努力って、結局は自己満足ですよね。
報われない努力なら、頑張らない方がマシですね。
正論だけど、それだとツマラナイ人生から抜け出せないですよ。
努力は、あとで効いてきます。
「努力しても、結果が出ないなら無意味。」
「自己満足の努力は、時間のムダ。」
「いまさら努力なんて、もう遅い。」
努力を始めようとすると、必ずこんな言葉で足を引っ張ってくる人がいます。
努力は報われづらいので言いたい気持ちはわかるんですが、なんだか寂しいですね。
本記事を読むことで、努力を自己満足で終わらせない方法がわかり、
努力を楽しめるようになるでしょう。
努力はムダにはならない!
<本記事の内容>
- 努力が「自己満足」と言われる理由
- 「努力」を自己満足で終わらせない方法
がわかります。
結論ですが、努力を自己満足で終わらせないためには「結果が出るまで続ける」ことです。
それまでは、自己満足を楽しみましょう。
この記事を書いている僕は、
- 現在37歳
- サラリーマン経験 15年以上
- マネジメント経験 10年以上
- 上司ガチャでハズレを引き続け、うつ病診断で転職。
今はサラリーマンをやりながらも割と自由に生きています。
努力が「自己満足」と言われる理由
なぜ「努力は自己満足」と言われるんでしょうか?
社会に出ると、「結果がすべて」の世界だからです。
社会に出たときに全員が感じる壁は、「努力の壁」です。
学生時代は、「結果が出なくても頑張れば褒められる」世界でした。
社会に出ると、「結果が出なければ、努力はムダ」と言われます。
- 学生時代:プロセスも評価される
- 社会人:プロセスは評価されず、結果のみが評価される
です。
例えば、「今月の売上目標が100万円」だとします。
学生時代は、
「お客様に100件営業したけど、80万円しか売れませんでした。」
これで許されます。
「80万円までよくがんばったな」
「100件も営業するなんてすごいね」
と言われます。
社会人になって同じことを言うと、「ちゃんと仕事をしろ」と言われます。
ムダな努力をしたね。
と言われます。
100件営業しようが、200件営業しようが、100万円売れなければ意味がない。
それが、「努力は自己満足」と言われる世界です。
社会人は、結果が重視される。
「努力は自己満足」と言われても、気にしない
社会人はたしかに、結果がすべてです。
とはいえ、他人に「その努力は自己満足だよ」と言われても気にしなくていいです。
「努力」とは、基本的には自分に向けて使う言葉です。
自分で「努力しよう」と決めて、やるだけです。
他人に「自分は、努力しているんです」とアピールする言葉ではないし、「あなたも努力した方がいいよ」と押し付けるものでもない。
努力が必要だと思う人が、勝手に努力すればいい。
そういうものです。
そして、何らかの成果を上げている人は、隠れて努力しています。
他人に「その努力は自己満足だよ」「努力してもムダだよ」と言われても、
「そうですね」と返して、帰って努力を続ければいいです。
結果が出てくれば、何も言われなくなります。
「努力」を自己満足で終わらせないたった1つの方法【結果を出す】
努力を自己満足で終わらせない方法は、
「結果が出るまで、努力する」
これだけです。
期待ハズレの答えだったらすみません。
でも、本当にこれだけです。
ウォルト・ディズニーは、こんな言葉を残しています。
人々はよく私に成功の秘訣を知っているんじゃないかとか、
どうやったら夢を実現できるかとか聞いてくるが、
私の答えは、
「努力して実現するだけ」
というものだ。
答えは、いつもシンプルです。
結果が出るまでは「努力は自己満足」と言われ続けます。
何をやっても「負け犬の遠吠え」と言われます。
ならば、結果が出るまで頑張るだけです。
繰り返しですが、他人の目を気にせずコツコツ努力しましょう。
とはいえ、
「簡単に努力が継続できるなら苦労しない。」
というのも本音かと。
そんな方は、以下の4つのことを試してみてください。
- 否定的な言葉を聞かない
- 結果をすぐに求めない
- 人と比較せず、過去の自分と比較する
- 軌道修正する
【自己満足で終わらせない】結果が出るまで努力を続ける方法①: 否定的な言葉を聞かない
否定的なことを言う人から、離れましょう。
- 努力なんて、時間のムダ。
- 努力するやつ、カッコ悪い。
- 努力なんて、やめた方がいいよ。
すべて聞かない方がいいです。
【自己満足で終わらせない】結果が出るまで努力を続ける方法②: 結果をすぐに求めない
結果が出るまでには、思ったよりも時間がかかることを覚悟しましょう。
僕が社会人になって「結果が出せた」と思うまでには、15年かかりました。
場合によっては、ずっと結果が出ないこともあります。
マンガ『はじめの一歩』で、鴨川源二はこう言います。
努力した者が全て報われるとは限らん。
しかし!成功した者は皆すべからく努力しておる。
結果が出なくても、信じて努力を続けることです。
【自己満足で終わらせない】結果が出るまで努力を続ける方法③: 人と比較せず、過去の自分と比較する
人と比べないようにしましょう。
- あの人は、こんなに成果を上げている。
- あの人は、自分と同じ歳であんなに頑張っている。
- それに比べて自分は。。。
これはツラいです。
比較すべきは、過去の自分です。
努力をすると、昨日の自分よりも少しだけ成長できます。
「過去の自分よりも成長した」という実感が、モチベーションになるのです。
他人と自分を比較して、落ち込まない!
