![](http://blog-foolish.com/wp-content/uploads/2021/07/komatta_man2.png)
職場に頭が悪い人がいて困っている。
話が通じないし、仕事がスムーズに進まない。
精神的にも疲れるし、業務に支障をきたすのでなんとかしてほしい。
![](http://blog-foolish.com/wp-content/uploads/2020/04/office-worker_desk-work_6228.png)
職場に頭が悪い人がいると、疲れてしまいますよね。
放っておければラクだけど、そういうわけにも行かないし。。。
僕も経験があるので、その気持ち本当によくわかります。
本記事を書いている僕は、
- サラリーマン経験 15年以上
- 部下を持って仕事をした経験10年以上
- ブラック上司のもとで働いていた時に、うつ病診断を受けて退職。
- その後、転職をして飲食店サラリーマンになる。
- 頭の悪い上司も、頭が悪い部下も、たくさん経験してきました。
本記事では、「職場に頭が悪い人がいるときの対処法」を解説します。
仕事上で、「頭が悪い人」に困っている方はご覧ください。
「頭が悪い人」の特徴は、こちらで解説しています。↓
![](http://blog-foolish.com/wp-content/uploads/2022/04/desperate-ge14579c65_1280-160x90.jpg)
頭が悪い人とは?8つの特徴を解説【自分がマイナスになる選択をする愚かな人】
職場の「頭が悪い上司」への対処法
![](http://blog-foolish.com/wp-content/uploads/2020/04/office-worker_desk-work_6228.png)
頭が悪い上司がいるときは、「逃げる」の一択です。
![](http://blog-foolish.com/wp-content/uploads/2021/07/komatta_man2.png)
そうなんですか?
頭が悪い上司に対して、戦おうとしたり、上司を変えようとしても無駄になることが多いです。
現状を変えられるとしても、かなりの時間と労力がかかるでしょう。
一番手っ取り早い対策は、「転職」を検討することです。
こちらの記事を参考にしてください。
![](http://blog-foolish.com/wp-content/uploads/2021/07/hammer-682767_1920.jpg)
【危険】部下をつぶす上司の5つの特徴【頭が悪い人からは、逃げましょう】
職場の「頭が悪い部下・同僚」への対処法
職場の部下や同僚の「頭が悪い」場合もあると思います。
![](http://blog-foolish.com/wp-content/uploads/2021/07/komatta_man2.png)
まさに僕がそうです。
そのような時にどう対応するべきか解説します。
職場の「頭が悪い部下・同僚」に関わるときのポイント
![](http://blog-foolish.com/wp-content/uploads/2020/04/office-worker_desk-work_6228.png)
まず、頭が悪い部下や同僚に関わるときのコツをお伝えします。
![](http://blog-foolish.com/wp-content/uploads/2021/07/komatta_man2.png)
なんでしょう!?
![](http://blog-foolish.com/wp-content/uploads/2020/04/office-worker_desk-work_6228.png)
ポイントは、「3歳の子供に接するように」部下や同僚と接することです。
![](http://blog-foolish.com/wp-content/uploads/2021/07/komatta_man2.png)
3歳の子供ですか?
いい大人なのに!?
![](http://blog-foolish.com/wp-content/uploads/2020/04/office-worker_desk-work_6228.png)
歳をとっても子供のままの人はたくさんいます。
「頭が悪い人」にイライラしてしまうのは、
「これぐらいはできるだろう」と期待してしまうからです。
期待した分、相手ができなかった時にガッカリしてしまう。
![](http://blog-foolish.com/wp-content/uploads/2021/07/komatta_man2.png)
そうなんですよね。。。
![](http://blog-foolish.com/wp-content/uploads/2020/04/office-worker_desk-work_6228.png)
それなら、最初から相手に期待するのはやめましょう。
相手が3歳の子供だと思えば、何も期待しないし、優しく説明できる気がしませんか?
