部下からのパワハラと戦う7つの方法【最高の方法は転職です】

VS部下

部下からのパワハラ、いわゆる逆パワハラに苦しんでいます

それはツラいね、僕も経験があるのでそのツラい気持ちが分かります。

こういうことって、よくあることなんでしょうか?

上司になったら誰もが多かれ少なかれ部下には苦しむもの。
ただ、企業文化や部下の個性によって、逆パワハラが起きやすい場合もあるんだ。

部下からのパワハラにどう対処すればいいか知りたいです

この記事で解説していきます。

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部下からのパワハラと戦うための7つの方法

具体的なパワハラの内容や定義については、この記事では語りません。

また、基本的には「上司側は悪くないのに部下から理不尽な嫌がらせを受けている」という前提です。

上司側が職務をまっとうする意思がなかったり、あまりにダラシない態度を部下に見せている、という場合は該当しません。

そのような場合は自分の態度を見直すことをオススメします。

 

部下からのパワハラと戦うための7つの方法は、以下の通りです。

  • 転職する
  • 上司に相談する
  • 人事部に相談する
  • チーム内に味方を増やす
  • 自分はミスをしないよう気をつけ、部下のミスを待つ
  • 「辞める」を匂わせる
  • 理論武装で戦う

解説していきます。

転職する

部下からのパワハラへの最高の対処法は、「転職する」です。

 

部下から理不尽なイヤがらせをを受けてしまう原因は、主に2つです。

  • 部下の性格が悪い
  • パワハラを許している企業文化に問題がある

これは個人で解決できる問題ではありません。

 

僕自身、前職では部下からのパワハラに苦しんでいました。(上司からのパワハラもありましたが。。。)

ずっと「自分の力不足だ」と自分のことを責めていましたが、転職することで全て解決しました。

部下の性格や、企業文化まで上司1人が責任をおう必要はありません。

迷わず転職活動を始めましょう。

上司に相談する

部下からのパワハラと戦うための2つ目の方法は、「上司に相談する」です。

上司に相談すれば、配置換えをしてくれたり、現場の状況を見にきてくれるかもしれません。

 

ただ、パワハラを許しているような企業の場合、自分の上司もパワハラ系の可能性もあります。

僕の場合、まさにそのパターンで地獄でした。

そのような場合は、やはり転職をしましょう。

人事部に相談する

部下からのパワハラと戦うための3つ目の方法は、「人事部に相談する」です。

 

人事部は、現場とは離れて独立した部署である場合が多いです。

そして人に関するトラブルを解決しようとしてくれるものです。

 

ただ、現場への発言権が薄いため、直接的な解決には時間がかかったり結局話が進まなかったりします。

僕の場合も、「人事部に相談しても何も変わらないだろう」という気持ちが強く結局相談せずに辞めてしまいました。

 

現場の気持ちを理解し、行動に移してくれるような人事部であれば、相談してみるのもいいかもしれません。

チーム内に味方を増やす

部下からのパワハラと戦うための4つ目の方法は、「チーム内に味方を増やす」です。

 

少数の部下だけがパワハラをしてくる場合、他の多数の部下を味方につけることで防げる可能性があります。

僕は前職での失敗の経験を生かし、今の職場では必ず多数派の味方を作ることに気をつけています。

その結果、部下からのパワハラが起きることは一切ありません。

 

時間はかかるかもしれませんが、1人ずつ話をして徐々に味方を増やしていきましょう。

自分はミスをしないよう気をつけ、部下のミスを待つ

部下からのパワハラと戦うための5つ目の方法は、「部下のミスを待つ」です。

時間はかかりますが、「今の会社にずっといたい」という人にはオススメです。

 

上司の仕事の1つは、部下のミスをフォローすることです。

部下が責任を取れる範囲には限界があるので、ミスをしたら上司を頼る必要がある場面も出てきます。

大切なのは、普段上司であるあなたが大きなミスをしていないことです。

 

上司の方がミスが多いと、部下のミスも許すしかありません。

その状態にしないことです。

上司にミスがないのに部下がミスをすると、部下は上司に謝らなければいけない。

明らかに上司が上の立場になるのです。

 

昔、反抗的だった部下が「お客様から回収するはずの二百万円が回収できない」という事態になったことがあります。

部下の手に負えず、僕が本部の経理部長と相談し合いながらお客様先に出向き交渉し、支払いをしてもらいました。

部下は僕に謝り、その後反抗的な態度は激減しました。

 

部下と立場を逆転したいときは、自分は慎重に仕事をしつつ、部下のミスを待ちましょう。

「辞める」を匂わせる

部下からのパワハラと戦うための6つ目の方法は、「辞めることを匂わせる」です。

 

部下に対して、「これ以上パワハラを続けるなら、僕は会社を辞めますよ」となんとなく宣言することです。

部下は責任を問われたくないので、パワハラをやめるかもしれません。

部下があなたに対してパワハラをしてきたときに、

「〇〇さんが僕に対してそこまでの態度を取るのなら、僕にはこの仕事向いていないかもしれないですね」

と言ってみましょう。

 

昔、僕に説教をしてきた部下がいたのですが、上記のような対応をしたところ「そういうつもりで言ったんじゃない、辞めないでほしい」と逆に引き止められました。

 

