入社して5年経つが、仕事を続けるか辞めるか悩んでいる。
一通りの仕事には慣れたけど、強くやりがいを感じているわけではないし。
僕は、ちょうど入社5年で仕事を辞めました。
5年経ったら、将来を見据えて「続けるか辞めるか」決めましょう。
上司や、先輩から、
こんなことを言われることがあります。
僕も言われていましたが、「本当にそうかな?」と疑問に思っていました。
この記事を読むことで、
「入社5年目の人が考えるべきこと」が理解でき、
「今後の仕事人生をよりよく変えるヒント」を得ることができるでしょう。
<本記事の内容>
- 入社5年目で感じやすい悩み
- 入社して5年経ったら、辞めてもいい理由
- 入社して5年経ったら、考えるべきこと
がわかります。
結論ですが、僕が入社5年目で会社を辞めたのは、「限界を感じたから」です。
5年経てば、会社のことも自分のことも十分わかります。
「辞めたい」なら辞めてOKです。
もちろん、「そのまま続ける」という判断もOKですよ。
この記事を書いている僕は、
- 現在37歳
- サラリーマン経験 15年以上
- マネジメント経験 10年以上
- 上司ガチャでハズレを引き続け、うつ病診断で転職。
今はサラリーマンをやりながらも割と自由に生きています。
入社5年目で感じやすい4つの悩み
入社5年目で感じやすい悩みは、以下のものが多いかと。
- 入社5年目の悩み①:キャリアの悩み
- 入社5年目の悩み②:向き不向きの悩み
- 入社5年目の悩み③:お金の悩み
- 入社5年目の悩み④:成果の悩み
入社5年目の悩み①:キャリアの悩み
1つ目は、「自分の今後のキャリアについて」の悩みです。
- 今の会社で、どこまで出世できるか。
- 出世したとして、給料や待遇はどうなるか。
- 転職した方が稼げるだろうか。
「このまま今の会社で仕事を続けていて、自分の将来は大丈夫か?」と心配になる時期です。
入社5年目の悩み②:向き不向きの悩み
2つ目は、「仕事への向き不向き」の悩みです。
- 自分はこの仕事に向いているだろうか
- なんだか飽きてきた
- 安定はしているけど、楽しくない
- この仕事をずっと続ける自信がない
5年も働けば、今の仕事に向いているかどうかは、ある程度わかります。
自分の成長に限界を感じやすいのも、この頃です。
入社5年目の悩み③:お金の悩み
3つ目は、「お金の悩み」です。
- 給料がなかなか上がらない
- 貯金が全然増えない
- 結婚、住宅購入などでお金がかかる
人生の大きなイベントが控えているのも、この時期です。
周りの同年代には、結婚する人もチラホラ。
お金のことを真剣に考え始め、悩みが膨らみます。
入社5年目の悩み④:成果の悩み
4つ目は、「求められる成果への悩み」です。
新人扱いされなくなり、
- 一定の成果を求められる
- リーダーシップを求められるよう
- トラブルの対処を任される
ある程度の責任を持たされるのも、この時期。
今までよりも高いレベルの仕事を求められ、負担を感じる人もいます。
入社して5年経ったら、辞めてもいい4つの理由
入社5年目で「辞めたい」と感じたら、辞めてOKだと思います。
理由は、「自分の限界が見えてしまうから」。
具体的には、以下の通り。
- 辞めていい理由①:自分の将来の姿が、だいたい見える
- 辞めていい理由②:向き不向きも、十分わかる
- 辞めていい理由③:学ぶべきことは、ほぼ学び終えている
- 辞めていい理由④:若さを活かせるラストチャンス
辞めていい理由①:自分の将来の姿が、だいたい見える
入社して5年も経てば、「自分のキャリアの限界」が見えてきます。
上司や先輩の姿を見て、
- 自分がどこまで出世できるか
- 将来、いくら稼げるか
といったことが判断できるようになるのです。
「今の会社に居続けると、どうなるか」が見えきます。
辞めていい理由②:向き不向きも、十分わかる
自分が「今の仕事に向いているか向いていないか」も、十分わかります。
5年同じ会社で働けば、
- 社内の人間関係
- 出世のルート
- 会社の拡大の限界
- 仕事のやりがい
- 自分の向き不向き
など、会社の表も裏も、だいたいのことが見えています。
冷静に、自分が向いているかどうか判断しましょう。
辞めていい理由③:学ぶべきことは、ほぼ学び終えている
今後、今の会社で学ぶべきことはそれほど多くありません。
部署を異動したり、役職が大きく上がれば、学ぶべきことはあるでしょう。
でも、それ以外のことは、5年もあればほぼ学び終えています。
「石の上にも3年」
「会社も3年は続けてみろ」
と言われます。
それが5年にもなれば、十分すぎる年月です。
伸びしろがなくなれば、自分の成長に限界を感じるのも無理のない話です。
- 知識やスキル
- 働く上での一般常識
- 人間関係の調整能力
- 仕事の進め方
などの「必要なこと」は、すでに学び終えています。
現在の延長では、成長はできないと考えよう。
辞めていい理由④:若さを活かせるラストチャンス