![](http://blog-foolish.com/wp-content/uploads/2021/07/komatta_man2.png)
たしかに。。。
3歳の子供に「わからない」と言われても、何もイライラしません。
子供でもわかるよう説明し、上手にできたら褒める。
このマインドを持っておくだけでも、同僚や部下への接し方が大きく変わるはず。
![](http://blog-foolish.com/wp-content/uploads/2021/07/komatta_man2.png)
わかりました。
![](http://blog-foolish.com/wp-content/uploads/2021/07/komatta_man2.png)
「頭の悪い部下や同僚」は、3歳の子供だと思って接します。
では、具体的に「頭が悪い部下や同僚」と、どう関わっていくかを解説します。
職場の「頭が悪い部下・同僚」への対処法は、以下の通りです。
- なるべく関わらないようにする
- 前提条件を確認する
- 「自由と責任」を説明する
- 具体的に説明する
- 1つずつ説明する
- 繰り返し説明する
- ルールを決める
- 細かく確認する
- できなくても叱らない
- できないことは、代わりにやってあげる
- できたら褒める
- できなくても感謝を伝える
- 相手の人生を背負いすぎない
順番に解説します。
なるべく関わらないようにする
職場の「頭が悪い部下・同僚」への対処法1つ目は、「なるべく関わらないようにする」です。
もし可能なら、頭が悪い人とは関わらないのが一番です。
関わらなくても仕事に支障がないのなら、あえて関わる必要はありません。
コミュニケーションは最低限にして、放っておきましょう。
![](http://blog-foolish.com/wp-content/uploads/2020/04/office-worker_desk-work_6228.png)
ただ、実際の現場では「まったく関わらない」というのは難しい場合が多いでしょう。
![](http://blog-foolish.com/wp-content/uploads/2021/07/komatta_man2.png)
はい、僕の職場でも難しいです。
頭が悪い部下の面倒を見ないと仕事が進まなかったり、
上司からプレッシャーをかけられたりすることもあると思います。
部下の成績の悪さのせいで、上司の評価が下がってしまうような環境もあり得ます。
そんな時は、次以降の項目の対策をしてみてください。
前提条件を確認する
職場の「頭が悪い部下・同僚」への対処法2つ目は、「前提条件を確認する」です。
仕事の前提条件を確認して、自分と部下(同僚)で共通認識を作りましょう。
前提条件で共有すべきことは、以下の2つです。
- 上司(伝える側)が伝えたい内容 例えば、指示の内容など
- 部下(同僚)の情報 例えば、部下(同僚)ができる仕事内容など
例えば、部下(同僚)に「書類のコピーを取る」という仕事をお願いするとします。
そのときの前提条件としては、
- いつまでに仕事を完了させなければいけないか
- 「コピーを取る仕事」をやった経験があるか
- コピー機の場所はわかるか
- コピー機の使い方はわかるか
- 書類のコピーは何のために使われるか
という「お互いが把握しておくべき条件」です。
前提条件を共有しておくことで、ミスが減ります。
また、「やり直し」などの余計な手間を省くことができます。
前提条件の共有が完璧じゃなくても問題ありません。
大切なのは、事前にコミュニケーションをとっておくことです。
あらかじめ「部下(同僚)の能力」や「部下(同僚)が困りそうなこと」
について話し合っておきましょう。
「自由と責任」を説明する
職場の「頭が悪い部下・同僚」への対処法3つ目は、「自由と責任を説明する」です。
部下に「仕事に対する自由」と「仕事をする上での責任」を説明しましょう。
![](http://blog-foolish.com/wp-content/uploads/2021/07/komatta_man2.png)
どういうことですか?
