職場に「働かないおじさん」がいて困っています。
やたら休憩が多くてぼーっとしてる時間が長いし、
その割に給料が高いなんて納得できません!
働かないおじさんは、”気にしたら負け“です。
ちなみに、僕は働かないおじさんを見ると、めちゃくちゃイライラします(笑)
なので、気持ちはよーーくわかります。
<働かないおじさんとは?>
期待されている仕事をせず、高い給料受け取りながら会社にぶら下がっているおじさんのこと。
「行動の特徴」としては、
- 休憩が多い
- ボーっとしている
- 無駄話をしている
- ネットサーフィンをしている
- プライベート・趣味について調べている
など。
2022年4月に株式会社識学が行った調査によると、会社に働かないおじさんがいると答えた人は49.2%だったそうです。
【“働かないおじさん”に関する調査】約半数の企業に働かないおじさんの存在を確認!?
最近では、「働かないおじさん問題」として話題にもなっています。
そんなにも「働かないおじさん」が多くいるんですね!
本記事では、そんな「働かないおじさん」について解説していきます。
この記事を読めば、働かないおじさんの実態が理解でき、どのように対処すればいいのかがわかるでしょう。
この記事を書いている僕は、
- 現在37歳
- サラリーマン経験 15年以上
- マネジメント経験 10年以上
- 上司ガチャでハズレを引き続け、うつ病診断で転職。
- 今はサラリーマンをやりながらも割と自由に生きています。
前職では、たくさんの「働かないおじさん」「働かないおばさん」と一緒に仕事していたので、苦労しました。
結論ですが、
働かないおじさんは、何を言っても働きません。
放っておくのが一番です。
以下で解説していきます。
働かないおじさんが働かない理由
なぜ働かないおじさんが存在するんですか?
それは「働かなくても稼げるから」です。
ラクして稼ぐことができるなら、誰でもそうしますよね。
極端な話、「仕事をしなくても給料あげるよ」と会社が言えば、多くの人は仕事をしなくなるはずです。
でも、本来は許されないですよね?
それが許されているのが、働かないおじさんです。
- 年功序列で、給料が保証されている
- たいして仕事をしなくても、一定の給料がもらえる
- 年上なので、周りが文句を言いづらい
結果、ろくに仕事をしなくても給料がもらえる。
会社という組織に守られて、ヌクヌクと暮らしているのが「働かないおじさん」の正体です。
周りから何と言われようが、聞いていません。
働かないおじさんが与える3つの悪影響
働かないおじさんが職場にいると、以下のような悪影響があります。
- 働かないおじさんの悪影響①:仕事の負担が、他の社員に行く
- 働かないおじさんの悪影響②:他の社員のやる気がなくなる
- 働かないおじさんの悪影響③:会社の利益が減る
働かないおじさんの悪影響①:仕事の負担が、他の社員に行く
働かないおじさんが背負うはずの負担が、他の人のところにいきます。
- 働かないおじさん:ヒマ
- 若手社員:超忙しい
という体制の出来上がりです。
勘弁して。。。
働かないおじさんの悪影響②:他の社員のやる気がなくなる
「働かないおじさんがヒマそうにしている。」
「その割に、自分よりも高い給料をもらっている。」
それを見て、他の社員のモチベーションは下がります。
そりゃあそうですね。。。
働かないおじさんの悪影響③:会社の利益が減る
働かないおじさんが高給をもらい続け、
他の社員のモチベーションが下がれば、会社の利益にも影響します。
- 仕事の生産性が下がる
- 離職率が上がる
- 結果、会社の利益も下がる
という悪循環におちいる可能性があります。
それでも会社は回る
とはいえ、「だから会社が潰れるか?」というと、すぐに潰れるわけではありません。
働かないおじさんが存在する会社は、それなりの大企業だったり、経営年数の長い企業だったりします。
だから働かないおじさんは安心だと思っているし、問題を抱えつつも会社は回っているのです。
なんだか複雑な気持ちです。。。
働かないおじさんの末路
働かないおじさんの将来は、どうなりますか?
