「上司が、仕事を丸投げしてきて困っている。
いつも無茶振りしてくる上司に対して、どう対応すればいいのか知りたい」
仕事を丸投げしてくる上司に困っていませんか?
僕も、仕事の丸投げ・無茶振りに苦しめられ続けたので、その気持ちよく分かります。
この記事を読めば、部下に仕事を丸投げする上司に対して、どのように接していけばいいのかが理解できます。
- 本記事の内容
- 仕事を丸投げしてくる上司へのたった2つの対処方法【やるか辞めるかです】
- 上司の「丸投げ」は、いいこと?悪いこと?
- 「丸投げしてくる上司」に対応できる人と対応できない人の違い。
- 上司の丸投げに応え続けた僕が、今思うこと。
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Yuのプロフィール【元イジメられっ子ブラック企業サラリーマンが、人間関係の悩みをほぼゼロにして自由に生きるまで】
仕事を丸投げしてくる上司へのたった2つの対処方法【やるか辞めるかです】
仕事を丸投げされた時の対処法は、2つだけです。
- 丸投げされたことを頑張ってやる。
- 丸投げから逃げる。
当たり前のことですが、それだけです。
よくないのは、中途半端にやることです。
「断りきれないから」と仕事を受けるだけ受けて、実際はやらない。
そんな状態だと、誰にとってもプラスはありません。
「やるならやる」「やらないならやらない」と心を決めましょう。
丸投げされたことを頑張ってやる。
上司から丸投げされた仕事をやると決めたなら、やるべき行動は以下のようなことです。
- 自分でやり方を調べる
- 仕事に必要な知識や技術を勉強する
- 先輩に聞く
- 取引先に聞く
- お客様に聞く
- 上司に聞く
丸投げしてくる上司は、基本的に助けてくれません。
なので、自分から学んだり質問しに行く必要がある。
絶対にやってはいけない行動は、「上司の悪口を言う」ことです。
あなたが「やる」と言った以上、丸投げだろうが何だろうが「あなたの仕事」です。
「上司がまた無茶言って。。。」とグチっていても仕事は1ミリも前に進みません。
悪口を言っている間に、1つでも調べ物をしましょう。
丸投げから逃げる
丸投げから逃げる時の行動は、以下のようなものです。
- 最初から断る
- やってみて難しそうだったら上司に謝ってやめさせてもらう
- 上司にやり方を相談する
- それでもダメなら、異動・退職を考える
丸投げから逃げるのも、立派な選択肢です。
あまりにストレスがかかりすぎるような状況なら、その状況を辞退することも必要です。
上司がひどすぎる場合には、転職なども考えましょう。
ここでもやってはいけない行動があります。
それは、「他の人に、仕事をなすりつける」です。
自分が抱え切れないからと言って、「先輩にお願いする」「後輩に丸投げする」などの行為は辞めましょう。
あなたの信頼を落とします。
一度仕事を受けたけど「やっぱり自分には無理だ」と思ったなら、きちんと上司に「やっぱり無理です」と伝えましょう。
上司の「丸投げ」は、いいこと?悪いこと?
上司の「丸投げ」は、いいことなのか悪いことなのか。
その答えは、「上司次第」です。
- 上司に「責任を取る覚悟」がある丸投げなら良い。
- 上司に「責任を取る覚悟」がない丸投げなら悪い。
シンプルにそれだけです。
「責任を取る覚悟」には、部下の心が折れないように見守ってサポートすることも含まれます。
部下の成長を本当に思っているのなら、丸投げは良いことです。
部下を成長させるには、時にはギリギリの挑戦や失敗を経験させる必要があるからです。
子供の頃のことを思い出してください。
初めて自転車に乗ろうと思った時、何度も転んだハズです。
親が「自転車は危ないから」とチャレンジさせなければ、あなたは今でも自転車に乗れなかったのです。
「頑張って乗ってみな」とチャレンジさせながらも、ケガをした時には助けられるよう見守ってくれているのが親です。
上司も同じなのです。
こんな丸投げはダメ
責任を取るつもりの丸投げは良いことだと言っても、このような丸投げはよくありません。
- 部下の現状に対して、レベルが高すぎる仕事の丸投げ
- いざという時のサポート体制がない丸投げ
- 責任を部下になすりつける丸投げ
自転車の例を使うなら、
- 自転車に初めて乗る子供に、いきなりプロスポーツ用の自転車にチャレンジさせる
- 自転車で転んでケガをしても、周りに助けられる人が誰もいない
- 「転んでケガをしたのは、あなたが上手に乗れないからだよ」と子供に責任を押し付ける
「こんな親はありえない」と、きっとあなたも思いますよね?
