【信頼度が上がる】「ボールを持たない仕事術」実践法2選

仕事の話。

上司に「仕事では、ボールを持たないことが大切」と言われたけど、

具体的にどうすればいいかわからない。

そもそも「ボールを持たない」ってどういうこと?

シンプルに、「仕事を抱えない」ようにすればOKです。

<本記事の内容>

  • ボールを持たない仕事術とは?
  • ボールを持たない仕事術の具体例
  • 仕事では、ボールを持たない方がいい理由
  • ボールを持たない仕事術の実践法

がわかります。

 

結論ですが「ボールを持たない仕事術」は、

  • 仕事を「早く」「速く」終わらせる
  • 「判断」ではなく「決断」する

の2つを実践すればOKです。

「ボールを持たない人」は、信頼度が上がります。

この記事を書いている僕は、

  • 現在37歳
  • サラリーマン経験 15年以上
  • マネジメント経験 10年以上
  • 上司ガチャでハズレを引き続け、うつ病診断で転職。

今はサラリーマンをやりながらも割と自由に生きています。

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ボールを持たない仕事術とは?

「ボールを持たない仕事術」は、言い換えると「仕事を抱えない仕事術」です。

  • 自分の作業待ちの仕事
  • 自分の判断待ちの仕事

を、なくそうということです。

「ボールを持たない」=「責任逃れ」ではない

ボールを持たない、と聞くと「責任逃れをしている」というように聞こえます。

そうではありません。

責任を逃れるために、誰かに仕事をなすりつけるというのは、よくありません。

 

仕事における「ボールを持たない」とは、

  • 「自分の責任で仕事をキッチリ終わらせて、次の人にパスをする」
  • 「自分のボールはしっかり受け止めた上で、相手に返す」

というイメージです。

より具体的に教えてください!

お任せください。

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ボールを持たない仕事術の具体例3選

ボールを持たない仕事術の具体例①:お客様への対応編

あなたが車屋さんだとして、お客様から見積もりを依頼されたとします。

  • 見積もりを作っている途中は、あなたがボールを持っています。
  • 見積もりをお客様に渡した時点で、ボールはお客様に移ります。

つまり、

  • 自分がやるべき仕事がある時:ボールを持っている
  • お客様の判断を待っている時:ボールを持っていない

という感じです。

常に、「お客様の返事待ち」にしておく!

ボールを持たない仕事術の具体例②:上司からの依頼編

上司から仕事を依頼された時も同じです。

上司から「この書類のコピーを取っておいて」と言われたとします。

  • コピーを取り終えるまで:ボールを持っている状態
  • コピーを終えて、上司に報告した後:ボールを持っていない状態

です。

上司からの指示をすぐやって、常に「次の指示を受けられる状態」にしておく!

ボールを持たない仕事術の具体例③:部下からの依頼編

あなたが上司だとして、

部下から「この件、どうしましょうか?」と聞かれたとします。

  • 「少し考える」と言って保留にしている時:上司がボールを持っている状態
  • 「こうしよう」と決定して部下に伝えた時:上司がボールを持っていない状態

です。

「次に仕事を進めなければいけない人」=「ボールを持っている人」です。

仕事では、ボールを持たない方がいい4つの理由

なぜ「仕事は、ボールを持たないようにすべき」と言われるのでしょうか?

理由は、以下の通り。

  • 理由①:仕事がスムーズに進む
  • 理由②:信頼度が上がる
  • 理由③:時間の余裕ができる
  • 理由④:自分の気持ちもラク

理由①:仕事がスムーズに進む

ボールを持たないことで、仕事がスムーズに進みます。

 

仕事は、「誰かの仕事待ち」によってどんどん遅れていきます。

仕事に関わっている人が、ポンポンとパスを回していくことで、ゴールまで素早くボールを運ぶことができるのです。

「自分待ち」の状態を作らないようにしよう。

理由②:信頼度が上がる

ボールを持たない仕事術を続けると、あなたの信頼度が上がります。

 

仕事はスピードが命です。

「あなたにお願いすれば、すぐにやってくれる」

という評判が、信頼につながるのです。

スピードは、信頼に繋がる!

理由③:時間の余裕ができる

ボールを持たない仕事術をすれば、時間の余裕ができます。

時間に余裕がない人は、仕事を抱えすぎです。

 

ボールを持たないようにすることで、常に時間に余裕を持つことができるのです。

仕事に忙殺されている人がやるべき3つの行動と「心が軽くなる思考法」【仕事は捨てていい】

理由④:自分の気持ちもラク

ボールを持っていない方が、自分の気持ちもラクです。

  • 「自分のせいで、仕事が遅れている」
  • 「たくさん仕事を抱えすぎている」
  • 「早く仕事を終わらせないと」

という気持ちは、焦りを生み、プレッシャーになります。

ボールを手放すことで、心がラクになるのです。

ボールを持たない仕事術の実践法2選

実際に、どうすればいいですか?