【自己満足で終わらせない】結果が出るまで努力を続ける方法④: 軌道修正する
メジャーリーガーのダルビッシュ投手は、以下のように言っています。
練習は嘘をつかないって言葉があるけど、頭を使って練習しないと普通に嘘つくよ。
努力の方向性を間違えると、いつまで経っても結果は出ません。
「野球が上手くなりたい」と言いながら、サッカーボールを蹴っていても上手になるはずありません。
「そんなバカなことはしない」と思うかもですが、仕事になると実際にやっている人がいるのです。
どれだけ努力しても結果が出ないなら、「努力の方向」が違うのかもしれません。
軌道修正する勇気も大切です。
「努力は自己満足」でも悪くないと思う話
結果が出るまでは、「努力は自己満足」です。
でも、僕はそれで悪くないと思っています。
なぜなら、人生は「自分が楽しむため」にあるから。
あなたの人生に「他人からの評価」は関係ありません。
自分が「やりたい」と思ったことをやるだけです。
自分にとってメリットがあるなら、結果が出ようと出まいと努力すればいいのです。
僕自身、
努力して結果が出たこともありました。
努力して結果が出なかったことも、それ以上にたくさんありました。
どちらも良い経験です。
「努力しなかった人生」と「努力した人生」なら、後悔がないのは「努力した人生」です。
「努力したけど、達成できなかった」は納得できます。
「努力しなかったけど、もし努力すれば達成できたかも」は後悔が残ります。
自己満足の努力でも、やらないよりは、やった方がマシです。
以下の2つを覚えておいてください。
- 努力は、後で報われる。
- 努力は、違う形で報われる。
努力は、後で報われる。
努力は、後で報われます。
報われるのが遅すぎて、みんなやめてしまうだけです。
僕は現在、ブログで300以上の記事を書いています。
「過去の努力」がなければ、ここまでの記事量を絶対に書けません。
「もし過去に努力してなかったら」と考えると、こわくなります。
- 努力してきたという事実
- 努力する過程で悩んだこと
- 努力することで得られた小さな成功体験
そういったことが、10年後に武器になるのです。
「努力が嫌いそうな人代表」のひろゆきさんも、こんなことを言っています。
子どものことを考えるのであれば、「努力をすれば報われる」と教えてあげること。
努力は報われます。
ただ、何年も、何十年もかかることがあります。
覚悟して、コツコツと続けましょう。
努力は、違う形で報われる。
何かのためにやった努力は、違う形で報われます。
スティーブ・ジョブズは、伝説のスピーチ「コネクティング ザ・ドッツ(点と点をつなぐ)」のなかでこう言っています。
後で何が活きてくるかわからないのが人生です。
ただその人生を創っているのは、今までのあなたの経験なんです。
まっすぐ進むことも大切ですが、寄り道することも大切です。
今は結果が出なくても、思いがけないことで努力が役立つことがあります。
僕も「仕事のために学んだこと」が、このブログに生きています。
10年前は、「ブログを書く」など思ってもいませんでした。
今日の努力が、意外なところで生きてきます。
努力を信じましょう。
努力を続けていなければ、チャンスは絶対につかめない。
努力がいつ報われるのかは、誰にもわかりません。
ただ、確実に言えるのは「努力を続けていなければ、チャンスは絶対につかめない。」ということ。
コツコツと努力していれば、
「これやってみる?」と言われたときに、パッとつかむことができます。
「これやってみる?」と言われて、「これから努力して、やれるようになります!」と言っても遅いのです。
チャンスはすぐに他の人のところに言ってしまいます。
努力をバカにせず、淡々とやり続けましょう。
結果が出るまでは、「自己満足」でOKです。
自分の人生を楽しむため、そしていざという時にチャンスを掴めるよう、努力で自分を磨いておきましょう。
今回は、以上です。
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