新卒で入社したとすると、入社5年目は27、28歳。
これは、転職で若さを活かせるラストチャンスです。
30代になると、即戦力であることを求められます。
僕も27歳で、未経験業界に飛び込みました。
「まったくの未経験からの転職」
そんな転職が許されるラストチャンスなのです。
「若さ」というアドバンテージを最大限に活用しよう。
周りに遠慮する必要はない
会社を辞めるかどうかは、自分で決めるものです。
周りに遠慮しすぎる必要はありません。
- 辞めたら迷惑がかかる
- お世話になった人に、申し訳ない
これは気にしなくてOKです。
逆に、「転職しない」という判断も全然アリです。
- ものすごく活躍している同期がいるから、自分ももっと頑張らないと。
- 転職した同期がいるから、自分も転職しようかな。
といったことに流される必要もありません。
すべて自分で決めてOKです。
入社して5年経ったら、考えるべき2つのこと
「続けるか、辞めるか」で悩んだら、以下の2つのことを考えましょう。
- 考えるべきこと①:今の会社で、何を目指すか
- 考えるべきこと②:違う道を探すか
考えるべきこと①:今の会社で、何を目指すか
今の勤め先で、「何をするのか」を決めましょう。
- 現状の仕事を続けられれば満足なのか
- 昇進・出世をするのか
- いくら稼ぎたいのか
自分のキャリアを真剣に考えましょう。
「一生かけて、社長にまで登り詰める」と考えてもいいし、
「このまま勤めていても限界があるから、転職する」というのもアリです。
具体的にイメージすることで、先の道が見えてきます。
考えるべきこと②:違う道を探すか
もう1つは、「転職をするかどうか」です。
今の会社に限界を感じるなら、転職を視野に入れるべきでしょう。
僕は最初の会社にいるときに、
- 出世を続けて会社を変えるか
- 転職するか
この2択しかない、と思っていました。
結果「転職」を選び、正解だったと思っています。
今すぐ転職をしないにしても、
「ずっと会社に居続ける」のか「いずれ転職をする」のか。
方向性は決めておいた方がいいです。
入社5年目で、僕が仕事を辞めた2つの理由【ぶっちゃけ、限界でした】
僕が27歳で会社を辞めたのは、「限界を感じたから」です。
限界には2つありました。
- 1つは、会社の限界
- もう1つは、自分の限界
です。
会社の限界
会社の限界とは、「会社は変わらない」ということです。
給料や待遇に不満はなかったのですが、
- ブラック上司が存在する
- ブラック上司の存在を、会社が許している
というのが我慢できませんでした。
いつも怒鳴られ、けなされ、休みの日にまでお説教され、もう限界でした。
「いずれ上司が変わる」
「いずれ会社の体制が変わる」
それなら我慢もできましたが、そんな可能性は感じられませんでした。
会社が変わらないのなら、自分が逃げるしかない。
そう思い、辞めました。
【ツラい】パワハラ・ブラック上司への対処法5選【僕は逃げた】
自分の限界
もう1つは、自分の限界です。
「自分の力では、この会社で出世するのに時間がかかりすぎる」と判断しました。
同期の中で出世は早い方だったと思いますが、その後の出世ルートが見えませんでした。
そして、昔のように仕事を楽しめなくなった自分がいました。
「この仕事は、向いていないかもしれない」
そう思い始め、転職を決意しました。
結局自分の興味があった「飲食」の業界に飛び込み、10年以上続けています。
自分の限界を受け入れ、戦うステージを変えたのです。
常に転職を準備しておこう
ムリに転職をオススメしているわけではありません。
「今の会社にずっといたい」というのも、素晴らしい選択です。
とはいえ、人生には何が起きるかわかりません。
- 会社が倒産する
- リストラの対象になる
- ブラックな上司がやってくる
- 突然、お金が必要になる
そうなった時に、慌てて転職を考えてもムリです。
僕がオススメするのは、「常に転職できるよう準備をしておくこと」。
「いつでも転職できる」という自信があれば、のびのびを働けます。
「いざというときのため」に準備しておきましょう。
もし、「自分が転職できる人材なのかわからない」という方がいれば、
まずは転職サイト・エージェントに登録するのをオススメします。
すぐに転職をしないとしても、「自分の市場価値を知る」ことができます。
登録は、もちろん無料です。
サラリーマンにオススメの転職サイト・転職エージェント3選【これだけでOK】
ちなみに、転職活動自体は、ノーリスクでできます。
- 転職活動をしてみて、良い条件の会社があれば転職する。
- なければ転職しない。
というのも全然アリです。
まずは、情報収集してみてください。
まとめ
入社5年目は、仕事に慣れてきて、将来について真剣に考える時期です。
そして、「若さ」を活かせるラストチャンスです。
後悔のない選択をして、より良い30代を迎えられるよう頑張ってみてください。
応援しています。
今回は以上です。
コメント