる。

「人数は少ないのに、仕事は多い」という状況に陥ってしまうのです。

パワハラが横行している

飲食業がブラックすぎる理由6つ目は、「パワハラが横行している」です。

飲食業は、パワハラが多いです。

 

実際僕も、

  • すぐに怒鳴る上司
  • 殴ったり蹴ったりする上司
  • お客さんがいても気にせずキレる店長

などに出会ってきました。

優しい人が多い職場がいいですよね。。。

企業文化を強制される

飲食業がブラックすぎる理由7つ目は、「企業文化を強制される」です。

飲食業は、独自の文化があることが多く、それを強制されます。

 

例えば僕の会社では、

「経営理念を丸暗記し、書き出せるようになるまで繰り返しテストをする」

という文化がありました。

経営理念の大切さを否定はしませんが、暗記することに意味があるのかは疑問です。

ブラック感、強いですね。

やりがい搾取される

飲食業がブラックすぎる理由8つ目は、「やりがい搾取される」です。

若者のやりがいを搾取しているのが飲食業です。

 

飲食業界の特徴として、「夢」や「明るいチーム」を売りにするところが多いです。

夢を持つのが悪いことではないのですが、それをエサにして「若い労働力を安く使っている」というのが現実です。

何も考えずに働くと、企業に搾取されて終わりです。

怖い!!

社会的地位が低い

飲食業がブラックすぎる理由9つ目は、「社会的地位が低い」です。

「飲食店で働いている」というのは、社会的なステータスにはなりづらいです。

 

実際、親御さんに「飲食店はやめておけ」と言われた社員やアルバイトをたくさん見ています。

働いている人からすると、ツラい現実です。

人間関係が悪い

飲食業がブラックすぎる理由10個目は、「人間関係が悪い」です。

 

飲食店は人間関係が悪い職場が多いです。

  • 従業員同士の仲が悪い
  • 店長と社員の仲が悪い
  • 会社の悪口ばかり言っている
  • 恋愛のもつれや、不倫が横行している

など、僕も数々のトラブルを経験してきました。

とってもめんどくさいです(笑)

ブラックな飲食業で働かないためにやるべきこと

どうすればブラックな飲食店で働くのを避けられますか?

以下の方法をオススメします。

  • そもそも飲食業で働かない
  • 働く前に、しっかり下調べをする
  • 怪しいと思ったら早めに転職を

そもそも飲食業で働かない

飲食業は、ブラックな企業が多いです。

就職する前に、他の業種も検討してみましょう。

働く前に、しっかり下調べをする

就職する前に、しっかりと企業のことを調べましょう。

可能なら職場を見学したり、実際に働いている人の話を聞いてみてください。

 

多くの人が「期待していたイメージ」と「現実」のギャップで辞めていきます。

怪しいと思ったら早めに転職を

働き始めたから「ここはブラック企業かも」と感じたら、早めに転職しましょう。

ずるずると働いていたら搾取され続けるだけです。

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僕がブラックでも飲食業で働き続ける理由

ここまで散々、「飲食業はブラックだ」「早めに転職だ」と言い続けてきましたが、

僕自身は現在も飲食店で働いています。

割と楽しんでいます(笑)

僕が働き続ける理由は1つ。

「自分でお店を開きたいから」です。

 

飲食業はブラックと言われますが、「楽しいこと」や「やりがい」もたくさんあります。

うまくやればたくさん稼ぐこともできます。

 

「飲食業」=「ブラック」のイメージが強いということは、働きたい人が少ないので「チャンス」と捉えることもできます。

自分に合った働き方を考えてみてください。

僕は、今後も飲食店で働き続けます。

今回は、以上です。

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