AIで絵を描いて、 NFTとして販売しています。
僕が、「1000枚以上のAIアート」を描いて感じたメリットとデメリットを解説します。
「個人でAIアートを使った場合」のメリットデメリットです。
AIアートを使ってみたいけど、実際どうなの?
使ってみた感想やメリット・デメリットを知りたい。
という方に、参考になる内容となっています。
結論ですが、AIアートで素人でも簡単に絵が描けるとはいえ「万能」ではありません。
うまく使いこなすには、練習が必須。
以下で、詳しく解説していきます。
AIアートとは?
AIアートとは、読んで字のごとく「AI(機械)を使って描いたアート」です。
キーワードや文章を打ち込むだけで、AIがそれっぽい絵を描いてくれます。
AIアートの登場により、誰でも簡単にクオリティの高い絵を描くことができるようになりました。
例えば「house(家)」と打ち込むと、こんな絵が描けます。
次に、「animation,house(アニメーション、家)」と打ち込むと、アニメっぽい(?)絵が描けます。
まったく同じ言葉を打ち込んでも、作られる絵は毎回違います。
ということでAIアートを使えば、自分好みの絵を作れるようになるんですね。
AIアートで1000枚以上の絵を描いて感じたメリット3選
僕が感じたメリットは以下の通り。
- 素人でも、キレイな絵が描ける
- 30秒で絵が描ける
- お金がかからない
メリット①:素人でも、キレイな絵が描ける
素人でも、驚くほどキレイな絵が描けます。
この絵は採用はしないけど、僕が一生かかって逆立ちしてカツカレーをストローで飲み干しても、描けない絵を30秒でアッサリと描いてしまうAIを素直にスゴイと思ってしまう。 pic.twitter.com/GfVpr4mjhn
— ashina@Web3ブロガー (@web3bloger) September 23, 2022
ちなみに、僕はまったく絵心がありません。
「アンパンマン」を描いたのに、妻には「クマ?」と言われます。
そんな僕でも、こんなに素晴らしい絵が描けます。
メリット②:30秒で絵が描ける
キーワードや文章を打ち込んでから、30秒ほどで絵が完成します。
電波状況や混み具合によって多少は変わるみたいですが、30秒から1分もあれば絵が仕上がります。
あっという間です。
メリット③:お金がかからない
ほぼ無料でサービスを使うことができます。
サービスによって異なりますが、例えば「Midjourney(ミッドジャーニー)」というサービスでは、最初の25回まで無料で使えます。
「試しにやってみたい」という人には、十分な回数ですよね。
何度も書きたい時には、料金がかかる場合があるのでサービスの規約を確認してみてください。
Midjourney以外にも色々なサービスがあります。
AIアートで1000枚以上の絵を描いて感じたデメリット3選
僕が感じたデメリットは以下の通り。
- 最低限の「英語の知識」は必要
- イメージ通りの絵はなかなか描けない
- 想像力が求められる
デメリット①:最低限の「英語の知識」は必要
AIアートは基本的に、英語を使うことになります。
最低限の英語の知識はあった方が良いです。
「後ろ向きのパンダ」を描く時には、以下のような文章を使います。
a panda character sits with his back turned
英語ができなくても”Google翻訳”などを使えばいいんですが(僕もよく使ってます)、少しめんどうなんですよね。
とはいえ、なんとなく英語の意味がわかればOKです。
あとは気合で乗り切りましょう。
デメリット②:イメージ通りの絵はなかなか描けない
最初は、イメージ通りの絵がなかなか描けません。
僕は「パンダの後ろ姿」を描きたかったのに、何度も「パンダの正面の姿」が出てきて困りました。
イメージ通りに書くには「適切な指示」が必要なんですね。
プログラミングの感覚に似ているかもしれません。
デメリット③:想像力が求められる
イメージ通りの絵を描くためには、想像力が必要です。
必要な想像力は、以下の3つ。
- 完成形を想像する力。
- 文章を考える力。
- AIの思考を想像する力。
具体的に言うと、
1.完成形を想像する力:まず完成形の絵を、自分の頭の中にイメージする
サルがバナナを食べている絵を描きたい
↓
2.文章を考える力:「AIにどのような文章で伝えればいいか?」を考える
「Monkey, Banana」という文章にしよう
↓
3.AIの思考を想像する力:「その文章を、AIはどう解釈するか?」を考える
でもそれだけだとサルとバナナが絵が描かれるだけだから、「Monkey,eat,Banana」にしよう。
ザックリと説明するとこんな流れのイメージです。
実際にやってみるとわかるんですが、
「イメージ通りの絵を描くのは、想像以上に難しい」
です。
確かにクオリティの高い絵はできるけど、なんだかしっくりこない。
この感覚は、AIアート初体験の誰もが体験するものだと思います。
僕も1枚の絵を完成させるために、何百枚もボツにしています。
AIアートを作る時の注意点
AIアートを作るときは、以下の点に注意しましょう。
- 稼げない
- 利用規約をよく読む
- NFTの世界には詐欺がいっぱい
稼げない
「稼ぐこと」を目的に始めない方が良いです。
絶対とは言わないですが、ほぼムリです。
「新しい体験を楽しむ」というぐらいでやってみると良いかと。
利用規約をよく読む
AIアートサービスの利用規約をしっかりと読みましょう。
場合によっては、「商用利用してはいけない」という場合もあるので注意が必要です。
NFTの世界には詐欺がいっぱい
もしAIアートを使ってNFT販売をしようとしている方がいたら、詐欺には気をつけて下さい。
NFTの世界には、詐欺やトラブルがたくさんです。
僕もAIアートのNFTをTwitterで公開した瞬間、英語で「DMしましょう」とメッセージがきました。
怪しすぎるので、もちろん無視しましたが。。。
NFTの世界には、詐欺やトラブルがあちこちに潜んでいます。
特に、NFTを売ったり買ったりする際には、気をつけながらやるようにしましょう。
合わせて読みたい→ 【NFT初心者必見】NFTを始める時の注意点7つ(トラブル・詐欺事例)を徹底解説
まとめ:これからAIアートを使う方へ
AIアートに興味をお持ちの方、ぜひ1度気軽な気持ちでチャレンジしてみてください。
最初は、一番有名な”Midjourney”が良いかと思います。
僕も最初はMidjourneyでした。
大切なのは、
「描いてみる → 少しずつ文章を変えて、改善」
です。
同じ文章を書いても、毎回できる絵は違います。
「どうすればイメージ通りの絵が描けるかな?」と楽しみながらやってみてください。
良かったら、僕がAIアートで作ったNFTも見てみてください。
↓コチラから見られます。
【100日後に旅を終えるパンダ。】 Panda’s Journey 100 days
今回は、以上です。
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