仕事をする上で「自由」と「責任」はセットです。
上司になれば部下より「自由」にできる分、「責任」が大きくなります。
任せられた責任が大きければ大きいほど、「仕事の自由度」や「給料」が大きくなるのです。
会社で一番責任が大きいのが、社長です。
だから、社長は何時に出勤してもいいし、給料も高いのです。
「部下が勝手にやって困る」というのは、上司が抱えやすい悩みです。
その悩みを解決したいなら、部下に「自由と責任」という考え方を教育することです。
「勝手にやるなら、その責任は自分が取れ」ときちんと教えておくのです。
「今日の15時までにコピーを取っておいてください」と部下に指示したのに、
部下の判断でやらなかった。
そのときの責任は、部下にあります。
部下には「コピーが必要な会議に行って、謝ってきてきてください」と言ってきちんと責任を取らせます。
「責任を取る」とは、ミスがあったときに
- 謝罪し、対策する
- 場合によっては、金銭的に損をする(給料が下がるなど)
ということです。
もちろん、大きな問題が起きたときの最終責任は上司にあります。
部下の監督責任も含め、上司の責任であることは間違いありません。
大切なのは、「部下にも責任の一部がある」と部下自身に感じさせることです。
部下(同僚)の勝手な行動に困らないためにも、「自由と責任はセットである」ということをきちんと伝えておきましょう。
具体的に説明する
職場の「頭が悪い部下・同僚」への対処法4つ目は、「具体的に説明する」です。
部下(同僚)への指示は、具体的にしましょう。
具体性の代表は「数字を入れる」ということです。
「コピーを取っておいてください」よりも、
「今日の15時までに、10部コピーしてください」と言ったほうが具体的です。
具体的に言うということは「部下(同僚)の判断に任せる範囲を減らす」ということです。
指示があいまいであればあるほど、部下(同僚)は自分の頭で考えなくてはならなくなります。
頭が悪い部下に考えさせると、仕事が間違った方向に行くことが多いのです。
1つずつ説明する
職場の「頭が悪い部下・同僚」への対処法5つ目は、「1つずつ説明する」です。
たくさんの指示を出さないようにしましょう。
「コピーを取って、それをA会議室に持っていってほしい」という指示があったとします。
それを一気に伝えてはダメです。
頭が悪い部下(同僚)には、まず「コピーを取る」という仕事を指示します。
それが終わってから「コピーを会議室に持っていく」という仕事を指示します。
多くのことを一気に伝えるから、ミスが出たり忘れてしまうのです。
仕事を分解して、1つずつ伝えるようにしましょう。
繰り返し説明する
職場の「頭が悪い部下・同僚」への対処法6つ目は、「繰り返し説明する」です。
頭が悪い部下(同僚)には、何度でも繰り返し伝えましょう。
同じ説明を繰り返すのは、疲れるものです。
それでも根気よく続けるのが、頭が悪い部下(同僚)に接するときに大切なことです。
![](http://blog-foolish.com/wp-content/uploads/2020/04/office-worker_desk-work_6228.png)
「3歳の子供に接するように」というのを思い出そう。
「前にも言ったよね」とか「何回同じことを言わせるの?」と言いたい気持ちはわかります。
ただ、それをグッと堪えましょう。
頭が悪い部下(同僚)は、基本的にあなたの話を聞いていません。
![](http://blog-foolish.com/wp-content/uploads/2021/07/komatta_man2.png)
悲しい。。。
「相手は話を聞いていない」という前提で、何度も繰り返すのが大切なのです。
ルールを決める
職場の「頭が悪い部下・同僚」への対処法7つ目は、「ルールを決める」です。
「こういう時は、こうする」というルールを決めましょう。
「赤信号では、止まる」というルールが決まっていれば、守りやすくなります。
ルールが多くなると窮屈な感じがしますが、あまりにミスが多い場面などではルールが必要です。
仕事上でミスがあったときには、誰かのせいにするのではなくルールを決めるのです。
仕組みを作っていくことで、「頭が悪い人」でも一定のクオリティで仕事ができるようになります。
細かく確認する
職場の「頭が悪い部下・同僚」への対処法8つ目は、「細かく確認する」です。
仕事の進み具合を、細かくチェックしましょう。
確認する際のポイントは、
- 相手にプレッシャーを与えないように確認すること
- 手遅れにならないよう、なるべく早めに確認すること
です。
明るい口調で「あの件、大丈夫?」と確認しましょう。
早めに確認することで、ミスを防げます。
![](http://blog-foolish.com/wp-content/uploads/2020/04/office-worker_desk-work_6228.png)
爽やかに確認しよう。
できなくても叱らない
職場の「頭が悪い部下・同僚」への対処法9つ目は、「できなくても叱らない」です。
部下(同僚)に対して、感情的に叱らないよう気を付けましょう。
部下(同僚)が仕事をうまく進めていないと、イライラしてしまう気持ちはわかります。
