現在飲食店に勤めているが、仕事がツラくて辞めたいと思っている。
ただ実際辞めるとしても、転職できるか心配だし辞めて大丈夫だろうか。。。
こんな悩みにお答えします。
<本記事の内容>
- 飲食店を辞めたいなら、早めに辞めるべき3つの理由
- 飲食店を辞めたいと思ったらやるべき3つのこと
- 飲食店を辞めたい人は、甘えている人も多いと思う話。
この記事を書いている僕は、
- 飲食店で働いて10年以上
- 飲食業界から就職・転職・独立していった人を100人以上見てきました。
本記事では、「飲食店を辞めたい」と思った人がどう行動するべきかを解説します。
飲食店を辞めたいなら、早めに辞めるべき3つの理由
飲食店を辞めたいと思ったら、辞めましょう。
辞めるなら、なるべく早めに辞めた方がいいです。
その理由を解説します。
- 理由1:自分がつらい
- 理由2:会社側のプラスにならない
- 理由3:転職に時間がかかる
自分がつらい
飲食店を辞めるなら早い方がいい理由1つ目は、「自分がつらいから」です。
「辞めたい」と思いながら働くのはつらいものです。
特に飲食店での仕事は長時間になることが多い。
人生の大半の時間を「つらい、しんどい」と思いながら働くのは苦痛でしかありません。
自分の精神衛生のためにも、早めに辞めた方が良いです。
会社側のプラスにならない
飲食店を辞めるなら早い方がいい理由2つ目は、「会社側のプラスにならない」です。
「辞めたい辞めたい」と言いながら働く人は、会社にとっても迷惑です。
モチベーションが低いので良い仕事をしてくれないし、
周りにも影響してしまうからです。
今いる会社や、同じ職場の人のためにも、早めに辞める方がいいかもしれません。
転職に時間がかかる
飲食店を辞めるなら早い方がいい理由3つ目は、「転職に時間がかかる」です。
飲食店での仕事は単純作業が多いので、「店長経験がある」などの実績がある人でなければ
転職に苦労する可能性が高いです。
飲食以外の他業界に行こうとすれば、なおさら頑張る必要があります。
どうせ辞めるなら、なるべく若いうちに早めに行動した方が有利です。
「飲食店はもうイヤだ」と思うなら、すぐに転職活動を開始しましょう。
辞めたいと思ったら、早めに行動した方がいいんだね。
そういうことです。
でも、実際辞めようとしたときに、何から手をつければいいんだろう?
次の章で解説します。
飲食店を辞めたいと思ったらやるべき3つのこと
飲食店を辞めたいと思ったら、以下のことをやりましょう。
- 辞める理由を明確にする。
- 方向性を決める。
- 転職活動をする。
飲食店は、辞めていく人が圧倒的に多い業界です。
厚生労働省の調査「産業別入職・離職状況(平成30年度)」によると、宿泊業・飲食サービス等の離職率は26.9%となっており、全産業平均の14.6%と比べても圧倒的に高いです。
さらにコロナが後押しして、飲食業界からは多くの人が去っていきました。
もし今あなたも「飲食店を辞めたい」と思っているなら、以下のことを参考に行動してみてください。
辞める理由を明確にする。
飲食店を辞めようとしているなら、まずは「辞める理由」を明確にすることです。
辞める理由が定まっていないと、転職しても「やっぱり違った」と感じる原因になります。
辞める理由によって、進む道も変わってくるのです。
- 上司が嫌い → 自分が出世する、もしくは独立を目指す方がいいかも
- 人間関係がイヤ → 業界を変えなくてもいいかも
- 長時間労働がイヤ → 労働時間の短いホワイト企業に転職
- 給料が安い → 給料の高い大手企業に転職
など。
理由によっては、無理に他業種に転職しなくてもいいかもしれない。
同じ飲食店でも、「今と比べて待遇が良い企業」は、探せばたくさんあります。
方向性を決める。
飲食店を辞めたいと思ったらやるべきこと2つ目は「方向性を決める」です。
つまり、「どこに転職するか」を明確にすることです。
上でも書いた通り「辞める理由」を解消できる転職にしなければ、転職する意味がありません。
給料を上げたいのに、今の月給より低い転職先を選ぶようなことをしては意味ないですよね。
方向性をしっかりと決めておかないと、内定がもらえない時に、
「どこでもいいから転職したい」
という感じでブレてしまいます。
自分の中で「ここだけは譲れない」という軸を決めておく必要があるのです。
転職活動をする。
飲食店を辞めたいと思ったらやるべきこと3つ目は「転職活動をする」です。
実際に、動き出しましょう。
ただし、いきなり今の会社を辞めるのはオススメしません。
転職活動をしても、全然ダメな可能性もあるからです。
「安定した給料をもらいながら、休みの日に転職活動をしてみる」
これだと、リスクなく行動できます。(休日が潰れるので大変ですが)
他の業界に転職しようとしてもなかなか良い転職先が見つからなかったり、
見つかったとしても面接に受からないという可能性もあります。
「会社を辞めたらしばらくは収入がなくなる」というリスクを考えた上で、行動しましょう。
飲食店を辞めたい人は、甘えている人も多いと思う話。
今「辞めたい」と思いながら働いている人は、早めに辞めるべきだという話をしてきました。
ただ、僕が見てきた人の中には、
「今辞めたとしても、他の職場に行って本当にうまくいくの?」
という人もたくさん見てきました。
ちょっと厳しい言葉を使うと、正直「甘いな」と思うことも度々ありました。
確かに、飲食店の労働環境や給与は、良いとは言えません。
ただ、その中でもやりがいを見つけたり、ある程度の収入を得ることは可能です。
飲食業界の平均年収はいくら?【平均340万円。僕は600万円です】
「そもそも仕事を頑張るつもりがない」という人は、どの職場に行ってもうまくいきません。
(パワハラなど、明らかにブラックな職場はのぞきます。すぐに逃げましょう)
「人間関係がイヤだ」と言って逃げても、転職先でブラックな上司に当たる可能性もあります。
「給料が上がらないからイヤだ」と言っても、転職先ですぐに給料が上がるとは限りません。
今「辞めたい」と思っているなら、可能な限り現状を良くしてから辞めることをオススメします。
上司が苦手なら、「上司に評価されるにはどうすればいいか」を考えてみる。
給料が低いなら、「どうやったら給料が上がるか」を考えてみる。
そして考えたことを実行すれば、それが自分の実績になります。
実績ができれば、転職でも評価されやすい。
転職の際の参考にしてみてください。
今回は以上です。
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