こんにちはyuです。
みなさんの周りには、相性の良い人が多いですか?悪い人のほうが多いですか?
今回は、「仕事における人間関係の相性」についてをテーマに書いていきます。
今回の記事は以下のような人に向けて書きました。
「職場に相性の合わない人がいて困っている。どうすれば良いか教えてほしい」
それでは早速、結論です。
【結論】仕事では、相性が合わない人がいるのは当たり前。選択肢は、「独立する」「転職する」「自己成長」の3つです。
冷たい解答に見えるかもしれませんが、ごめんなさい。
でも、「相性が合わない人がいる」という言葉自体が、相手のせいにしていて思考停止しています。
「相性が合わない人がいる」というのは前提で、そこからどうするかを考えましょう。
今回の記事は、次の構成で書いています。
- 【前半】仕事上での「相性」の考え方
- 【後半】会社での効果的な働き方【実験済】
以下で解説します。
【前半】仕事上での「相性」の考え方
まず、ほとんどの仕事は1人では完結できません。
そして誰と一緒に働くか、どんな顧客にサービスを提供するか、ということは自分では選べない場合がほとんどです。
部下は上司を選べないし、上司も部下を選べない。
全ての人がそうとは言いませんが、人事権を持っているのは会社の中でもほんの一握りの人ですし、社長であっても相性の良い人とだけ働いているわけではありません。
相性が合わない人がいるのは、普通。
相性の合わない人は、必ずいます。
そんなことに文句を言っていても成果は上がりません。
会社は「仲良く働く場所」ではなく、「成果を上げる場所」です。
それが嫌なら、独立してフリーランスとして働く。
もしくは、転職しましょう。
もちろんそれぞれリスクもあります。
特に転職に関しては、転職先にまた相性の合わない人がいるかもしれないので、そういう意味では一か八かのギャンブルに近いです。
じゃあパワハラ上司にも我慢しなくてはいけないのか??
もちろん、パワハラ上司の場合は転職して良いと思います。
今話しているのは、相性の話で、明らかに自分を追い詰めてくる人や、会社のシステムに問題がある場合は、そうではない会社に転職したら良いと思います。
私自身も、かなりキツイ上司に当たったこともあり、1度は転職もしています。
自分を変えていくことでラクになる。
「人を変えることはできない」という言葉があります。
上司も、部下も、お客様も、基本的にその人の性格や考え方は変わらないものです。
自分で考えてみると分かりますが、人に「お前の考え方は間違っている、いますぐ変えろ」と言われて変えられますか??
無理ですよね。
手っ取り早く、確実な方法は、「自分の考え方を変える」という方法です。
【後半】会社での効率的な働き方【実験済】
私自身、部下での立場でも、上司の立場でも、「相手の考え方を変えられたら」と何度も思ったことがあります。
まず、上司の考え方を変えるのはあまり現実的ではありません。上司は、基本的に自分より仕事ができるから上司なのです。その仕事ができる上司に、いくらこちらの意見をぶつけても10倍になって返されるのがオチです。
自分が部下なら「上司をよく観察し人間を学ぶ。自分は成果に集中する。」
部下の立場でやるべきことは2つです。
- 上司を観察し、人間を学ぶ。
- 自分は、圧倒的な成果を出すために努力する。
私自身、上司のやり方には納得行かないながら、よく言葉や態度を観察しました。
上司にもいろんな人がいるし、いろんな考え方があります。
「不機嫌な態度を表に出す上司は、嫌われるんだな」「一言のありがとうが、こんなに心に響くんだ」ということを自分の中で感じて、覚えておきます。
そうすると、だんだん上司の喜ぶことがわかるようになり、効率的に行動できるようになります。
その一方で、自分自身は人間関係のことは考えず、仕事の成果に集中しましょう。「相性」で悩んでいる時間を仕事にあてれば、その分早く成果も上がり、給料にも出世にもプラスです。
自分が上司なら「部下をよく観察して人間を学ぶ。自分は責任を背負い、自分の色を強烈に出す」
自分が上司の場合も、部下をよく観察して人間を学ぶことです。
部下の考え方もいろいろあります。上司になって一番変わるのは、複数の人間を気にしなければならないことです。
部下の頃は1人の上司を見ればよかった。上司の大変なところは、複数の部下を同時に見なければならないところです。
複数の部下を見ながら、それぞれの部下の特徴を理解し、1人1人に合わせて対応していくことです。
誰かをえこひいきしてはダメです。同じ大きさの愛で、1人1人に合わせてアドバイスをしていくのが大切です。
自分の色を出す。
自分の考えを、どんどん伝えていきましょう。
私が初めて上司になったとき、部下に言われました。
「yuさんが何を考えているのか分かりません。もっと私たちに伝えてください」
衝撃でした。
自分では、やり方を示しているつもりでしたが、全く伝わっていなかったのです。
圧倒的に、コミュニケーションの量が少なかったのです。
「自分はコミュニケーションをとっている」というのはあなたの意見であり、部下には関係ありません。
もっともっと、何度も何度も、あなたの考えを伝えていくべきなのです。
あまり言いすぎるとウザいと思われるんじゃないか?
そう思っているなら、上司になるのはあきらめましょう。
上司は、責任を背負う存在です。
責任を背負って、「これが大事なことだ」と信じて、そこに部下を巻き込んでいくのが仕事です。
部下の顔色を伺っている場合ではないのです。
昔の私は、部下の顔色ばかり気にしていて何も言えませんでした。
でも、それは間違いだったと今は言えます。
例え不正解だったとしても、部下は方向を示してくれる上司についていくものです。
あまり強く言いすぎると、部下がやめるかもしれない。。。
そんな気持ちも分かります。
言い方には気をつけましょう。でも、熱量は落とさないことです。
やめる部下は、どちらにしろやめます。
やめてしまうことをおそれて上司が何も言わない方が、チーム全体にとってのマイナスです。
相性が合わない人がいるのは前提条件。その上で、自分が変わり、行動する。
会社にいる限りは、相性の合わない人は常にいると覚悟しておいた方が仕事がラクです。
考えてもしょうがないことを悩むのではなく、あなたの大切な命の時間を、本当に大切なことに使いましょう。
変えることのできないものを静穏に受け入れる力を与えてください。
変えるべきものを変える勇気を、
そして、変えられないものと変えるべきものを区別する賢さを与えて下さい。
ニーバーの祈り
今回の内容が、人間関係で悩んでいる方の参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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