ただ、それを相手にぶつけても仕事は進みません。
仕事が進んでいないときにやるべきことは、
「どうすればうまくいくかを一緒に考える」ことです。
部下(同僚)が、
- 何に困っているのか
- 仕事が進まない原因は何か
を探って、障害を取り除いてあげましょう。
できないことは、代わりにやってあげる
職場の「頭が悪い部下・同僚」への対処法10個目は、「できないことは、代わりにやってあげる」です。
部下(同僚)が苦手なこと・できないことを、代わりにやってあげましょう。
「やらせないと成長しない」という意見もわかるのですが、
大事なのは部下(同僚)に「苦手なことでも挑戦する気力があるかどうか」です。
「自分にはムリだ」と思っている部下(同僚)に無理やり仕事をさせても、うまくいきません。
そういう場合は、自分が代わりにやってあげましょう。
![](http://blog-foolish.com/wp-content/uploads/2021/07/komatta_man2.png)
そうすると、自分の負担ばかりが増えるんじゃ。。。
![](http://blog-foolish.com/wp-content/uploads/2020/04/office-worker_desk-work_6228.png)
それはその通りです。
ただ、その分自分の実力が磨かれるし、評価もされます。
ムリのない範囲で、仕事を手伝ってあげるようにしましょう。
できたら褒める
職場の「頭が悪い部下・同僚」への対処法11個目は、「できたら褒める」です。
部下(同僚)がきちんと仕事を終わらせたら、褒めてあげましょう。
褒めることで部下はモチベーションが上がり、次からの仕事も頑張ろうと思います。
仕事ができたら素直に「よくできたね」と褒めるのが大切です。
できなくても感謝を伝える
職場の「頭が悪い部下・同僚」への対処法12個目は、「できなくても感謝を伝える」です。
うまく仕事が進まなかったとしても「やろうとしたこと」に対して、感謝を伝えましょう。
![](http://blog-foolish.com/wp-content/uploads/2021/07/komatta_man2.png)
仕事ができなかったとしても、感謝を伝えないといけないの?
![](http://blog-foolish.com/wp-content/uploads/2020/04/office-worker_desk-work_6228.png)
そうです
大切なのは、部下(同僚)の「存在自体」を承認することです。
そのためには、仕事がうまくいってもいかなくても、「頑張ったね、ありがとう」と承認することです。
認めることで部下(同僚)は、「次回はうまくやろう」と思います。
相手の人生を背負いすぎない
職場の「頭が悪い部下・同僚」への対処法13個目は、「相手の人生を背負いすぎない」です。
「自分が部下(同僚)を何とかしないと」と、部下のことを背負いすぎないよう気を付けましょう。
部下に対して責任感を持ちすぎると、上司も部下もつらくなります。
できない部下にイライラしてしまうし、部下も上司からのプレッシャーで潰れてしまいます。
部下の人生は部下の人生です。
部下の問題のほとんどは、「部下自身」が解決すべき問題です。
部下がなかなか成長しなくても、「自分のことも部下のことも」責めてはいけません。
部下は、自分が成長したいと思ったタイミングで成長します。
「困ってからでは遅い」という親心もわかりますが、実際は困らないと成長しようとしません。
そして、実際は「困ってから」でもなんとかなるものです。
部下や同僚の人生を背負いすぎて、ツラくなるのはやめましょう。
「頭が悪い同僚や部下への対処法」は、以上です。
![](http://blog-foolish.com/wp-content/uploads/2021/07/komatta_man2.png)
「頭の悪い部下への接し方」って、こんなにめんどくさいんですか!?
![](http://blog-foolish.com/wp-content/uploads/2020/04/office-worker_desk-work_6228.png)
そうです、でもだからこそ勉強にもなります。
職場の「頭が悪い人」が、僕を鍛えてくれた話。
たいていの職場には1人か2人、「頭が悪い人」がいます。
人と関わりながら仕事をしていく以上、それは避けられません。
プラスに考えると、「頭が悪い人」はあなたを鍛えてくれます。
僕自身、頭が悪い人に鍛えられました。
頭が悪い人が職場にいると、
- どうすればわかりやすく伝えられるか
- どうすれば誰でもミスなく仕事ができるか
ということを強制的に考えさせられます。
その試行錯誤は、将来必ず生きてきます。
僕の場合は、仕事以外の人間関係に生かされています。
頭が悪い人に上手に説明できるようになれば、誰に対しても上手に説明できます。
その訓練だと思って接するようにしましょう。
「なんで自分が言ったことを理解してくれないんだ」とイライラしていても、
何も改善しません。
どうせなら「頭が悪い人」を自分のために利用しましょう。
そうすれば「頭が悪い人」があなたの人生をプラスに変えてくれます。
今回は、以上です。
こちらの記事も、合わせてどうぞ。
コメント