それが、上司と部下の関係なると、平気で起きてしまうのです。
「丸投げしてくる上司」に対応できる人と対応できない人の違い。
では、今度は部下の立場に立って考えてみます。
「丸投げしてくる上司」がいる時に、対応できる人と対応できない人の違いはなんでしょうか?
違いは、以下の通りです。
- 成長意欲のある人にとっては、「丸投げ上司」は成長のチャンス。
- 現状維持が好きな人にとっては、「丸投げ上司」は大きな負担。
同じ仕事を丸投げされたとしても、成長意欲のある人とない人では、仕事の捉え方が180度変わります。
丸投げされた仕事を、自分の力ですべて終えることができれば、自分の仕事力は間違いなく上がっています。
丸投げされるのは大変なことですが、「自分の成長」に価値を感じられる人は耐えられます。
逆に、「成長なんてどうでもいい」「現状維持が一番ラク」と思っている人からすると負担でしかありません。
丸投げしてくる上司に対応できるのは、以下のような人です。
- 「将来独立起業したい」など、強い目的意識がある人。
- 人の上に立つ上司の立場を目指す人。
- 自信があって、心が折れない人。
- 人に頼らず、自立したい気持ちがある人。
- 何事もポジティブに考えられる人。
このような人は、丸投げしてくる上司のもとでもグングン成長していきます。
とはいえ、すべての丸投げ仕事に応えられるような強い心を持った人ばかりではありません。
僕自身、何度も心が折れかけたことがあります。
実際、上司に耐えられず転職も経験しました。
そんな僕が、上司の丸投げに応え続けて過ごしてきた時代を振り返って思うことを話していきます。
上司の丸投げに応え続けた僕が、今思うこと。
丸投げは、部下を成長させる
上司から部下への仕事の丸投げは、部下の仕事力を間違いなく成長させます。
僕が社会人になって初めて経験した丸投げの仕事は、
「よくわからない大型機械の故障を直す」
という経験でした。
僕が最初に就職したのは、業務用の機械を取り扱う営業系の会社でした。
1年前までのんびりと大学生をやっていた僕は、機械の知識も、仕事の経験も全くありません。
そんな僕に、ある日突然、試練が訪れます。
上司から、
「お前、これなんとかしてこい」
と言われ、大型機械の修理対応を命じられます。
納品先で、重要な大型機会が故障し、仕事ができないとのこと。
しかも、お客様はかなりの不機嫌な状態。
誰かを頼りたかったですが、先輩も忙しく、上司は話を聞く気がありません。
なんの当てもなく、とにかく納品先に向かいました。
お客様からも「お前のとこで買ったんだから、なんとかしろ」の一点張り。
僕は、わけもわからず機械を触り始めました。
触り始めたはいいものの、機械の仕組みも何も分かりません。
取引先のメーカーに電話し、何時間もかけて修理しました。
結局、終電まぎわになって、なんとか機械が動くようになり、なんとか乗り越えることができました。
丸投げに感謝できるようになった話
当時は、絶望的な状況で上司に文句を言いたいぐらいでしたが、終わってみれば達成感を感じていました。
今では、その経験に感謝を感じるくらいです。
この経験をしたことで、こんな考え方が身につきました。
- 絶望的に思える状況でも、なんとかなる。
- 頑張っていれば、助けてくれる人がいる。
- 自分で勉強すれば、たいていのことは身に付けられる。
上司から丸投げされる仕事をこなすことで、強制的に「仕事への取り組み方」や「必要な技術」が身についたのです。
人は、甘い環境にいるとどうしても怠けてしまいます。
上司からの丸投げは、部下を成長させるカンフル剤になるのです。
逃げてもいい。
丸投げされた仕事を最後までやり遂げられればいいですが、いつもそうできるとは限りません。
「逃げる」という選択肢を残しておくことです。
丸投げされた仕事をできないのは悔しいかもしれませんが、自分の心を守ることの方が何百倍も大切です。
仕事には、向き不向きがあります。
成長のスピードも人によって違います。
あなたがすべての仕事を完璧にできる必要はないのです。
時には、丸投げ仕事に挑戦しながらも、
負担になりすぎないように「逃げる」という選択肢も残しておきましょう。
今回は以上です。
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