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飲食店で使えない人ってどんな人?
自分が働いている飲食店に使えない人がいる時に、どう対応したらいい?
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この記事で、そんな悩みを解決します。
この記事を書いている僕は、
- 飲食店で10年以上働いています。
- 店長として100名以上の社員さん、アルバイトさんに接してきました。
たくさんの社員さんアルバイトさんに接してきた中で、「こういう人は飲食店で使えない」という特徴をピックアップしました。
「使えない」という言い方は上から目線で申し訳ないですが、ご勘弁ください。。。(検索キーワードをそのまま使っています)
飲食店で使えない人の特徴7選
飲食店で使えない人の特徴は、以下の通りです。
- 自分で判断できない
- 同じミスを繰り返す
- 成長しようとしていない
- 相手の気持ちを考えられない
- すぐに人のせいにする
- 気持ちの上げ下げが激しい
- 素早く動けない
自分で判断できない
飲食店で使えない人の特徴1つ目は、「自分で判断できない人」です。
飲食店は、忙しい時間に人手不足になることがよくあります。
その時に「自分で何をするべきか」を判断できない人は、使えません。
店長や先輩も、忙しくて指示が追いつかない場面もあるのです。
ホールでもキッチンでも、「次に何をするべきか」「自分の手が空いたら何をするべきか」
そういうことを常に考えるべきです。
同じミスを繰り返す
飲食店で使えない人の特徴2つ目は、「同じミスを繰り返す人」です。
同じミスを何度も繰り返してしまう人は、改善しようとする気持ちがない人です。
キッチンで料理をしていて何かを入れ忘れてしまったなら、「どうすれば次は入れ忘れないか」を考えるべきです。
1度や2度のミスは誰でもあるので大丈夫です。
問題なのは、何度もミスしているのにやり方を変えようとしないことです。
成長しようとしていない
飲食店で使えない人の特徴3つ目は、「成長しようとしていない人」です。
「やる気が感じられない」と言い換えてもいいです。
もっと料理が上手くなろう、感じの良い接客ができるようにしよう、仕事に早く慣れようという気持ちがない人も使えない人です。
成長意欲のない人に仕事を教えても、覚えが悪く、教えがいがありません。
先輩も「成長しようとしている人」の方が気持ちよく教えられます。
相手の気持ちを考えられない
飲食店で使えない人の特徴4つ目は、「相手の気持ちを考えられない人」です。
特に接客面では「相手の気持ちを考えられること」が重要です。
飲食店は直接人に接することが多いので、相手の気持ちを考えて行動できない人には向かないのです。
「どうすればお客様は嬉しいか」
「どうすれば一緒に働く人が嬉しいか」
こういうことを考えられるようになりましょう。
すぐに人のせいにする
飲食店で使えない人の特徴5つ目は、「すぐに人のせいにする人」です。
仕事をしていればうまくいかないこともたくさんあります。
その時にすぐ人のせいにしてしまう人は、使えない人です。
もちろん「教えてもらってないからできない」「今のは自分のミスじゃない」と言いたくなるような場面があるというのもわかります。
ただ、何でもかんでも人のせいにしていては成長できません。
「自分がどうすれば良かったのか」をきちんと考えられるようになりましょう。
気分の上げ下げが激しい
飲食店で使えない人の特徴6つ目は、「気分の上げ下げが激しい人」です。
その時々の気分によって態度を変えるような人は、使いづらいです。
「機嫌が良い時は笑顔だけど、不機嫌な時はイライラを隠さない」
そのような態度は、周りが気を使います。
また、不機嫌な状態で仕事をされたりすると最悪です。
自分の感情は、自分でコントロールできるようにするべきです。
素早く動けない
飲食店で使えない人の特徴7つ目は、「素早く動けない人」です。
飲食店のピークは忙しいです。
1人がいくつもの作業をこなす必要があります。
そんな時にゆっくりと動きている人がいると、みんなのタイミングが合わなくなります。
余裕があってゆっくりしているのならいいのです。
周りの状況を気にせず、自分だけゆっくりとマイペースでいることが問題なのです。
焦る必要はないですが、キビキビと動けるようにしましょう。
自分が働いている飲食店に使えない人がいる時に、どう対応するべきか?
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「飲食店で使えない人」がどういう人なのかはわかった。
でも、実際そういう人がいる時に、お店ではどう対応すればいいの?
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シンプルに「繰り返し教える」ことが大切です。
繰り返し訓練して、使えるようになってもらう。
自分のお店に「使えない人」がいる時にやることはシンプルで、ひたすら教えるだけです。
海軍の名称、山本五十六の言葉でこんな言葉があります。
「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。
話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。
やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。」
人を1人育てようと思ったら、これだけの手間と時間をかけなければならないのです。
1度や2度言ったぐらいでできなくても、何度でも教えることです。
アルバイトとして入ってきたばかりの時は「全然使えないな」という感じの子が、
1年経って「人が変わったように頑張っている」という例を何度も見たことがあります。
特に若ければ若いほど、周りに刺激を受けて自分をプラスに変えることができます。
実際飲食店での仕事は、よっぽどの高級店でもなければアルバイトさんでも簡単にできるように設計されていることが多い。
店長、先輩が粘り強く教えることで、少しずつ仕事ができるようになるものです。
それでもダメなら、辞めてもらう。
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それでもどうしても飲食店に向かない人もいます。
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うんうん、そんな時はどうしたらいいの?
僕の経験でも入ってきたアルバイトのうち10人中1人は、「明らかに飲食店に向いていない」という人もいます。
面接で100%見極められればいいのですが、そううまくはいきません。
そういう人には、やめてもらった方がいいと思います。
実際に「辞めてくれ」と言うわけではありません。
こちらが一生懸命に教えていると、相手から「自分には向いていないかもしれない」と悟って辞めていきます。
結果的に、その方がお互いのためなのです。
世の中に飲食店以外の仕事はいくらでもあります。
お互いにツラい思いをしながら働く必要はないのです。
逆に考えると相手から「辞めたい」と言うまでは、一生懸命教えてあげるのが採用した側の責任です。
反抗的なメンバーがいるなら、それは上司のリーダーシップの取り方が悪いのかもしれません。
【上司初心者向け】部下と上手にコミュニケーション取るための7つの方法【相手のことを考えて行動しよう】
「使えない」と切り捨てるのではなく、「どうすれば使える人になるか」を相手に寄り添って考えてあげましょう。
今回は以上です。
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