「上司の管理能力(マネジメント力)がなくて困っている。
部下に対して明確な指示もなく、上司としての役割を果たしていないように思う。
そんな上司に対して、どう対応すればいいのか知りたい。」
上司に対してこんな悩みを抱えていませんか?
僕も、「この上司は、管理能力がないなぁ。。。」と感じた経験が何度もあります。
今回の記事では、上司の管理能力がない時にどう対応すれば良いのかを解説していきます。
- 本記事の内容
- 上司の管理能力がない場合に、あなたがやるべきたった1つのこと
- 上司の管理能力のない時に、とるべき5つの行動
- 管理能力のない上司は、よくいる話
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Yuのプロフィール【元イジメられっ子ブラック企業サラリーマンが、人間関係の悩みをほぼゼロにして自由に生きるまで】
上司の管理能力がない場合に、あなたがやるべきたった1つのこと
上司の管理能力がない場合に、あなたがやるべきことは「自分の管理(マネジメント)は、自分でやる」ことです。
そもそも管理能力とは?
管理能力を言い換えると、「マネジメント力」です。
上司には、「リーダーシップ」と「マネジメント力」の2つが求められます。
- リーダーシップ → チームのメンバーを引っ張っていく力
- マネジメント力 →チームのメンバーが目標に向かって進めるように、サポートする力
このように考えると分かりやすいと思います。
家族で考えるなら
- リーダーシップ →決定権を持つお父さん(来週は遊園地に行くぞ!)
- マネジメント力 →みんなを気遣うお母さん(そのために色々と準備しないと。。。)
というイメージです。
もちろん、役割が逆の家庭もあると思いますが(笑)
自分で自分をマネジメントする
上司に管理能力(マネジメント能力)がないということは、「上司はチームメンバーをサポートしてまとめること」ができないということです。
そのような状態の時にどうするべきか?
上司に管理能力がないならば、チームメンバーが各自で考えて行動するしかありません。
「この上司は使えない」などと文句を言っていても1ミリも前に進みません。
早く現実を受け入れて、自分がやるべきことをやればいいのです。
では、具体的に「上司に管理能力がない場合」にどのように行動すればいいのでしょうか?
上司の管理能力がない時に、とるべき5つの行動
上司の管理能力がない時に、あなたがとるべき行動は以下の5つです。
- 目標は自分で決める
- 自分から上司に報告する
- 自分のミスは、自分でカバーする
- 自分で自分にフィードバックする
- 上司の顔を立てる
順番に解説します。
目標は自分で決める
上司の管理能力がない時にとるべき行動の1つ目は、「目標は自分で決める」です。
管理能力のない上司は、部下の目標設定をしません。
目標設定すべき項目は、
「売上」「知識」「技術」「リーダーシップ」「マネジメント能力」「コミュニケーション能力」
など多岐に渡ります。
上司は、部下の特性を見極め、現状に合わせた目標設定をしていく必要があるのです。
ただ、上司からの目標設定がないなら、自分で決めるしかありません。
- 自分が今、身につけるべきスキルは何か?
- そのスキルを身につけるために、どのような目標設定が適切か?
この2つを自分で決めるようにしましょう。
自分から上司に報告する
上司の管理能力がない時にとるべき行動の2つ目は、「自分から上司に報告する」です。
管理能力のない上司は、部下の仕事ぶりをチェックしていません。
「信頼して任せている」なら良いのですが、ただ単に「放置している」ということもあり得ます。
あなたが取るべき行動は、「何も言われなくても、自分から報告しておく」です。
「聞かれないなら、報告しなくてもいいじゃないか」と考えてしまうかもしれませんが、これは責任の問題です。
万が一のことがあった時に、すべてあなたが責任を取れるなら報告しなくても良いですが、そうではない場合がほとんどです。
自分から上司に報告しておくことで、余計なトラブルも避けられるのです。
参考記事:【上司への報告、めんどくさすぎ】サラリーマンが「報連相」から解放される方法【本質を理解しよう】
自分のミスは、自分でカバーする
上司の管理能力がない時にとるべき行動の3つ目は、「自分のミスは、自分でカバーする」です。
いざというときに責任を取るのが上司の仕事ですが、なるべく自分のミスは自分でカバーするようにしましょう。
自分がミスをした時に、いつも上司を頼っているようではあなたの問題解決能力が磨かれません。
しかもあなたがミスをした時に頼るのは「管理能力がない上司」です。
上司に管理能力がないとあなたが思っているのなら、その上司を頼りにしているのもおかしな話です。
上司に管理能力がない、と思うなら自分で問題解決できる力を身につけましょう。
自分で自分にフィードバックする
上司の管理能力がない時にとるべき行動の4つ目は、「自分で自分にフィードバックする」です。
管理能力のない上司は、部下へのフィードバックをしません。
そもそも部下が何を考え、どのような行動をしているかを把握していない場合も多い。
あなたがやるべきことは、自分で自分にフィードバックすることです。
自分へのフィードバックは以下の2つです。
- 自分の仕事で、良かったところ。
- 自分の仕事の、改善点。
この2つで十分です。
上司の管理がないと、つい自分に甘えがちです。
自分へのフィードバックをサボったり、適当な仕事をしてしまいます。
管理がないからこそ、自分に厳しくする必要があるのです。
上司の顔を立てる
上司の管理能力がない時にとるべき行動の5つ目は、「上司の顔を立てる」です。
管理能力がないとはいえ、上司は上司です。
あなたが自分のことを全て自分でやっているとしても、上司のメンツをつぶすようなことはしないように気をつけましょう。
上司のメンツをつぶす行動は、以下のようなことです。
- 上司の悪口を言う
- 上司に対して、なめたような態度を取る
- 上司の指示に従わない
- 上司の承認が必要なことを、自分の判断でやってしまう
- 自分の能力を必要以上に周りにアピールする
このような行動は、チームワークを乱すことにもつながります。
上司に嫌われる可能性もあります。
その結果、あなたの評価が下がってしまうのです。
自分で自分をマネジメントしながらも、上司の顔を立てることを忘れないようにしましょう。
ここまでで、管理能力のない上司に対して取るべき5つの行動をご紹介しました。
ここまで読んでいただいた方の中には、
「管理能力がない上司に対してどう行動すればいいかは何となくわかったけど、そもそもそんな上司って多いものなの?
今回たまたま運わるく、そんな上司に当たっただけじゃないの?」
と思う方もいるかもしれません。
最後に、僕の体験談を交えてお話しします。
管理能力のない上司は、よくいる話
結論、管理能力のない上司は、よくいます。
僕自信が、体験してきました。
「何でこの人が上司になれたんだ?」と思うぐらい何もできない人もいれば、
フィードバックはしてくれるけど他のことはできない、という人もいます。
完璧な上司はいない、ということです。
僕自身、今は上司という立場ですが自分がしっかりした管理能力を持っているかというと、そんなことはありません。
僕に足りない部分もたくさんあります。
大切なのは、「上司に期待しすぎない」ということです。
上司は、親ではありません。
口を開けて待っていれば、エサを運んできてくれるわけではないのです。
上司も、会社に雇われて仕事でやっています。
上司のできる能力の中で、精一杯頑張っているのです。
上司に期待しすぎて、勝手に失望するのはやめましょう。
あなたは、あなた自身のことを考えていればいいのです。
今日から、自分で自分をマネジメントしてみてください。
今回は、以上です。
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