「料理のさしすせそ」の意味を知りたい。
「さしすせそ」に入らないものは、どうすればいい?
「料理のさしすせそ」を覚えると、ほんとに料理が美味しくなる?
「さしすせそ」がどうしても覚えられない。。。
こんな疑問にお答えします。
この記事を書いている僕は、
- 飲食店の経験10年以上のサラリーマン。
- ほぼ毎日、プロとして料理を作りながら暮らしています。
<本記事の内容>
- 「料理のさしすせそ」の意味。
- 料理によく使う「酒・みりん」はどうすればいい?
- 料理が上手な人は、「さしすせそ」の順番を守っている。
- 「料理のさしすせそ」を覚えなくても大丈夫な話。
以下で解説します。
「料理のさしすせそ」の意味。
料理の「さしすせそ」とは、「砂糖・塩・酢・醤油・味噌」の頭文字を取って覚えやすくしたゴロ合わせです。
- さ = さとう
- し = しお
- す = す
- せ = せうゆ(昔はしょうゆのことを、「せうゆ」と言った)
- そ = みそ(「みそ」の「そ」)
さしすせその順番の通りに調味料を入れると、料理がおいしくなると言われています。
「さしすせその順番や理由」をより詳しく知りたい方は、こちらの記事が分かりやすいので参考にしてみてください。
「せ」が「せうゆ」、「そ」が「みそ」などは無理やり感がありますが、
料理の知識を覚えやすくしてくれた先人の知恵だと思って感謝しましょう(笑)。
料理によく使う「酒・みりん・ソース」はどうすればいい?
「酒・みりん・ソース」も「さしすせそ」に当てはめればOKです。
酒は、最初の文字が「さ」なので、砂糖と同じく最初に入れればOK。
みりんは甘いので、「さとう」と同じです。最初に入れましょう。
ソースは「そ」なので最後です。
他の調味料はどうする?
調味料を1つずつ考えていくと無限に出てくるので、「さしすせそ」にすべてを当てはめるのは不可能です。
「自分は豆板醤をよく使う」など、普段よく使う調味料があれば「どのタイミングで入れると良いのか」を覚えておくとラクです。
料理が上手な人は、「さしすせそ」の順番を守っている。
料理のさしすせそは本当に効果がある?
料理のさしすせそは、効果があります。
僕も、なるべく順番を守って料理しています。
例えば、みそ汁を作る時。
最初に材料に「塩」で下味をつけ、最後に「みそ」を入れれば美味しく仕上がります。
試しに最初に「みそ」を入れて作ってみたことがあるんですが、
なんだかぼんやりした味で「本当にみそ汁?」というようなあまり美味しくない仕上がりになりました。
味付けの順番は大切です。
「料理のさしすせそ」を覚えなくても大丈夫な話。
「さしすせそ」が覚えられない、という方もいるかもしれません。
安心してください。
覚えなくても大丈夫です(笑)
なぜなら、僕自身、料理をする時にいちいち「さしすせその順番は。。。」などと考えないからです。
暗記が苦手な方は、以下のことだけ覚えてください。
・味付けは、先
・香り付けは、後。
この2つでOKです。
味付けは、先
砂糖や塩って、香りがないですよね?
これらは純粋に味をつけるための調味料です。
下味をしっかりとつけるために、先に入れましょう。
香り付けは、後。
酢、醤油、みそは、しっかりと香りがします。
熱を入れたりすると香りが飛んでしまので、これらの調味料は後から入れます。
酢・醤油・みそを同時に使うことも少ないので、なんとなく「後から入れればいいんだな」と覚えておけばOKです。
「さしすせそ」を覚えるより、料理を作ってみよう。
「料理のさしすせそ」は、調味料の順番を覚えやすくするための道具であり、覚えることが目的ではありません。
大切なのは、「料理を楽しむこと」「料理で誰かの幸せが増えること」です。
料理のコツを覚えれば、少しずつ料理が美味しくなって楽しくなります。
「さしすせそ」は、あくまでそのための道具だということを忘れずに。
今回は、以上です。
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