もちろん、このようなことを言っても何も響かない部下もいます。

そのときは潔く会社を辞めて、辞めるとき人事部に「〇〇さんからのパワハラのせいです」と報告をしましょう。

罰があるかどうかは会社次第ですが、少しは胸がスッとするはずです。

理論武装で戦う

部下からのパワハラと戦うための7つ目の方法は、「理論武装で戦う」です。

 

部下が明らかに会社のルール、社会のルールに反していることを言っているときは理論武装で戦うのもありです。

大切なのは、「負ける勝負をしない」ことです。

 

例えば、部下がお客様先に急いでいて、速度違反でつかまったとします。

ところが部下は反省するどころか「お客様のために急いでいたんだから、しょうがない」と開き直っている。

さらには上司であるあなたに「いつもお客様のためにがんばれと言っているでしょう」と責め立ててくる始末。

 

あなたならどうしますか??

 

このような場面できちんと部下と戦うことです。

速度違反は、「会社のルール」にも「社会のルール」にも違反しています。

そのようなことをやって、「お客様のため」になるはずがありません。

 

部下の言葉が「本当に正しいことなのか?」、それとも「言い逃れしているだけなのか?」をきちんと見極めましょう。

上司の側に明らかな理があるなら、引く必要はないのです。

 

以上が、部下からのパワハラと戦うための7つの方法です。

 

うーん、やっぱり転職が一番手取り早いんですかね。。。

そうだね、僕の経験でも転職をするのが最善の解決策だったよ。

でもなんか部下に負けたみたいで悔しいんですよね。。。

もちろん自分に無理のない範囲で、部下と戦うのは全然ありだと思います。

 

次の章では「部下のパワハラと戦うための精神力を鍛える方法」をお伝えします。

部下のパワハラと戦うのは、精神的に疲れるものです。

「それでも部下に負けるのはイヤだ」という人は、その負担に負けない精神力を身につけましょう。

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部下からのパワハラと戦うための精神力を鍛える2つの方法

部下からのパワハラと戦うための精神力を鍛える方法は以下の2つです。

  • 知識を身につける
  • 稼ぐ力を身につける

知識を身につける

部下に負けないだけの知識を身につけ、「本当に正しいことは何か」を見抜く力をつけましょう。

僕も部下からのパワハラを受けていたときにも、本を読んだりして勉強することだけはやめませんでした。

 

オススメなのは、以下のような内容を学ぶことです。

  • 心理学
  • 人間関係の作り方
  • 帝王学
  • 孫子の兵法
  • リーダーシップ
  • 出世する方法

このようなスキルを身につければ、部下との関係性を有利に進めることができます。

稼ぐ力を身につける

稼ぐ力を身につけ、いつでも会社を辞められる状態を作りましょう。

いきなり独立して辞めるのではなくても、「いつでも転職できる」という自信を持てるような自分でいられるようにしましょう。

 

具体的には、

「現在の仕事で、何かしらの成果を上げる」

ということです。

 

大きな成果でなくとも、「自分で考え工夫して、これを達成した」という体験をしておくことです。

言われたことをやるだけでなく、自分なりに工夫してやったことが転職時のアピールポイントになります。

部下からパワハラを受けてきた僕が今思うこと

さっさと転職した方がいい

僕の結論ですが、「部下からのパワハラに苦しんでいるならさっさと転職しよう」というのが本音です。

 

僕の場合、部下からもパワハラ、上司からもパワハラという地獄のような状況でした。

1年以上耐えましたが、結局状況は変わりませんでした。

 

良い勉強にはなったと思います。

でも、他の人にもその経験をオススメするか?

と聞かれると、まったくオススメしません。

 

もしも今、部下からのパワハラに苦しんでいるなら、それはあなたのせいではありません。

ほとんどの場合部下が悪いか、会社が悪いのです。

逃げ出す選択をしても良いのです。

戦うなら、辞めるという選択肢も持っておく

責任感の強い人ほど、「自分が辞めたら迷惑がかかる」と考えて辞めることができません。

そして、ツラい人生を続けていくのです。

あえて戦うのなら、せめて「いつでも辞めてやる」という気持ちでいることです。

 

僕は、「将来はバンバンお金を稼ぐ、そのための苦労は今のうちにしておくべきだ」と考え、ブラックな環境でも耐えていました。

それが勉強だと思っていたのです。

 

でも、逃げ出した後では「逃げるという選択肢をもっと早く取っていればよかった」と思っています。

逃げ出した先の新しい会社でも、学べることはいくらでもあるのです。

「あなたがいないと困る」と言わせよう

ちなみに「あなたがいないと困る」という状態を作れれば、パワハラは起こりようがありません。

なぜなら、パワハラをすることであなたがいなくなったら、困るのは部下だからです。

当たり前ですが、そういうことです。

 

もちろん、実際「あなたがいないと困る」と言われながら辞めたとしても、会社は回っていきます。

でも大切なのは、上司のあなたという存在が「部下にとってどういう存在か」ということです。

 

どうせやるなら部下に「あなたがいないと困る」と思わせるぐらいやってみてください。

ダメなら転職して逃げ出せば良いのです。

応援しています。

今日は、以上です。

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