以下の2つを実践してください。

  • ボールを持たない仕事術の実践法①:仕事を「早く」「速く」終わらせる
  • ボールを持たない仕事術の実践法②:「判断」ではなく「決断」する

仕事には二種類の仕事があります。

1つは、手を動かす仕事。

もう1つは、頭を使う仕事。

ボールを持たないようにするためには、それぞれの場面で最適な行動をしましょう。

ボールを持たない仕事術の実践法①:仕事を「早く」「速く」終わらせる

手を動かす仕事の場合、ボールを持たない仕事術では、

仕事を「早く」「速く」終わらせることが重要です。

「早く」「速く」?

「はやい」には、2通りの意味があります。

  • 早い:スタートするのがはやい
  • 速い:作業のスピードがはやい

です。

「手を動かす仕事」では、この2つの「はやさ」にこだわることです。

 

仕事が遅い人は、いつまで経っても仕事を始めないし、始めてもゆっくり進めています。

例えば上司に「コピーを取っておいて」と言われたときの反応は2種類に分かれます。

  • 普通の人:手が空いたらコピーを取る。
  • ボールを持たない人:言われたらすぐにコピーをしに行く。そして、どうすればなるべく早く終わらせられるか考えながらコピーをとる。

この2人に差ができるのは当然です。

手を動かす仕事は、「早く」と「速く」を意識してやりましょう。

ボールを持たない仕事術の実践法②:「判断」ではなく「決断」する

頭を使う仕事では、「判断」よりも「決断」をしましょう。

判断と決断の違いは、

  • 判断:証拠を集めて、正解を導き出す
  • 決断:考えてもわからないことを、決める

です。

多くの人が、「判断しよう」として時間を使いすぎています。

 

部下から「A案がいいですか?B案がいいですか?」と聞かれたときに、

  • 判断する上司は、「過去のデータを見て考えよう」と言います。
  • 決断する上司は、 「A案の方が面白そうだから、A案にしよう」と即決します。

 

仕事をしていく上で、「100%結果がわかること」はほぼありません。

だから「決断」が必要なのです。

 

「決断」は、「間違っているかもしれないけど、こっちに行こう」と決めることです。

仕事で「ボールを持ってしまう人」は、ずっと判断しようとして迷っているのです。

「正しい判断」より「間違った決断」をしよう。

ボールを持たざるを得ない場面

とはいえ、いつも「ボールを持たない仕事術」ができるわけではありません。

 

例えば、

  • 時間をかけて仕事のクオリティを高める必要がある
  • 重大な決定なので、判断材料を集めなければならない
  • 慎重に考える必要がある

などの場合は、時間をかける必要があります。

ボールを持つ必要があるのは、役職が上の人。

必然的に「ボールを持つ」のは、役職が上の人になります。

社長が「自分の決定によって、会社が傾くかもしれない」という決定をする時には、時間がかかります。

これは「ボールを持っている状態」です。

 

  • 仕事の質を求められる「職人のような人」
  • 重大な決断を迫られる「役職が上の人」

 

などは、ボールを持たざるを得ない時もあります。

逆に、新人は責任が少ないので、ボールをどんどん手放すべきです。

ボールを持たない仕事術で、信頼度が上がって出世できた僕の話

若い時は、重大な責任がありません。

なるべく仕事を抱えすぎず、パスを回しましょう。

 

僕自身、ボールを持たないことを意識したおかげで信頼を獲得でき出世できました。

  • お客様からの依頼は、すぐに対応する
  • 上司からの依頼も、すぐに対応する
  • 仕事を溜めない

こういうことを意識すると、周りから信頼されます。

実際、「仕事をすぐにやってくれる人」は重宝されます。

結果、出世したり、仕事が増えて稼ぎやすくなったりするのです。

「あいつに任せておけば大丈夫」と思わせよう。

ボールを持たない人は、愛される

仕事でも、プライベートでも「自分待ち」の状態を作らないことです。

 

待っている人は、不安です。

デートに誘った側は、「オーケーしてくれるかな」「いつ返事が来るかな」とソワソワしています。

 

ボール持たないのは、優しさです。

相手にボールを渡すことで、「相手がソワソワする時間」をなくしてあげているのです。

「自分待ち」の状態をなくしましょう。

ボールを持たないことで、信頼され、愛される人になることができるのです。

今回は以上です。

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