NFTを買うときに「ガス代(手数料)」がかかるって聞いたけど、ガス代って毎回支払わなきゃいけないんですか?
NFTを「購入する時」のガス代は、毎回発生します。
- NFTを買う時 →ガス代が毎回発生
- NFTを売る時 →ガス代は、ほとんど発生しない(特殊なケースを除く)
上記の通りです。
「ガス代 = NFT売買の時にかかる手数料」。
以下のような感じで、表示されます。
ちなみに2022年10月現在のガス代は、300円〜1,500円程度。
安いタイミングだと100円ほどの時もありました。
ガス代について、本記事で詳しく解説します。
ガス代とは?
繰り返しですがOpenSeaのガス代とは、「NFTを売ったり買ったりするときにかかる手数料」のこと。
ちなみにOpenSeaで、NFTを売買する流れは、以下の通り。
メタマスクを接続してNFT、イーサリアム(ETH)を移動させるときなどに「手数料(ガス代)」が発生するんですね。
ガス代が発生する理由
なぜガス代がかかるんですか?
OpenSeaの構造上の問題です。
もともとOpenSeaは、イーサリアムチェーンというブロックチェーン技術を使用しています。
そしてイーサリアムチェーンを利用するには、「ガス代」がかかる仕組みになっているのです。
このガス代は、
- イーサリアムの需要
- ネットワークの混雑状況
によって変動します。
「イーサリアムの取引が増えるほど、ガス代が高くなる」というイメージでOKかと思います。
過去にも、
- 2020年9月ごろの「Defiブーム」
- 2021年2月ごろの「NFTブーム」
などの時には、ガス代がかなり高騰していました。
「ガス代が高くて取引できない」という事態もあったんですね。
過去のガス代の履歴は、こちらのサイトで確認できます。
「現在のガス代が安いか高いか」の基準として参考になるので、一度見てみてください。
2022年10月現在のガス代は、300円〜1,500円程度。
一時期は数千円〜それ以上かかっていたことを考えると、落ち着いていると言えそうです。
NFTを買う時のガス代について【毎回発生します】
NFTを買う時のガス代は、毎回発生します。
残念ながら、しょうがないですね。。
具体的には、
- NFTを固定価格販売で購入するとき
- オファーを、キャンセルするとき
- ETHの種類を、変換するとき(ETH→WETHなど)
に発生します。
「ガス代を安くする方法」を活用しつつ、なるべく抑えていきましょう。
NFTを売る時のガス代について【ほぼ発生しません】
NFTを販売する時のガス代は、ほぼ発生しません。
NFTクリエイターに優しい設計ですね。
例外的としては、
- 販売をキャンセルする時
- オークションをキャンセルする時
- オファーを承認する時
などにガス代が発生します。
とはいえ、普通にNFTを販売するだけなら発生しないのでご安心ください。
ガス代を安く抑える方法
ガス代を安くする方法はある?
ガス代を節約する方法は、以下の3つです。
- 方法①:ガス代が安くなるタイミングを狙う
- 方法②:ポリゴンチェーンを使う
- 方法③:ガス代以外の手数料を節約する
方法③は、ガス代を直接安くできるわけではないんですが、NFTを売買する時の「トータルの手数料」を安くする話です。
方法①:ガス代が安くなるタイミングを狙う
ガス代が安くなるタイミングを狙いましょう。
ガス代は刻一刻と変化しています。
安いタイミングを見計らって、ガス代を支払いましょう。
現在のイーサリアムのガス代は、こちらのサイトで確認できます。
- ガス代の数値:20~30 → 安い
- ガス代の数値:200~300 → 高い
これぐらいを目安に考えましょう。
高い時は、時期を改めた方がいいかもです。
また、購入する時にも「確認画面」のガス代は常に動いています。
3分ほど眺めてみて「安い」と思ったタイミングで「確認」を押すようにしてみましょう。
人気のNFTの場合は、「待っていると他の人に先に買われてしまう」というリスクもあるので、バランスを取りながら。
方法②:ポリゴンチェーンを使う
もう1つの方法は、ポリゴンチェーンを使う方法です。
OpenSeaにはイーサリアムとは別に「ポリゴン」というネットワークがあります。
以下ように表記されているNFTは、「ポリゴン」で買うことができます。
ポリゴンの売買にはガス代がかからないので、安く売買したい場合にはオススメです。
ただし、
- イーサリアムのマーケットの方が圧倒的に大きい
- イーサリアムをポリゴンに変える時(ブリッジする時)にガス代がかかる
という点には注意しましょう。
合わせて読みたい→ OpenSeaで、”ETH(黒ETH)”を”ポリゴンETH(紫ETH)”に変換する方法【ポリゴンイーサリアムの作り方】
方法③:ガス代以外の手数料を節約する
ガス代を節約するには限界があるので、「それ以外の手数料を安くする」という手もあります。
具体的には
「仮想通貨(暗号資産)の売買手数料が、安い取引所を使う」
という方法です。
コスパ重視なら、BITPOINT(ビットポイント)がオススメです。
ご自身でも手数料を比較してみて、使いやすい取引所を選んでみてください。
参考記事:【NFT投資】仮想通貨取引所の口座を、複数つくるべき4つの理由【リスクを減らそう】
まとめ
NFTのガス代について解説しました。
NFTを購入するときは、毎回ガス代が発生します。
小さな金額でも積み上がると大きな金額になるので、なるべく安いタイミングを狙いましょう。
今回は以上です。
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