人によりますが、年代ごとに違うのかなぁと。
40代の働かないおじさんの末路
40代で働かないおじさんになっている人は、かなりマズイです。
- 終身雇用の崩壊
- 年功序列の崩壊
をモロにくらいます。
近年は、大企業のリストラさえ当たり前。
働かないおじさんは、真っ先にリストラの対象になり、路頭に迷うことになります。
転職も難しいと思うので、かなり苦しいかと。
50代の働かないおじさんの末路
50代の働かないおじさんは、「ギリギリ逃げ切れるかな」というところ。
あと10年ぐらい頑張れば、無事に退職できる。
そのギリギリのラインかなと。
しっかりと退職金がもらえて、貯金があれば、十分暮らしていけるでしょう。
ただし、10年もあれば世界は大きく変わります。
もしも、急にリストラにあったり、定年後も働かざるをえない状況になった時、
働く気がない50代おじさんにとっては、かなり苦しい時代になると思われます。
60代の働かないおじさんの末路
60代の働かないおじさんは、定年間近。
「もう逃げ切れる」と安心しても良いのでは。
ただし、「平均寿命が伸びている」ので、しっかりとした資金計画は必要でしょう。
働くことへのモチベーションはないと思うので、心地の良い趣味などが見つかるといいですね。
働かないおじさんへの対処法
職場の働かないおじさんに、どう対応すればいいですか?
結論、放っておきましょう。
働かないおじさんを見るとイライラしてしまうので、視界に入れない方がいいです。
- 働かないおじさんを見ない
- 働かないおじさんとなるべく会話しない
- 働かないおじさんのことを考えない
などして、なるべく関わらないようにしましょう。
働かないおじさんに頑張ってもらうのは、ほぼ不可能
働かないおじさんは、ちょっとやそっとでは働きません。
唯一働く可能性があるのは、「本当に困った時」。
「仕事をしないと、給料がもらえなくなる。」
このような事態に直面すれば、さすがの働かないおじさんも働くでしょう。
でもそれは、イチ会社員がどうこうできる話ではありません。
現在の会社の仕組みで「働かなくても生きていける」のなら、
それが変わるのは「会社が大改革をした時だけ」です。
その時までは、放っておいて自分の仕事に集中しましょう。
自分が頑張ってもどうしようもないことは、考えない。
働かないおじさんは、希望にもなると思う話
働かないおじさんは、一部の人にとっての希望にもなりうると思っています。
働かないおじさんは、「仕事をしなくても、給料をもらえる」お手本です。
不労所得ですね(笑)
もちろん、褒められたものではありませんが、学ぶべきことはあるかもしれません。
「自分も、働かずに給料がもらえるかも」と考えれば、希望にもなりえます。
ニーバーの祈り
働かないおじさんに出会ってしまった時には、「ニーバーの祈り」の考え方が有効かもしれません。
<ニーバーの祈り>
アメリカの神学者ラインホルド・ニーバー(1892–1971年)が作者とされる祈りの言葉。
「神よ、変えることのできないものを静穏に受け入れる力を与えてください。
変えるべきものを変える勇気を、
そして、変えられないものと変えるべきものを区別する賢さを与えてください。」
働かないおじさんを変えることはできません。
受け入れる器を持ちましょう。
そして、変えられるもの(自分の仕事の成果など)に意識を集中しましょう。
勉強になります。
イライラするなら、転職も考えるべき
とはいえ僕は、働かないおじさんを肯定する気はありません。
昔は身近に働かないおじさんがいましたが、姿を見るたびにイライラしていました。
「こっちは一生懸命やってんだよ!」と叫びたくなることもよくありました。
どうしてもイライラしてしまうなら、転職も考えましょう。
会社は変わりません。
働かないおじさんも変わりません。
変えられるのは自分だけ。
僕も、転職してラクになりました。
働かないおじさんとサヨナラして、快適なサラリーマンライフを送りましょう。
転職を考えている方は、こちら↓。
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今回は以上です。
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