- アドラー心理学って、そもそもどんなもの?
- アドラー心理学を学んで、どんな意味があるの?
- 普段の生活に、アドラー心理学はどう活かせるの?
人間関係について学ぼうとすると出会うのが、「アドラー心理学」です。
- 本記事の内容
- 【僕なりに解説】人間関係の悩みを解決する「アドラー心理学」の要点。
- 人間関係を良くしたいなら、「アドラー心理学」を学ぶべき。
- 日常の人間関係にアドラー心理学を生かす3つの方法
僕の簡単なプロフィールです。↓
Yuのプロフィール【元イジメられっ子ブラック企業サラリーマンが、人間関係の悩みをほぼゼロにして自由に生きるまで】
気になる方は、のぞいてみてください(3分で読めます)。
【僕なりに解説】人間関係の悩みを解決する「アドラー心理学」の要点。
アドラー心理学の内容を、僕なりにまとめてみました。
参考にしたのは、「嫌われる勇気」という書籍です。
あくまで僕の解釈ですので、より詳しく知りたい方は書籍を読んでみてください。
すべての悩みは対人関係である。
アドラー心理学では、「すべての悩みは対人関係である」と結論づけています。
普段抱えてしまうこんな悩みや、あんな悩みも、実は全てが人間関係の悩みだったのです。
そしてアドラー心理学は、「他者を変えるための心理学ではなく、自分が変わるための心理学である」と書かれています。
人間関係の悩みも、自分が変わることで解決することができるのです。
幸せになる勇気
人生をより良いものにするには、「幸せになる勇気」を持つことです。
「人は自分の意思で、今すぐに幸せになることができる」とアドラーは言います。
そのためには、「ありのままの自分を好きになり、存在を愛する」ことが必要です。
幸せになれない人は無意識に、現状維持(不幸な状態)を選んでいます。
そのほうが楽だからです。
勇気を持ち、自分自身を愛する選択をすることで、今すぐにでも幸せになれることができるのです。
自分と他人の課題を分離する
人と人は別の存在であり、自分は自分の課題にのみ集中すべきです。
あなたは、他人のことで悩む必要はありません。
また、あなた自身が他人にどう思われるかを気にする必要もありません。
自分は自分、他人は他人。
「課題の分離」を行い、人にどう思われてもあなた自身の生き方を貫く「嫌われる勇気」が、あなたを幸せに導いてくれます。
僕が読み取ったアドラー心理学の要点は以上です。
でも、言葉だけを聞いてもあいまいなことが多く、なかなかピンときませんよね?
次に、僕の体験談を交えてアドラー心理学を学ぶべき理由を解説します。
人間関係を良くしたいなら、「アドラー心理学」を学ぶべき。
僕の考えは、人間関係を良くしたいならアドラー心理学を学ぶべきということです。
なぜなら、アドラー心理学を学ぶことで僕自信の考え方が変わり、確実に生きやすい人生に近いたからです。
僕が特に影響を受けたのが「課題の分離」という考え方です。
数年前まで僕は、管理職として部下のことで悩みまくっていました。
「なぜ部下は思った通りに動いてくれないのか」
「なぜこんな簡単なこともできないのか」
「職場の人間関係が問題だらけなのはなぜだろう」
こんなことを毎日考えていました。
そして、部下の課題を解決するため(部下の成長を助けるため)、たくさん話をし、アドバイスをし、チャレンジしやすい環境を整えるために頑張っているつもりでした。
しかし、いくら身を削って頑張っても、部下が成長する様子はありません。
それどころか部下の暗い顔が増え、職場の人間関係も悪くなり、退社していく人間も増えました。
頑張っても頑張ってもうまくいかず、僕の精神もかなり落ち込んでいました。
そんな時に出会ったのがアドラー心理学「嫌われる勇気」です。
当時の僕は、課題の分離ができておらず、「部下の悩みを解決するのが自分の役割」とばかり、部下のことに干渉していました。
「部下が成長しないのは、自分の責任だ」と強く信じ、成長できないのは自分のせいだと本気で思っていたのです。
でも課題の分離の考え方を学んでから、僕は接し方を変えました。
「部下の課題は、部下が解決すべき問題である」
「僕が必要以上に干渉するのではなく、本人が成長したいと思うタイミングを待とう」
「成長したいと思わない部下もいるかもしれない、それはそれで尊重しよう」
「でも成長したいと思い、アドバイスを求めている時には全力で応援しよう」
そんなふうに考えるようになりました。
それまでは「部下の悩み」「部下の成長」に対して半ば強制するような踏み込み方をしていたのが、
課題の分離を知ることで適度な距離感を保てるようになりました。
僕も部下も自然体でいられるようになり、職場の雰囲気もずいぶん良くなりました。
以上が僕の体験談です。
ここまで読んでいただいた方の中には、「アドラー心理学が人間関係に有効なのは分かった。でも、実際の生活に活かすにはどうすればいいの?」
と思った方もいるかもしれません。
こちらを最後の章で解説します。
日常の人間関係にアドラー心理学を生かすための3つのアクションプラン
他人のことで悩むのをやめる
アクションプランの1つ目は、「他人のことで悩むのをやめる」です。
ついつい他人の問題にまで口を出してしまっていませんか?
親は子供のことで悩みます。
上司は部下のことで悩みます。
彼氏は彼女のことで悩みます。
でも本当は、「その人の問題は、その人だけが悩むべき問題」です。
あなたが口を出すことではありません。
あなたがやるべきことは、「相手がその問題を解決できると信じ、勇気づけてあげること」です。
他人のことで、自分の頭を悩ませるのはやめましょう。
- 相手を信じて、勇気づけの言葉をかけよう。
自分にありがとうを言う
アクションプランの2つ目は、「自分にありがとうを言う」です。
人が幸せになることができないのは、自分で「幸せにならない」と決めているからだとアドラーは言います。
幸せになるには、自分自身を好きになることです。
他人の承認を求めるのではなく、自分で自分を認めてあげましょう。
一番簡単な方法は、毎日自分に対して「ありがとう」を伝えることです。
自分が生きている、その事実に対して「ありがとう」と言ってみましょう。
- 心の中で、自分自身に「いつもありがとう」と言ってみよう。
「嫌われる勇気」を読む
アクションプランの3つ目は、「嫌われる勇気」を読むことです。
ここまで、本の内容をもとに僕なりに解説してきました。
ただ、ここに書いたのはあくまで僕の解釈であり、人によって読んだ時に感じる内容は違います。
アドラー心理学を知り、実生活に活かすためには自分自身で読んで理解するのが一番です。
ぜひ時間がある時に、手にとって読んでみてください。
- 「嫌われる勇気」を読んでみよう。
今回の記事は以上です。
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